オトナの夏休みの宿題は30年来のターゲットに挑戦
ケンイチくん宅に泊めてもらった翌16日(土)朝5時過ぎに起き、出発します。目的地はもちろん彼がライギョを目撃した池です。ほとりに到着したのは7時前でした。早速準備をして池を覗き込むと、そこはさながら畑のような景色でした。
水生植物が水面を厚く覆っており、とても魚が出てこれないくらいです。切れ目とポケットを狙うくらいしかできません。わずかなポイントをフロッグで攻めたら池の反対側へと移動します。
さらに場所を移動してコンクリの高い足場の上からルアーを投げていきます。ケンイチくんは持っている唯一のルアーであるメドウマウスに結び替えて、キャストを始めます。付いているフックの軸が細いので、魚が掛かると折れそうだな…と思っていたのですが、ラトル音がカラカラと魚を誘ってくれそうな気もしたので、何も言わないでいました。
足元でバフッ!という音がしました。ケンイチくんにチョンチョンやってみ?と促して、足元で誘ってみます。
水面に出ました編 22sec
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出ましたが、残念ながらフッキングしませんでした。メドウマウスにはフッキングに難点があるかも。
しばらくした後、再び足元でバフッ!と音がします。ケンイチくんが音のした辺りにルアーを投げてみると…
飛びついてきました編 32sec
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またもやフッキングせず。僕もフッキングさせたことがないので、なんとも声の掛けようが分かりません。
この後、大塚Aくんが合流し9時過ぎまで3人で頑張ったのですが、魚は出ず、場所を替えることにしました。
2番めに行った池はかなり減水しているようで、カバーはやや薄めでした。ライギョの姿を探しましたが、岸際にチビギルがいるのみでした。
3番目の池にはへらぶなを放流している看板が立ってました。こういうところはへらぶな関係者がライギョの存在を嫌うのであまり期待ができません。池の奥の方によさげなカバーがあるので、頑張って藪漕ぎしたのですが、ライギョの気配はありませんでした。
この池でちょうどお昼になってしまったので、道中で見つけた新規開店のラーメン屋でお昼ゴハン&作戦会議にします。作戦会議の結果、海へ行くことになりました。あまりに暑くてライギョへのモチベーションが保てない…という雰囲気になってしまったのでした。
途中の釣具屋さんでえさや仕掛けを購入する際に、店員さんにライギョ釣れるところないですかね?と情報収集したのですが、最初に釣りをした池を紹介されるのみで、収穫はありませんでした。
海では結局お昼寝になってしまいました。夕方16時になったところで、再びライギョ探索の池巡りに戻ります。
夕方に廻った最初の池は、時折フナが跳ねるだけで、カバーも少なくライギョの気配はありませんでした。池の端に折れたルアーロッドが落ちていましたので、ブラックバスを狙う釣り人は入っていたようですが。
二つめに廻った池は、ほぼ全域をヒシモが覆う雰囲気の良い池でした。今日一番いいんじゃない?とルアーを投げます。
池中央部のポケットを中心に投げ、ヒシモの上に乗せるようにルアーを引っ張ってくると、ヒシモで覆われた水面がユラッと揺れます。何か居る?と思ったら、ルアーに近づきながら再び水面が揺れました。何者かがルアーを狙ってる!と注目すると、ルアーの脇5cmほどに謎の生物が飛び掛ってきました。
下手くそ!ちゃんと食え!ともう一度ルアーを投げると、再びUMA(未確認生物)が水面を揺らして間合いを詰めてきます。
もう僕の頭の中にはジョーズのテーマが流れています。ズンズンズンズン…♪とにじり寄ってくる気配に息を詰めていると、またもやルアーの脇5cmに襲ってきました。あ~!ダメじゃん!
結局暗くなるまで頑張ってルアーを投げたのですが、再び生物がにじり寄ってくることも襲い掛かることもありませんでした。大塚Aくんに言わせるとそれはカエルだよとのコトでしたが、ライギョが出ても不思議ではなさそうな雰囲気のある池でした。
釣り終了後、晩ごはんを食べて明日の予定を話します。ケンイチくん、大塚Aくんは明日はライギョはもういい。海に行こうとの意見です。真夏の暑い盛りに、これ以上僕の道楽で引っ張りまわすわけにもいかないので、二人には海に行ってもらい、僕は予定を一日繰り上げて帰省することにしました。
ケンイチくんの家に寄って荷物を片付け、発送の段取りを付けたら、最終の新幹線で大阪へ向かいました。
暑かったけど楽しい一日でした。またライギョ探しに行こうっと。どなたか耳寄りな情報をお持ちでしたら、ぜひ教えて下さい。馳せ参じます。
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