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念願叶って初のツ抜け

22枚！通った甲斐がありました

2007-07-01

　昨日に続いてまたもや道満河岸釣り場へ行ってきました。今日もまたあきらめません。10枚釣るまではの精神で、朝6時過ぎに到着しました。
　昨日のカッツケ釣りが新鮮で面白かったことと、昨晩に雨が降ってずっと曇りが続いていること、昨日底釣りがあまり芳しくなかったことを考慮して、この日はカッツケ釣りから入ってみます。日曜は朝から釣り人が多く、時間が経てば移動もままならなくなると思いますが、そういった混雑の中でカッツケ釣りで釣れるのか試してみたいと思っていたのでした。

　釣り座は東桟橋の南桟橋寄りにしました。相変わらず中桟橋は人気で6時過ぎでもほとんど埋まっていました。東桟橋の中でも人がまだ入っていないところにして、他の人が来るまでにドンドンえさを打って、一気に寄せてしまう腹積もりです。

　昨日はGTSの単品を50回程練り込んでえさを作りましたが、まとまりが悪くてえさを丸めるのが難しかったです。今日はGTS＋特Sでえさを作ってみます。しっとりする感じの特SのおかげでGTS単品よりずいぶんまとまり易くなりました。
　ウキ下は約30cmにして釣りスタートです。上ハリスが15cm、下ハリスが23cmですので、水面下約50cmを狙うことになります。

　えさをドンドン打って行くのですが、なかなかサワリが出ません。15投くらいしたところでチコっとさわりが出ました。さぁ！これからだ！という時に右隣に人がやってくると、サワリが無くなってしまいました。物音を警戒しているのでしょうか？これで警戒されるのでは、カッツケは厳しいかも？

　右隣の人が座って準備を始めると物音が出なくなり、サワリが出始めました。しかしウキがすんなりなじんで、戻る途中でモヤモヤと動きます。昨日のようにウキがなじみ込む前に魚がさわってきません。カッツケというよりは超浅ダナの宙釣りですねぇ。
　そろそろビデオカメラをセットしようかな？と思った矢先に、ピュッとウキが勢いよく沈みました。思わずあわせるとギュギュっと糸を鳴らしてへらが走ります。おぉ！ずいぶん元気のあるヤツじゃん！

今日の第1号！（6時50分）

　続けて釣るぞ！とビデオを回し始めると左隣におじさん二人組が、カートをゴロゴロいわしてやってきました。大きな声でここでいいよなどと言ってガサガサ準備を始めました。もうちょっと静かにできないかなぁ？短竿で浅ダナ狙ってるのくらい見れば分かるだろうに。
　これでまたもやサワリがなくなってしまいました。単に1枚釣って魚が散っただけかも知れませんが、日曜の朝は魚が警戒しちゃうのでは？という疑念が払えません。

　左隣の二人組が座って準備を終える頃、ようやくサワリが戻ってきました。朝イチでドカッと寄せちゃう作戦はあえなく失敗となりました。
　左隣の二人組はタナ1～1.5mくらいと、この釣り場ではやや深めを狙うようです。直接バッティングはしないようだと思っていると、なじんだウキが上がってくる最中にピュッと沈んで2枚めが釣れました。

　水面に樹が写り込んでいる（釣り座選択の失敗！）ことと、小さいウキが沈没気味でさらに小さいため、ビデオカメラをアップにするとウキにピントが合いません。いつもよりひいて撮ったため、ウキの動きが見難い映像になってしまいました。

動画

4枚のへらぶなゲット編　4min22sec

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　約30分に1枚のペースで釣れてきます。ウキはモヤモヤ動くのですが、全てなじんで戻ってきてからのサワリやアタリです。やっぱりカッツケと言う程、表層には寄ってこないようです。なじんでからではカッツケ用のウキだと小さ過ぎで使い難いです。
　どうやらえさを大きめにすると反応が良いのですが、ウキが沈没しちゃうとアタリが取れないので、もう1サイズ大きいウキが欲しくなってしまいました。嗚呼、こうして道具が増えていくのね…。

　ふと気が付いて辺りを見回してみると、釣り場はすっかり満員です。やっぱり日曜日は混むんですねぇ。今から釣り座を変えようと思っても空きが見つからないんじゃないかしら？

予想通り、たくさんの釣り人が来ていました（8時21分）

　このまま同じ約30分に1枚のペースで10時過ぎまでに8枚のへらを釣ることができました。よっしゃ！自己タイ記録じゃ～ん！これなら今日こそツ抜けもイケるでしょ？と期待も高まります。

動画

3枚のへらぶなゲット編　3min54sec

2007.7.6修正しました
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　この後、ツンと沈むいいアタリが出なくなってしまいました。両隣でも見える範囲でもあまり釣れていません。10時を回って釣れない時間帯に入ってきたようです。とうとうビデオカメラのバッテリーも切れてしまいました。

