自分で作ったルアーでGTを釣ってみる
毎回GT遠征に行く前にいつもルアーを自作してGTを釣ってみたいと思い付きます。しかし準備に追われたり、他の釣りが忙しかったりして、結局作れずに出発を迎えてしまいます。これではイカン!と一念発起して、なんとかプロトタイプとなる第1作を完成させたのが2006年のことでした。
製作のコンセプトはジャリジャリ音がするGTペンシルです。当時主力に使っていたテクノガーラが既に入手困難で、後継の調達に頭を悩ませていました。ならば作っちゃえ、と。名前はジャリペン。GT釣りのきっかけをくれた同級生の好勝くんの渾名から頂戴した名前先行のアイディアです。
とはいえ、あまりスレていないポイントや高活性時にはラトル音が効く場合があること、意外にラトル入りGTルアーが少ないことから、悪いコンセプトではないんじゃないかと思ってます。
ところがラトル入りとなるとやはり他の製作上の問題が出てきて、机上の空論でさえクリアできそうになく、構想7年!の歳月を費やし、どうにか完成の日の目をみたわけです。
ジャリジャリと音のするルアー。ジャリペンと命名(プロトタイプ)
どれくらいジャリジャリ? 9sec
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さてはて実際に使って耐久テストを、と2006年GWのモルジブ釣行に持って行き、使ってみたところ、2匹のGTを釣ることができました。
決して大きくはないですが、ゲットした2本目のGT
この耐久テストでは弱点が明らかになって、製作上の注意点がいくつか出てきました。
特にステンレス線がのばされ、後ろのアイが曲がってしまった点は耐久性に大きな課題の残る結果となりました。また2日フルに使うとラトル音が小さく響かなくなってしまったことも問題です。
ジャリジャリしなくなった?使用後の音 10sec
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これらを踏まえてもっと満足のいくルアーを作りたいと思ってはいたものの、腰の重いワタクシのこと、あっという間に10年の歳月が流れ去り、5年ぶりのGT遠征が迫ってきました。
いくつかの改良を踏まえた完全版ジャリペンの完成へ向けて、今度こそ間に合わせたい(笑)と思っています。
ただこのサイトで紹介する方法はあくまで私の我流で思い付いたアイディアですので、本当に効果的なモノであるかは保証できません。試行錯誤の記録と思って下さい。
記述した方法通りに作ってGTにバキバキにされても当方では責任を負いかねますので、その点はご了承願います。
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