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ウドンセット苦闘の旅
野田幸手園はどうでしょう?

念願叶ってツ抜けを達成!良かった…

2007-11-18

 昨日道満河岸釣り場でわずか3枚という貧果に終わったので、このままでは終われないと野田幸手園に行ってきました。あちらが良くないからこちらというのは上達への道ではないことは承知の上なのですが、それでも行かずにはいられないのが下手の横好きというヤツです。

 9時頃に家を出ると、10時頃に現地に到着しました。ざっと見ると桟橋は人で埋まり、入り口の外にも車が駐めてあります。もしかして大混雑?と中に入ると駐車場は奥しか空いていません。
 事務所で料金を払って、どんな釣り方がいいですかね?と尋ねると、メーターダナのウドンが一番カタいね。9尺くらいで充分だよとのこと。うむ、今日こそある程度の結果を出したい。目指すはツ抜けだ、と決意も新たに桟橋に向かいます。

 事務所前の桟橋が奥(西)へ伸びるように組み替えられています。ボート釣り場へ向かうに従って人が少ないので、入り口から5本めのE桟橋の中程に入りました。

こんな感じです
釣り座からの景色

 準備に取り掛かります。竿は8尺。道糸0.8号、ハリス0.4号7-30cm。上バリは改良ヤラズ5号、下バリ同3号です。ウキはリコーサーバンス社製さみだれシリーズのハイテクトップ浅ダナ用6号です。
 ウキ下はメーターダナとの情報ですが少し深めの約1.5mで始めます。たくさんの人が入っていること、天候が良いことから深めと踏んで、状況次第で上下を探ることにします。

 えさは今日もパワーXがメインですがブレンドを変えます。昨日の道満河岸釣り場と違って水深があるので、深いタナまでバラケが届くようにペレットを入れます。
 粒戦50ccを水100ccに5分ほど浸しておき、パワーX:GTS:特Sを300cc:150cc:50ccで混ぜた中に入れてしっかりかき混ぜます。また5分ほど放置し、最後に握り込むように5回ほど練り込んで仕上げました。
 今回食わせえさは力玉を使ってみました。通常の白いものの他に黄色いタイプのもの(わらび職人入り?)が売っていましたので、使い分けてみたいと思います。またこれまで通り感嘆2も作って用意しておきました。

 とても良い天気で陽差しが暖かく心地よいです。風は緩やかに正面から吹いてきますが、釣りに障る程ではありません。準備が終わって第1投を振り込んだのは10時30分頃でした。
 最初はトップ1目盛り残しでなじむバラケえさの練り方、えさ付けの仕方を探ります。大体良い感じになったら今度はえさの打ち返しです。バラケが抜けたらすぐに上げてせっせとへらぶなを寄せます。

 なかなかサワリが出なかったのですが、11時15分頃、ウキがモヤッと動き始めました。へらが寄ってきたワイと撮影開始です。ところがサワリも少しだけで止まってしまい、あまりウキが動きません。ようやくサワリが目立ち始めたのは12時前でした。
 やっとアタリが出始めたかな?と思った12時18分、いきなりズボッと入ってへらぶなが釣れてきてくれました。釣ったという感じには遠いですが、何にせよ今日の第1号です。良かった良かった。

動画

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ズボッと入りました編 1min8sec

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 ようやくヤル気のあるへらぶな達が寄ってきたようです。次の1投ではウキがあまりなじみません。誘った後にツン!と引き込んだ2枚めがぎゅん!と竿を絞ります。連続ヒットです。やった~。

動画

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2枚めが釣れました編 1min9sec

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 これは絶好調になってきたかな?と思うものの次が続きません。アタリは出るのですがなかなかハリ掛かりしないのです。魚がかなり寄ってきたのでしょうか。ウキがかなりピョコピョコ動きます。
 そこで魚の上ズリを防ぐため粒戦をそのままパラッと振りかけます。重い粒が早く下へ沈んでいってへらぶなの上ずりを止めてくれないかな?との目論見です。
 またわらび職人入りの黄色い力玉はやや重くなるとのことですので、こちらに切り替え、ウキのトップが1目盛り残しで、あるいは沈没するくらいなじむように心がけてえさを打ち返すと次第に落ち着くようになりました。この効果があったのか、30分ほど経って3枚めがきました。

 ウキが左へ少し流されていたので、ピントが合わなくなっていました。とても見れた映像ではなかったので3枚めの動画はありません。2節ほどをツン!と引き込むいいアタリであわせると、久しぶりにズシッと魚の重みが乗りました。無事に取り込んで記念撮影をしようとすると、バタバタっと暴れてぴゅ~んと逃げていってしまいました。元気なへらぶなでした(^^;)。

あ~っ!
3枚めのへらぶな、遁走!(12時50分)

 気を取り直して次の1投を振り込むと、ツン!と綺麗なアタリが出ました。また連続ヒットとは調子があがってきたかな?と気を良くしていると、スポッとハリが抜けてしまいました。スレだったかな?とえさを付けて振り込むとなんと3投連続のアタリです。どうやらゴッソリへらぶなが寄ってきたか?

