あれこれ試してウドンセット修行の巻
来週14日(土)の例会を前にO氏とともに清遊湖へ試釣に行ってきました。
現地に着いたのがちょうど6時頃でした。事務所で料金を払って桟橋に入ると、今日はどうやら奥の方から埋まっているようです。釣り座は中央桟橋の事務所側、渡り桟橋より2/3辺りの北桟橋向き、バッキ近くにしました。
天気は曇り。この週は雨が多く前日も雨でしたが、予報では回復の方向で昼頃は晴れる、とのこと。釣り方は当日一番無難と予想される11尺竿でのチョウチンウドンセットにしました。O氏は18尺(?)のバラグルです。
仕掛けは道糸0.6号、ハリス0.4号10cm-0.3号50cm。上ハリ改良ヤラズ5号、下ハリはアクト3号。ウキはいつものリコーサーバンス社さみだれハイテクトップ浅ダナ用7号です。
えさはバラケが粒戦50ccに水120ccを吸水させ、段底200cc:セット専用バラケ100cc:特S100ccに入れてかき混ぜたもの。食わせはO氏謹製野本釣具店のウドンと力玉です。
事前に準備をしておいたので、僕にしては珍しくスムーズな釣り開始となりました。
ところがこれが釣れません。O氏によると曇りなので魚が浮いているかもしれないとのこと。O氏のバラグルは早めにアタリが出たのですが、ことごとくカラツンになったそうです。
O氏が9尺チョウチンウドンセットに変更したのをきっかけに、僕も8尺チョウチンウドンセットに変更します。
バラケえさもちょうどなくなったので作ります。11尺の時は抜けるえさになっていましたが、ジワジワ溶ける感じがいいんじゃないかとブレンド変更です。粒戦50ccに水90ccを吸水させて、段底200cc:バラケマッハ100cc:特S100ccにしました。
こちらは10投もしないうちにウキにサワリが出始めました。11尺でえさを打っていたとはいえ、やはり魚は上に居たようです。ツン!と小気味良いアタリをあわせてようやく一枚めがやってきました。今日も時間掛かったなぁ。
やっぱり11尺チョウチンは少し無理ダナっぽかったかな?と続けてえさを打つとまたもやアタリが出て連続ヒットです。結構反応違うなぁ。
手返しを早くするのも重要なようで、O氏が休んでいる間にアタリが多かったのも特徴でした。寄せ負けしてるんでしょうね。例会の時は混雑するので早い手返しも重要になるでしょう。
この頃から天候が回復し、日も照るようになってきました。グングン良くなる天気につられたかへらも次第に元気になってきたようです。順番が逆だったのでしょう。曇り→浅ダナ、晴れ→チョウチンなんでしょうね。
しかしお昼近くになってくると風がそよそよ吹いてきます。日差しと風でバラケの水分が飛び、ボソッとしたタッチになってきました。そうするとバラケが割れ落ちるようで、へらのアタリが遠のいてきます。このバラケの修正も課題で、手水を打って柔らかくすると同時に少し練ってジワジワ溶けるようになるまで苦労しました。
ここで途中釣果を度外視し、バラケのタッチによるウキの上がり方を試してみます。どれくらいの圧力を掛けて付ければどれくらいもつのか。本番前に練習です。
さらに麩えさを入れての手直しにも挑戦してみます。少し手水を打ってやわらかくしてから浅ダナ一本を降りかけてみました。すると接着剤っぽい感じで、ボソのえさを固めちゃう感じでした。チモトでぎゅっと押さえてボソえさをタナまで持たせる、という使い方には良いのでしょうが、ジワジワ溶ける感じにするにはこのえさじゃないな…。
2時間ばかりアレコレやって8尺メーターウドンセットに変更します。そろそろ釣果を出すようにもしないと試釣にならないし。
今度はバラケマッハが無くなってしまったので、粒戦50ccに水100ccを吸水させて、段底300cc:パワーX100cc:特S100ccのブレンドでやってみます。
気合を入れ直し、せっせとバラケを打って、前のめりでウキを凝視します。水面直下にへらの姿が見えるようになってきた頃、ツン!とあたって久しぶりのへらの登場です。
もっと派手にウキが動くかと思ったのですが、意外に静かになってしまいます。周りを見ても型はメーターから8尺チョウチンが良いようです。
ここではパワーXを追加して漂う麩で寄せて、粒戦を追加してタテ方向に魚を誘導するというイメージでえさを打ってみたのですが、このイメージはあまり良くなかったようです。サワリはあるのですがなかなかいいアタリが出ず、メーターダナの攻略にはあまり感触が得られませんでした。
チョウチン苦手と話すO氏は浅ダナに感触を得たようです。僕はといえば隔靴掻痒というか、もうちょっとへらににじり寄りたかった感が残りました。
なにぶんこの季節、一週間後の天候が読めません。当日まで冷え込む日が続くかもしれませんし、桜の蕾が一気に膨らむような好天が続いてもおかしくないです。最終的には当日の朝に釣り方を決めよう、と思ったのでした。
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