天気予報を信じていたのに…
三連休最後の日はシマノ翼21尺が振りたくなって、鮎川湖へ行こうかと思っていました。そこへO氏から神扇池に行きませんか?とお誘いを受けたので、あっさり鞍替えしてご一緒させて頂くことにしました。だって三連休の最終日じゃ帰りの関越道がスーパー激混みになるのは目に見えていましたからね(笑)。
朝5時に迎えに来て頂いたものの、シャワーから出るのがやや遅れ、少しお待たせしてしまったようです。すみません。
早速神扇池に向かう車中も楽しいへらぶな談義。実は2日前に竿を一本買いました。ダイワの本源師12尺です。武蔵の池や野田幸手園などで底釣りをやると12尺が欲しい!と思うケースがあったため、購入を決意しました。今日はこれも使ってみたいなぁと思っています。
朝6時に釣り場に着いたものの、開場は6時30分でした。そのため比較的早く場内に入ることができ、O氏と歩いてどこにしましょうか?と釣り座選びです。
今日の天気予報では風は収まる、とのことだったのですが、朝の入場の段階ではまだ結構な風が吹いています。背中に受けられるところかな…と東桟橋まで歩きますが、例会の予約が入っていて、ここはダメ。結局さくら桟橋の77番、O氏は79番に入りました。
釣り方はなんとなく底釣りからやってみようということになり、両グルテンの底釣りをやります。のんびりと仕掛けを作っていきます。
竿はシマノ惜春18尺、道糸はDUELのSMOOTHへらPE0.5号、ハリスは0.4号33-40cm、ハリは上下ともオーナーのアクト4号、ウキはリコーサーバンスのさみだれハイテクトップ底釣り用21号です。
えさはいもグルテン:わたグル:水を20:30:50(単位はcc)で作りました。手水を打って柔らかくしながら使っていきます。
O氏が管理事務所でもらってきた座席図を見ると、水深は約4.6mとのこと。止むと思っていた風は相変わらず後ろから強く吹き、とても寒いです。軽装で来てしまった僕はO氏のダウン上下を借りて防寒とします。
えさ落ち目盛りを合わせ、底立てを取り、上ハリトントンの位置でウキ下を決めて、ようやく釣りを始めたのは8時前でした。
既に両ダンゴの底釣りを始めていたO氏は魚がいますねと好感触もなかなか魚を掛けられないのでジャミがつついているかも知れない、両グルの方がいいかもしれないですねと推測をしています。
僕がえさ打ちを始めると10投ほどでウキがモヤモヤと動き始めました。釣り始めとあってアヤしい動きは片っ端からアワせてみるも、ハリ掛かりしません。これはやっぱりジャミかもね…?
30分程経った頃、ウキが2目盛りほどツン!と引き込まれる目の覚めるようなアタリが出ました。両グル底でこんなアタリが出るの?とびっくりしながら寄せてくると、ちゃんとハリ掛かりしていました。良かった。
続けて釣果を…と打ち返していくも、モヤモヤするサワリばかりでなかなかハリ掛かりしません。ウキ下を少しずつ深くしていきながら良いアタリを待っていると、再び2目盛りほどストッ!と落とす力強いアタリが出ました。これも無事ハリ掛かりして2枚めゲットです。
どうもしっかりハッキリしたアタリにしかハリ掛かりしないようです。同じく2枚を釣ったO氏も同じ印象を持ったようです。モヤモヤとしたサワリは始終出るのですが、なかなか食いアタリが出ません。相当に食い渋っているな…との印象です。3枚めは打ち返しの際に釣れちゃったラッキーヒットでした。
グルテンのえさが無くなったところで、チョウチンウドンセットに替えます。購入したばかりのダイワ本源師12尺を出します。軽く振ってみると、最近の竿らしい反発力のある素材を使っているような速い返りがあります。
仕掛けを作ります。道糸0.8号、上ハリス0.5号12cm、下ハリス0.4号60cm、上ハリはバラサ7号、下ハリはバラサ4号、ウキはへきしゅう水凪11号です。
バラケえさは粒戦:ペレ匠デカ粒:水を50:50:一掴み:100(単位はcc)で吸水させてから、鬼武者:麩王:速攻カッツケを100:100:50で作りました。食わせえさはO氏謹製タピオカウドンをわけて頂きました。ありがとうございます。
えさを打ち返してみると、これが両グル底以上にサワりません。一回だけスコン!と落とすアタリがあったのですが見事に空振り。他はまったくウキが動かないので、ちょっと無理ダナかな?と思いました。ちょうどバラケえさを一ボウル打ち切ったところで、この釣りに見切りを付け、お昼ご飯としました。
昼食後、風がかなり緩やかになってきましたので、長竿を出してみることにします。今日のお目当てのひとつでもあったシマノ翼21尺です。
釣り方をどうしようかな…?と思っていたら、O氏がタナ2本か1本半くらいのウドンセットでいいと思いますよとのアドバイスを頂きました。底釣りにしたってかなり竿先から糸が余ることだし、せっかくの機会だから沖打ちの宙釣りを久しぶりに練習…といっても、21尺では初めてです。
道糸は0.8号、上ハリス0.5号12cm、下ハリス0.4号60cm、上ハリが改良ヤラズ6号、下ハリがバラサ4号、ウキはへきしゅう水凪11号です。ウキ下は約2本(2m)です。
バラケえさは粒戦:粒戦細粒:ペレ匠デカ粒:水を50cc:50cc:一掴み:100ccで吸水させてから、鬼武者:麩王:速攻カッツケを各100ccで作りました。
辺りを見渡すと朝イチは人が少なかったのに、いつのまにやらさくら桟橋は満員です。短竿のチョウチンの人が多いので、沖の魚を独り占めだから、すぐにアタリが出るかも知れませんよとO氏。
実際えさを打ち始めると10投もしないうちにウキにサワリが出てきます。スレ掛かり、ハリス切れで魚をバラした後、振り切りで打っても右へ左へとえさ打ちが定まらない僕を見て、O氏が実演してくれました。
風が止んだ今なら落としこみで。水面近くを運んで、少しウキを向こうに落としますと解説してくれるO氏にシマノ翼21尺の感想を聞くと、扱い易い。やるとは聞いていたがこれほどやるとは思わなかったと好感触の返事です。
ハリスをO氏から借りてオーナーのタクマ6号50cmに変更する間、えさ打ちをしていたO氏。下ハリスを繋いだら、早々に魚を掛けてしまいました。ほら!と竿を手渡され、無事取り込んだのがこの写真です。
15時の終了までになんとか一枚釣りたいな、と自力で練習します。えさ打ちがアチコチになってしまいますが、何事も練習あるのみ、と繰り返していくと、ズバッとウキが沈んで、何とか自分で一枚釣れました。
その後、スレ掛かりで一枚掛けると右に左に走られて、大変な目に遭いました。口に掛けてヒキを楽しむ分には長い竿って楽しいのですが、スレ掛かりだと大変ですね。さらに無情にも左前方から風が吹き出して、ロクにえさが飛ばなくなってしまい、これにて終了です。
全般的に渋い状況で釣果はイマイチでしたが、いろいろな竿を楽しみました。特に長竿の沖打ちはあまり経験が無かったので、今後も続けてやってみたいところです。
しかし朝は止むと言っていた風が昼前まで吹いて、ずいぶん寒い思いをしました。止んだと思ったら終了前に風向が南に変わるし…もうウェザーニュースはアテにしません。何度裏切られたことか。それにしても最近天気予報って当たらなくなったと思いませんか?
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