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真鯛釣り奮闘記

真鯛専用竿と電動リールに魂を入れよう!

2005-04-02

 2005年4月2日、神奈川県松輪の瀬戸丸に真鯛釣りに行ってきました。3月13日にも同じ松輪江名港から出港する成銀丸へ行ったのですが、真鯛には逢えませんでした。
 船宿の情報を見ても前回から随分調子が上がってきたようで、いよいよのっこみの時期到来か?と再びお師匠よりお誘いを頂きました。

 前日の帰宅が遅くなったこともあり、朝5:00前に現地に着きました。お師匠の方が早く到着し、席順の番号札を取って頂きました。ありがとうございました。
 おかげで左舷大ドモに入ることができ、周りに迷惑を掛けずにすみそうだ、と一安心です。いざ第21瀬戸丸に乗り込んでみると、大きくて綺麗な船にはお客さんが全部で5人。左舷側はお師匠と僕の二人だけで、ゆったり釣ることができました。
 まだのっこみの爆発には早いと思われているのか、意外とお客さんが少なくて驚きました。

贅沢
左舷はお師匠と僕の二人だけ。ゆったり釣れました。

 陸で準備をしている頃から、冷たい北の風が少し吹いていました。沖に出てもやっぱり吹いていて、ビギナーの僕には注意が必要な感じでした。雲はややかかっているものの、天気自体はよくて、ポイントへ向かって船が走っている時から一投目から釣れるんじゃないか?と根拠の無い楽観的な予想をしていました。

 少し走ってポイントに到着すると釣り開始です。期待を込めてビシを投入すると早速来た!お隣りさんに。一投目から釣れる予想は当たっていたのにねぇ。

 するとすぐにお師匠の呼ぶ声が。振り向くとお師匠も真鯛を釣り上げています。誰より早く投入したのに、どうして僕のハリだけ避けられちゃったんでしょうか?

 この朝の絶好調時に僕の竿にアタリはありませんでした。その後は淡々と時間が過ぎていきます。朝だけだったのかな?と思い始めた頃、お師匠が2枚目を釣りました。

うむ。これで
電動リールと真鯛専用竿の雄姿。

 しかし後が続きません。今日はポツポツと釣れる日なのかなぁ?などと思っていると、ポイント替えを数度繰り返した後、船長からここは上からやってみて(水面から水深を測ること)。55mから(コマセを振って)51mくらいまで上げてきて。とのアドバイスがありました。
 するとすぐにお師匠に3回目のアタリがきました。

あっちはどうかな?
第18瀬戸丸も近くで釣りしてました。

 このアタリは残念ながらバラしてしまったそうですが、指示棚通り食ってきたよ。クッション1m、ハリス11mの長仕掛けだけどとアドバイスを頂きました。
 そこでハリスを11mと長くして投入し、指示棚通りでコマセを振って待つと、早速グンと竿先が引き込まれました。

 竿を持ってあわせるとググンと魚の引きが伝わってきます。柔らかい竿ですのであまり感触がぼやけてしまうのですが、たまに弱いドラグから糸を引き出して走って行きます。
 50mをゆっくり巻き上げてビシを取り込み、ハリスを手繰ると、ギラリと青く光る魚影が見えました。お師匠にタモ取りしてもらったのは45cm、1.4kgの真鯛でした。

やったー
今年初の真鯛ゲット!

 この真鯛を釣ったのが10時30分頃だったと思いますが、この他は明確なアタリもなく、すっかり潮風に吹かれてクルージング気分になってしまいました。そのまま何事も起こらず沖上がりの13時30分になってしまいました。
 唯一のチャンスをどうにかモノにできて、ああ良かった、というところでしょうか。

パチリ
船宿の前で撮ってもらいました。

 港に戻って片付けをした後、瀬戸丸の宿に行って検量と記念撮影をしてもらいます。常連さん達の話をのんびり聞きながらサービスのウドンを頂きました。穏やかないい雰囲気の宿でしたね。

さすがの釣果
お師匠のクーラー。唯一2枚獲って竿頭。さすがです。

 翌日3日の夕食は真鯛尽くしでした。半身を塩焼きにして、もう半身は刺身と鯛茶漬け。アラはダシを取って味噌汁を作ってからアラ炊きにしました。
 やっぱり自分で釣った鯛は旨い!アラ炊きは食べきれなかったので4日以降に持ち越しです。むしろ一日くらい置いた方が煮汁が染みて旨いことでしょう。

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