動画

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4枚めが釣れました編 1min18sec

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 ウキの周りに泡付けが出るようになってきましたし、誘う前にいいアタリが出るようになったので、かなり良い状態になってきたようです。次の5枚めが釣れたのは程無くの13時3分ですから、いろいろな要素がうまくハマったのでしょう。

動画

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5枚めが釣れました編 2min8sec

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 この動画でも分かるようにウキはすんなりとなじみ、えさが溶けてウキが浮き上がってくるペースがゆっくりになってきました。粒戦投入の効果に加え、GTS・特Sといった麩えさが経時変化で少し締まってきてエサ自体が重くなり、あまり溶けなくなったからではないかと思います。
 バラケも抑えぎみになってちょうどへらぶなが寄ってきてウドンを食べ易いようになった?とはいえ狙ってこの状態を作り出せたわけではないので、たまたまうまくハマったようです。

 その証拠にちょうどバラケえさがなくなってしまって、新しく作り直したらかなりバラケるえさになってしまいました。へらぶながバラケえさを襲うようになり、ウキがなじまなくなって釣れなくなってしまいました。スムーズで流れを切らないえさの作り替えも今後の課題ですね。
 そんな状態で四苦八苦し、20分くらい後の13時26分に6枚めのへらぶなが釣れるのですが、この有り様です。

動画

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上バリに食ってきました編 1min26sec

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 ここで次の手段として下ハリスを25cmに詰めました。バラケのダンゴに食ってくるくらいなので、あまり食わせえさから離れていない方が良いのではないか?との判断です。
 ハリス寸を変えてすぐに7枚めのへらぶなが釣れました。まだまだウキのなじみが浅いのですが、少し良くなってきたようです。

動画

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7枚めが釣れました編 1min17sec

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 うむ。下ハリス25cmにしても釣れるなぁ。今日は状況が良いんだろうなぁと思っていると、水面へ浮いてきて漂う麩えさを目当てにカモがお食事にやってきて水が入ります。

ジャマだよ~
ジャマしないでよ~(13時40分)

 思わぬお客にジャマが入りましたが、えさをドンドン打っていきます。先ほどより出ていた泡付けがドンドン出てくるようになってきました。さぞかしたくさんのへらが寄ってきているか、はたまたレンギョでもやってきたのか?という泡がウキの真下からあがるようになってきました。

動画

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アタリもなく食ってました編 1min52sec

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 カモから10分ほど経った13時53分でしたが、落ち込みでソレっぽいアタリが出ているのを見送った割にははっきりしたアタリが出ませんでした。あの大量の泡付けの下はいったいどうなっているのかしら?
 その後すぐの13時59分に9枚めを追加し、いよいよ念願のその時がやってきました。14時5分ですから、ここは調子よく一気に勢いでいってしまった感があります。

動画

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ウドンセットで念願のツ抜け編 1min34sec

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 ズボッ!と引き込んだアタリをあわせるとギュギュッと糸を鳴らして強烈に走っていきました。銀色に輝く新べらを無事取り込んで、ようやくのツ抜け達成です。ここまで長かった…。

 これでホッとしたわけではないのでしょうが、次第に泡付けも少なくなり、アタリも途切れがちになりました。後から考えると群れが回遊してきた時にバタバタッと釣れて、また寄せ直し…、そんな日だったような気がします。
 体高のある男前のへらぶなが糸を鳴らして竿を引き絞ってくれたのは20分くらい後の14時21分でした。

動画

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11枚めが釣れました編 1min24sec

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 この後バッテリーが切れてしまい撮影終了です。今回は良い映像がたくさん撮れました。記念撮影の際にもう少し向こうにへらぶなを差し出しておけば、全体がバッチリ映ったのに…と気付いたのは編集する時でした。今後は確認しながら撮らないといけませんね。

 釣りの方はといえば、泡付けは少なくなってきたとはいえ、相変わらずポコポコ浮いてきます。モヤモヤとウキが動く割にはハッキリとしたアタリが少ないので、さぞかしえさが揉まれているコトだろうと、えさを重くすることにしました。
 粒戦50ccに水100ccは変わりませんが、特Sに変えてペレ道を入れます。パワーX:GTS:ペレ道を300cc:150cc:50ccです。このえさは経時変化で指にまとわり付く、ネバつくような感じになりました。まとまりも少し悪くなりました。わずか50ccの特Sと替えるだけで結構違うものなのですね。

 このえさがあまり合っていなかったのか、ツン!と引き込むアタリがなかなか出ません。上ずっているのかとウキ下を1mまで浅くしてみても状況は変わりません。そうこうしているうちに15時になりました。
 あと1時間、太陽も傾いてきたなぁと思っていると、急に北から強い風が吹き出しました。これまでわずかな風が北や南と向きを変えて吹いていただけだったのに、いきなりあっという間に冬の強い風が、水面を波立たせるようになりました。

 帰宅してからニュースを見ると、これが木枯らし1号だったとか。いきなりの天候急変でへらぶなもびっくりしているだろう、と下ハリスを40cmに伸ばし、ウキ下をチョウチンの約2mと深くして食い渋りに備えます。
 寄せたへらぶなは簡単には散らなかったと見えて、少ないながらも泡付けが出てくるのですが、ウキがとても見難い状態です。波立つ水面の間に揺れるウキを見つめて、アタリを捕らえることができたのは2回だけでした。

よしよし
12枚め(15時21分)

キター
13枚め(15時49分)

 13枚めを釣って、これをアガリ1枚にしようかとも思いましたが、ふと見るとビンから出していた力玉が1ダースほど残っています。これを打ち切って終了にしようとえさを振り込むとアタリが出るではありませんか。
 もう1投もう1投と続けるうちに力玉もなくなってしまい、ついにはオカユポンプに入れっぱなしだった感嘆2までひっぱり出す始末。相変わらず往生際が悪いのです(笑)。

 場内放送が終了を告げた16時にツン!と沈んだアタリをそれっ!とあわせると、ググッと魚が走っていきます。よっしゃ!これでアガリ1枚だなと周りをキョロキョロ見回しながらへらぶなを寄せてくると、無情にも肩口へのスレでした。なんだぁスレじゃ~んと最後のへらぶなを放してやって、今度こそ正真正銘の終了と相成りました。

今日の反省と感想

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