ブラウントラウトをサイトで獲る釣りに挑戦
大学時代の同級生である福田賢一くん利恵さん夫妻がニュージーランドに移住してはや数年。毎年行こう行こうと思いつつ、なかなか実現できないでいました。2005年には慧駕(けいが)くんという男の子が生まれ、パパとなった賢一くんは博士論文を提出し、来年以降はニュージーランドにいるか分からないと言う程、大きな出来事が続きました。
こうなるともう賢一くんとのんびりNZで釣りをするチャンスが残り少なくなってきたと言わざるを得ません。実は昨年の段階でこういった話は聞いていたのですが、やっぱり都合が付かなくて…。しかしグダグタ言ってる場合ではありません。多少無理でも何でも行ってしまわないといつまで経っても行けない。後悔する前に行っちゃえ!と思い切って決めてしまいました。
しかしNZ渡航へ向けて動き出したのが遅かったため、希望通りの日程では飛行機のチケットに空きがありません。26日まで待って結局30日出発、6日帰国の便になってしまいました。8日が成人の日ですので大型連休にできるチャンスだったのですが、皆考えることは同じようです。
今回の目標はサイトフィッシング(目で魚を確認してから釣る)でブラウントラウトを釣るNZスタイルに挑戦!とおきまして、サイズはあまり欲張らず20インチ(約50cm)オーバーとします。充分欲張っているという声も聞こえそうですが、聞くところによると平均サイズがこんなものとか。特に、これまでニンフをほとんど使ったことがないので、ニンフで釣ってみたいところですね。
しかしチケット手配中に行けるかどうか分からないと勘違いしていたため、全然準備をしていませんでした。ここから大慌てで準備が始まります。いつものことですが、いつものように今回も深く反省です。準備は早めに取り掛かりましょう。
年末のお休みが始まった29日にパッキングして、30日の昼過ぎに出発し、約12時間のフライトを経て、31日の昼過ぎに無事ダニーデン(Dunedin)空港に到着しました。
賢一くんとけいがくんが空港まで迎えに来てくれて、そのまま釣具屋さんに行こうとしたのですが、31日は日曜日とあって休みの店が多く、Rebel Sportという大型スポーツ・アウトドア用品店に寄り、入漁券とフライを購入しました。
入漁券は1日NZ$18.5でした。これを4日分購入します。NZ1$は1月8日時点で調べると約81円でしたので、1日約1,500円程ですね。
フライは出発前にほとんど巻けなかったので、ゴールドビーズのヘヤーズイヤーやフェザントテイルなど、ドライではアダムスなどを購入しました。
買い物も終わると福田家へ。奥さんの利恵さんとも久しぶりのご対面です。スーツケースを開いて明日からの釣行に備えます。
元日は店が閉まっているので、明日以降の釣りのための食材を近所のスーパーマーケットに買出しに行きます。夕食に年越蕎麦を頂いて、この時期のダニーデンは夜10時頃まで明るいので、近所の貯水池まで散歩に行き、家に帰ってきてのんびり近況などを話しているうちにたちまち年が明けてしまいました。明日も早いことですし新年の挨拶もそこそこに就寝しました。
その2へ続く
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