初めての羽生吉沼での釣り
道満へら鮒会の12月例会が羽生吉沼で行われましたので参加してきました。
ここはこれまで釣りをしたことがありません。過去一度、自動計量機目当てに彼女と来たことがあるのですが、到着した時間が遅過ぎて釣りができませんでした。事務所の扉に三峯神社の盗賊除けのお札が貼ってあったのを覚えています。
5時にO氏と集合し6時前に到着しました。事務所で釣果ノートを見るとあまり釣れていないようです。既に2度新べらを放流したとのことですが…調子悪いのかな?
受付、ミーティングを終えて釣り場に入ります。この日の天気予報は晴れ。南から南西の微風とのことです。どこが良いのかサッパリ判らないのでO氏と相談しつつ、富士桟橋の事務所向き179番に入りました。右隣がO氏です。
179番に入りました
早速釣りの準備を始めます。今回はO氏が10尺チョウチンウドンセットで始める、とのことですので、僕は8尺のチョウチンウドンセットから始めます。先月の仕掛けを取り出し、今度こそ黒魔術の炸裂を!と期待も充分です(笑)。
竿はシマノ慶匠8尺、道糸0.8号、上ハリス0.5号8cm、下ハリス0.4号43cm、上ハリ改良ヤラズ6号、下ハリはタクマ4号、ウキはへきしゅう水凪10号です。
バラケえさはペレ匠粉末:ペレ匠顆粒:水を25cc:25cc:50ccで吸水させた後、麩王:鬼武者:速攻かっつけ各120ccを入れて作りました。食わせえさは魚信半袋に水45ccで電子レンジ作りです。3mmノズルのポンプで太めに出して、タッパーに入れて特選わらび職人に漬けて持ち込みました。
釣り始めたのは7時過ぎだったでしょうか。えさを打ち返してもあまり反応がありません。10数分打ち返すと次第にモヤッとサワり始めます。サワるんだけどね~アタらないね~と話しながら周り窺っても、あまり竿を絞る様子がありません。長竿の底釣りがちょっと釣れてるかな…?といった程度でしょうか。
さらに10分ほど経ちモヤモヤが出てきた頃、ようやく初物が釣れました。
8時32分、43分に2枚め、3枚めを釣ったものの、明確なアタリが出ません。このままでは…とハリス寸を60cmまで長くしたり、短くしたりと探っていくものの、サワるが落とさないのまま一向に好転しません。結局さらに2枚を追加しただけで11時を回ってしまいました。
O氏は途中10尺と8尺では魚の取り合いになっているみたいと9尺の浅ダナウドンセットに切り替えました。これで若干ペースが上がったようなので、魚は上の方にいるのかしら?と疑念が湧いてきます。
どうも釣れない。O氏ともサワリは出るけど食いアタリが出ない、決め手が判らないと話し合い、12時頃、このままではイカンと一発逆転を目指して沖撃ちに変更します。沖の魚ならもっと素直に食ってくるのではないかと。
急遽、シマノ朱紋峰 攻17尺を取り出し仕掛けを作ります。道糸0.8号、上ハリス0.5号8cm、下ハリス0.4号45cm、上ハリ改良ヤラズ6号、下ハリはタクマ4号、ウキは弘月作 競(旧モデル赤)12番です。ウキ下は1本半(1ヒロ)にしました。バラケえさはチョウチンでやっていたものと同じです。
えさを打ち始めると、ウキがモヤモヤと動き始めるのは早かったのですが、やはり勢い良くウキを落とすアタリは出ません。やはり沖に行ってもスンナリ食ってはくれないか…と落胆しますが、ウキの動き自体は少し改善されたようです。
このえさを1ボウル打ち終わる頃には、右隣で見ていたO氏が例会の最中にも関わらずもうちょっとですよ。僕なら釣りますよとムズムズしてきたようです。そもそもこの17尺タナ1本半の沖撃ちウドンセットは3ヶ月も前からO氏が羽生吉沼で効きそう…と目星を付けていたのです。話を聞いていた僕がその気になっちゃったのに、当の本人は新しい万力買ったので17尺が調達できなくて…とのこと(笑)。ちょっとやります?と声を掛けたら乗り気なので、選手交替です。
O氏がえさ打ちを始めると、僕は隣で立ってウキの様子を見ています。視点が高いせいかモヤモヤとサワるのがよく判ります。あ…釣れそう、と思っていると、10数投でO氏が掛けました。これは結局バラしてスレと判明したのですが、O氏はこれで気が済んだようで自分の釣り座へ戻りました。
替わって釣り座に戻ったところでバラケを作り直して再開です。速攻かっつけを抜いて水を多めにして作ってみたところ、少しウキに動きが出てきました。その後O氏からもバラケは柔らかめが
いいですね。ボソが強いとへらがはしゃいでアタリが出ないようですとの見立てを頂きました。柔らかめが良さそうな印象は同じです。
遥か遠いウキを目を凝らして見つめていると、1節力強く入って、待望のへらの引きが伝わります。
しかしながら頻繁にアタるという程の好転でもなく、13時になって5分、20分、27分と釣れたものの、後が続きません。いよいよ終盤になってきたのに…。
ここでもハリスを50cmに伸ばしたり、手水を打って柔らかめにしたりとアレコレ工夫するのですが、ツ抜けになる10枚めは1時間近く経った頃にようやく釣れました。
もうちょっと…もう一枚…と足掻いているうちに15時になってしまいました。諦めきれずに終了となった後まで粘ってみると、ようやくドスンとウキが入ってアガリ一枚を釣ることができました。これは検量対象外ですが、気持ち良く一年の例会を終われたので少しは溜飲が下がりました。
結局この日の釣果は10枚6.8kgでした。O氏は終盤浅ダナで釣果を伸ばして3位。トップで20kgくらいだったでしょうか。最後の最後もトップの半分釣れませんでした。トホホ…。
う~ん、年間上位20人に残れるかちょっと微妙です。詳しくは会報での確認になりますが、最後の2ヶ月で外しちゃった感アリアリな結果になってしまいました。
参加賞はクッキー詰め合わせを頂きました
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