　天気自体は水面に小さな雨の波紋が見えることがあったくらいの曇りでした。深いタナでは苦戦したのか、左隣の二人組はあれこれ話をしながら探っているうちに、ウキ下が50cm程になっていました。ダンゴじゃ食わねぇとかトロロのセットだよと言いながら、この頃から僕よりペースがよくなってきたようです。

　11時35分に自己新記録となる9枚めを釣りましたが、さらにアタリが遠くなっていくようです。お昼ゴハンを食べてノンビリ休憩した後、これまで底釣りに使ってきた全長23cmのウキを使って、ウキ下50cmを狙ってみました。
　これがモヤモヤと動くのですが、ツンと入るいいアタリが出ませんでした。お隣の二人組は午後になって良くなってきたねぇと話しているので、単純に時間帯やえさの問題だけではなくて、もしかしたらウキが大き過ぎるのかも知れません。午前中はカッツケのウキで釣っていたわけだし…。もしかしてここのところの底釣り不振もウキが大き過ぎただけかも？

　さてはて、たっぷり2時間釣れない時間帯にハマってしまいました。13時過ぎに右隣のおじさんが帰ったところで、もう一度朝と同じ仕掛けで浅ダナを狙い直すことにしました。人が減って警戒が解けたのか、13時36分に久しぶりのへらぶなが釣れました。釣れない時間が長く続いたせいで、釣った匹数が不確かになってしまいました。待望の10枚め？だよね？分からなくなっちゃった。ま、いっか。

　そこから1時間、また釣れない時間帯に突入しました。左隣の二人組は14時頃に引き上げていきました。午前：午後で7枚:7枚と8枚:6枚だった、と話していたので、僕が釣れなかった時間に好転したようです。ふ～む。トロロのセットってどんな釣りだろう？今度試してみようか。

　さて両隣がいなくなって、再びこちらも好転してくれるといいなぁ…と思っていると、時折左から風が吹くようになってきました。ただでさえ見難い小ウキなのに、水面が波立つのでは釣りになりません。右へ5m動いて、竹枠の右側に席替えしました。

　ここからセッセとえさを打っていきます。ガンガン寄せて遅れを取り返さなきゃと投入のペースを上げると、しばらくしてウキにサワリが出始めました。ヨシヨシと思っていると、14時24分にいいアタリが出て、11枚めを獲ることができました。
　ここから次第にペースが上がっていって15時46分までの2時間ちょっとで8枚のへらぶなを釣りました。中には初めての連続ヒットもあって満足いく状況になりました。

14時30分から17時前までで13枚のへらぶなが釣れました。

　ウキがなじむ前にさわることもなく、やはりカッツケと呼べるような状況にはなりませんでした。途中でえさのGTSが無くなってしまったので特Sの単品で釣ったのですが、この変更はあまり関係なかったようです。もしかしたら特Sがへらぶなの上ずりを抑えるような効果を持っていたのかも知れません。
　午前中と同じくやや大きめのダンゴの方が良くて、きちんとウキがなじんでから返る途中のいいアタリが連発したので、アタリはカッツケより分かり易くてイイ釣りでした。それならそれで沈没するようなカッツケ用のウキじゃなくて…という不満が残るんですけど。

　いいペースで釣っていたのですが、途中でハリスが無くなってしまい、現場でハリを結び直したせいで、時合を潰してしまいました。事前の準備が肝心なのね～。焦るとハリ結びが余計にうまくいかなくなってモタモタしてしまいました。このため寄せ直しになり、45分ほど釣れない時間を作ってしまいました。

　再び釣れ始めたのは終了も近い16時30分頃でした。ギリギリまで粘って4枚を追釣して、合計22枚のへらぶなが釣れました。よかった～！目標のツ抜けを大きく上回ることができました。

終了間際に釣れたアガリ一枚（16時51分）

反省と課題

• これまでジャミが酷かったが、へらが寄ると少なくなった
• 混雑するとへらはカッツケの表層までは浮かないみたい
• 表層じゃなく50cmくらいだった。分かり易いアタリが出た
• やっぱりウキは重要。もう少し大きい超浅ダナ用ウキが欲しい
• 底釣りでも小さい20cmと17cmのウキを試してみたい
• 宙と底の判断基準が分からない。試してみるしかないのかな？
• カッツケから底までタナに対する考え方の整理と経験が必要
• 釣れない時間帯の克服が課題だなぁ
• これまで両ダンゴでしか釣ってないが、いずれセットが必要になる？
• 雑誌にトロロ特集が載ってた。宙と底の整理が見えたら試してみたい

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