新しい竿を使いたくって
道満河岸へら釣り場へ行ってきました
2009-05-16
へら竿を一本新調しました。以前から懸案にしていた9尺です。これまで使っていた5,000円（尺単価ではなく一本）の安物竿は穂先が柔らかくて魚を掛けると面白いのですが、途中で不自然に曲がっているのが分かる竿でした。
今回ご縁ができたのはやはり軟調子。それも極が付くような竿です。せっかく新調したのですから早速使ってみたい！と道満河岸へら釣り場へ行ってきました。
出発は午後12時とのんびりになりました。寝坊してしまったというか、たっぷり寝たかったというか…、入魂の儀式ですから一日バッチリやらなくてもいいか、と極軟調子の竿に合わせたかのようなユル～い出足（笑）になりました。
釣り場に着いたのは12時半頃。結構人が入っていましたので、辺りを見渡して空きのあった東桟橋の中央桟橋寄りに入ります。
左右が空いててラッキーでした
釣り方は底釣りにするか浅ダナの宙にするか迷ったのですが、曇り空を見てタナが浅いんじゃなかろうか？と浅ダナの両ダンゴに決めました。
道糸0.8号、ハリス0.4号22-30cm、ハリ改良ヤラズ5号、ウキはリコーサーバンス社のさみだれハイテクトップ浅ダナ用7号。入門以来のお決まりのセッティングです。ウキ下はオモリまで約60cmにしました。
えさは黒べら単品。袋書き通りにえさ6に対して水1で作りました。
ヤワめに作ってえさ打ちを始めたのが13時頃でした。3投めからユラッとサワリが出始めますが、道満名物ジャミアタックです。へらを寄せれば落ち着くから…とえさ打ちを続けると、ウキの動きが落ち着いていかにも釣れそうと思うまでに30分。相変わらず手強いジャミ達です。
勢い良く沈んだアタリに手を出して、最初のへらはスレ掛かり。その後は再びジャミアタリに戻ってしまいました。残念。
黒べらが無くなってしまったので、えさをガッテン単品に変えてさらに15分後、なかなか鋭く落とすアタリが出ないのでハリスを17-22cmに詰めると待望の一枚めが掛かりました。
ようやく来ました（13:45）
魚を掛けた第一印象は綺麗に曲がる。あわせた後のガツッ！という感触が無く、魚の動きに合わせて穂先が素直に付いていきます。全体的に大きくたわんで、手元でヒキを堪える手応えにどこかに力が掛かっているような違和感がありませんでした。
気が付いたのは魚が首を振っているのが良く分かることです。クンクンと細かい感触が伝わります。
浅い釣り場、柔らかい竿なので右へ左へ走られてとても楽しいです。左右に人がいる混雑した場所ではとても使えません。尺上が来たら大丈夫かしら…？（笑）
一枚めを釣った後はまたもやジャミアタリが連発します。へらも居ると思うんだけどなぁ？と思っていると、再び鱗を引っかいたのでウキ下を40cmと浅くします。ヤワいえさを使っていたのでへらが上ずったかな？
すると…。
2枚め釣れました（14:22）
3枚めは連続ヒット！（14:24）
4枚め（14:33）
やはり水面近くの浅いタナが良いようですが、少し風が吹いているのでウキを小さくしたくないところです。大きいウキはトラブルになりやすいので気を使いますが、あわせ損なっても大きく仕掛けが飛んでこないのでなんとか続けていられます。
3枚釣ったらへらが薄くなったのか、ジャミアタリが優勢になってきます。続けてえさを打ち続けると次第にウキの動きが収まってきたのですが、今度はカラツンが頻発するのでえさを練り込んで柔らかく小さくえさ付けして食わせに掛かると…。
5枚め釣れました（15:00）
2度めの連続ヒットで6枚め（15:03）
パタパタっと7枚め（15:08）
やはり3枚釣ってへらの雰囲気が無くなってしまいました。今度はえさを練って食わせやすいようにしたので、寄せ効果が少なくなってしまったのか、なかなかへらの雰囲気が回復しません。
単発で終わった8枚め（15:35）
ウキがなじみ切るまでにアタってくればいいのですが、どうもブラ下がっていないとアタリが出ません。これではどうしてもアタリを待つので手返しが少なくなります。仕方がないのでえさを作り直します。
練り込んでいないえさをドンドン打ってへらの雰囲気が出てきたら、練り込んだえさを小さく下バリに付けて食わせに掛かるセット釣りチックな両ダンゴという変則作戦に出ました。
作戦成功？の9枚め（15:51）
取り込むのが大変だった良型でツ抜け（15:57）
3枚までは続けて釣れるのに…の11枚め（16:02）
やっぱり3枚釣ってジャミアタックが復活してしまい、またもやへらの雰囲気が少なくなりました。この後さらにウキ下を浅くしたり、あれこれやってみたのですが閉門の時間が近づいてきました。
結局上がり一枚を釣ることができずに終了しました。いつものように釣れる時と釣れない時がハッキリした一日でした。まだまだ修行が足りませんが、柔らかい竿を使って楽しむことができました。
浅いタナの両ダンゴは忙しいので、今度は底でゆっくりやりたいなぁと釣り場を後にしたのでした。
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