福島でバスバギング

サケ釣りの後にダブルヘッダー

2005-11-05

　請戸川でサケ釣りを楽しんだ後、近くの溜池に寄り道しました。昨年、一昨年と様子だけは見ていたのですが、チャンスが無くて竿を出していませんでした。この日も15時頃に池に着いたので釣りのできる時間は短いのですが次に釣りができるチャンスは一年後だろうと思い、なんとかフロートチューブを出しました。

道具

ROD：FLa DE Ba FDB6367 6'3" #6-7(TIFA)
REEL：CompO' REEL46(Fisker Holding)
LINE：DT-7-F(Cortland)
LEADER：Braded Leader 5' Floating(TIEMCO)
TIPPET：Solaroam2 Bushrunner 14lb 1.5'(TORAY)
FLY:Bassbug,Popper

　準備を整えると15時半です。１時間半くらいしかできないなぁと覚悟しつつも入水します。小規模なダム並みの広い溜池です。

画面右に見える奥の堰堤からエントリーしました。

　ガマカツB10Sの#2フックに巻いたバスバグを結んで、岸際を撃っていきます。２度目の使用になるフラデバは時折力が抜けてしまうミスキャストがありました。短いカーボンロッドのせいかロッドに力が掛かって飛んでいくタイミングを獲るのがやや難しいようです。手首を積極的に使ってやや早めにタイミングを取り、コンパクトに振るといいような気がしました。DTを使っていたせいかロングキャストは難しいです。ショートキャストでピンスポットをポンポンと狙うとカバーの奥の良いトコロにスポスポ入ります。竿の軽さとあいまって気持ちいいです。

　時間が無いと思うと早々に結果が欲しいのですが、バスからのご挨拶はなかなかありません。すると焦ってポッピングやアクションも次第に早くなっていきます。
　ダメかなぁ？と思い、ふと太陽の方向へよそ見をしているとガボッと出ました。慌てて振り返りながらあわせるとバスが掛かりました。

殺気を消した結果？とにかく一匹釣れました。

サイズを測ってみると30cmに少し足りないくらいでした。

　夕闇が迫り、焦ってきてアクションのスピードが早くなっていたのかも知れません。よそ見で出たということは…とゆっくり誘うようにするとバスが出てくるようになりました。
　ところが今度は次々とすっぽ抜けが頻発します。出てくるバスのサイズが小さいのかなぁ？などと思いつつ、５～６発連続で抜けてしまいました。

　どうやらキャストは素早く小気味良く、アクションはゆったりねちっこく、アワセは早めにというのがこの日のテンポだったようです。しかし太陽がドンドン落ちて行く中、このようなメリハリを付けるのはなかなか難しかったです。
　そんな中ゴボッ！と良い音をさせて出ました。これは！と早めにあわせ、寄せてくると40cmは超えていそうななかなかのサイズです。ヨシヨシと開いた口を掴もうと手を伸ばした途端バシャン！とジャンプ。バラしてしまいました。

溜池にしてはなかなか雰囲気のあるところでした。

　そんな感じの繰り返しで、出るだけやバラシを含めると10回以上は出ているのでしょうが、暗くなってきてもなかなかアガリ一本が釣れません。真っ暗になっちゃうけどこのままでは帰れないと粘っているうちに、ピンポイントキャストも出来なくなってきました。

　こういう時のためにと作った夜光塗料ポッパーを結んで、ヘッドライトで照らしてから、ブッシュの近くと思われる辺りにキャストします。ポコポコと派手目に音を立てますが、いいポイントに入っているのかどうか分からなくなってきました。
　そろそろもう一回ライトを当てようかな？と思った頃、ゴボッ！と音がしました。

電池切れでフラッシュがつかないので、ヘッドランプを照明に撮影。

　もはや夜釣りだな、と耳で音を聞いてあわせると無事フッキング。鷲づかみにランディングすると30cmくらいのバスでした。
　これで納得。池の半分も回っていませんので名残惜しい気持ちもありますが、池から上がりました。

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