鎌北湖で自己最高記録更新に挑戦!
遅い夏休みを頂きました。土日釣り師には貴重な平日釣行の機会です。できれば深い考え無しにパカパカ釣ってさすが平日。土日とはモノが違うぜ!と溜飲を下げたいところです。
どこへ行こうかと思案した結果、鎌北湖へ行くことにしました。平日なら空いていて釣り座選びに苦労しない段階で、その後の釣果がどうなろうと(笑)平日のメリットを満喫できるのではないか?という目論見です。
そんな弱気な一方、せっかくなので自己最高記録更新にも挑戦したいという強気の野望も抱いています。9月5日にはエノさんが84枚という釣果を叩き出したと聞き、へらぶな入門前から目標に掲げた目指せ!100匹釣り男計画の実現を考えても鎌北湖はなかなか有望な選択肢と見ました。
寝坊して朝6時と出遅れ、7時頃に湖畔の雪月花前の駐車場に到着しました。ぐるりと周りを見渡すとさすがに雪月花下、その対岸左などは釣り人が入っていますが概ね釣り座は空いています。雪月花下の右隣(浄水施設との間)の桟橋に釣り座を決めました。
天候は気持ちの良い秋晴れです。釣り方は数を稼ぐ目的からもちろん両ダンゴです。
仕掛けは竿が9尺、道糸0.8号、ハリス0.4号20-27cm、ハリ上下とも改良ヤラズ4号、ウキはリコーサーバンス社のさみだれハイテクトップ浅ダナ用5号です。ウキ下はオモリまで80cm程度で始めてみます。
えさは先日買ったばかりのマルキューの新しいえさプログラムを使ってみます。袋書き通り、粉400ccに水100ccの単品作りです。
作ってみるとこのえさ、随分ボソが強いですがまとまります。多めにバラケマッハを入れた両ダンゴえさ?GTSを多めに入れたパワーXのバラケ?って感じですが、粘りが少ないです。
釣り開始は7時30分頃になっていました。まずは第1投、と振り込むとウキになじみが出ません。少し押し練りして第2投を振り込むと、いきなりスコン!とウキが入ってギュン!と竿を絞ります。さすが新型&平日!モノが違うぜ!(笑)。
引き続きえさを振り込むと水面直下にへらが集まってきました。朝のサービスタイムと次第にウキ下を浅くしながら8時までの30分で9枚釣れました。快調快調。
背後の木々で日陰だったのが、太陽が次第に昇ってきて日が差すようになり、へらの姿が消えました。サワリが減ったので11尺に変えます。ところが仕掛けを準備していなかったので急遽現場で作りました。こんな調子じゃ自己最高記録なんておぼつきませんね。
ウキ下を浅いままで沖に出したのですが、アタリが出ません。次第に深くしていってようやく1本半から2本程度でアタリが出るようになりました。結局ツ抜けの10枚目は9時前と、仕掛け作りとタナを探るのに時間が掛かってしまいました。
この後14枚めまで順調に釣果が伸びたのですが、結んだハリがほどけるトラブルが頻発します。以前からたまにあったのですが、ハリスをレブロン0.4号に替えてから増えたような気がします。今月の例会でも何度か出て、へらむぎさんとも結び方が悪いのかな?と話していました。
この日気が付いたのはレブロンが悪いというよりは、ぷりっとした張りのある感触のため、ぎゅっと締め付ける力が足りなかったせいだと感じました。
ストックが尽きてきたので改良ヤラズ5号も使ってみたら、ウキ下を深くした分、特に問題はなさそうなので、そのまま5号を使いました。
なかなか思うように釣果が伸びないなぁ、と一息入れて10時に釣りを再開します。雲が出てきて水面直下にへらの姿が見えた時は、ハリス寸を詰めて15-20cmでも試したのですがアタリが出ず、全然釣り込めないまま日が差してきて忽然とへらが消えてしまうのです。10時台、11時台ともに7枚ずつ釣って午前中は終了しました。
お昼ごはんを食べながら午後も釣り続けます。毎度のごとくおにぎりを頬張っているとアタリが出るなど、バタバタしながらも12時台は8枚。ここでもウキ下をこまめに調整していたので道糸が傷ついていたのでしょう、道糸が高切れしてしまい、ウキまで持っていかれてしまいました。
仕方が無いので再び仕掛けを作り直します。バラしてへらが散ったか寄せ直しに時間が掛かりました。さらにどこかに行ってしまったウキが浮いてきて、風向きが向かいだったこともあり、岸に近寄ってきました。無事ハリに引っ掛けて回収できましたので良かったのですが、13時台は2枚と大ブレーキです。
14時台はタナ探りの釣りになりました。太陽が隠れると魚の姿が見え、日が差すと消えてしまう傾向が分かってきましたので、ウキ下を2本くらいで釣り始めます。
2枚ほど釣ったらハッキリしたアタリが出なくなるので、徐々にウキ下を上げていきます。次第に魚の姿が見えてきて、さらにウキ下を上げていきます。最後に50cmくらいになって数本釣ると、突然魚の姿が消えてしまうので、また深いタナからやり直しという感じでした。この繰り返しで14時台は13枚と絶好調になりました。
15時を回って次第に太陽が傾いてきました。これからはタナが浅くなるはずだから…と9尺竿に戻します。竿が短くなって深いタナを探れないためか30分ほど釣果が止まってしまいましたが、寄ってきたらいいペースで釣れてきて、16時までに7枚を追加して59枚と自己記録を更新できました。
この時期18時が日の入りと考えると、さすがに16時を回った段階でこの数では100匹に到達するのは無理でしょう。自己記録の更新でどこまで数が伸ばせるかと頑張ってみます。
これまで使ってきたえさのプログラムは強いボソで集魚力があり、日中には良かったのでしょうが、夕方になってきて少し粘ったえさを早いタイミングで食わせたいと思って、少しグルダンゴをブレンドします。
これで16時台は10枚を釣りましたが、へらが浮いてきたのか水面直下に黒い大きな影ができるようになりました。
17時台に入ってこの水面直下のへらを早い勝負で釣れないか?と浅いウキ下で狙うのですが、このタナのへら達はなかなか手強くカラツンがかなり出ます。えさのタッチを変えたり、こまめにタナを深くしたりと工夫するのですが、思うようには釣り込めず6枚に留まりました。
17時半を回ると次第に辺りも薄暗くなってきて、終了をいつにするか気になり始めます。もうそろそろ終わりにしないと、片付けられなくなる…と思っていた矢先に、一枚釣って下ハリスをトラブルで切ってしまいました。ちょうど良い頃合と終了にしました。
今日の釣果は75枚でした。さすがに100匹とはいきませんでしたが、大幅に自己記録更新です。やった~!
反省点としては、やはり仕掛けの事前準備が足りないコトがあげられます。本気で100匹狙うなら準備の時間はなるべく短くしたいところです。ハリ巻きにも問題があったので、道具は万全の状態で望みたいと思います。
またえさは、この日初めて封を切ったプログラム単品でやりました。手直しについてはえさ付けくらいで、終盤になって少しグルダンゴを足した程度ですから、もう少し手馴れたえさでこまめに対応すれば、もう少し数が伸ばせるかも…?とも思います。
これから寒くなる一方ですから、両ダンゴで数を狙う釣りができるのも今年は残り僅かでしょう。機会に恵まれるか微妙なところですが、何とか100匹釣り男になろう計画に挑戦したいところです。
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