トップ釣行記

筑波流源湖へ行ってきました

初釣りのお目当ては19尺竿での段差の底釣り

2011-01-02

 2011年の初釣りは、またもやさる事情(笑)からこれまで行った事の無い釣り場へ行こうと決めました。今回釣行先に選んだのは茨城県結城郡八千代町にある筑波流源湖でした。

 開場となる6時30分から遅れること約10分、筑波流源湖に到着しました。事務所で入漁料を支払い、お勧め釣り座を聞くと宙でやるのか底でやるのか決めた方がいいとのことです。お目当てを19尺での段差の底釣りと考えていた僕は底釣りでと答えたら柳前桟橋は浅めでいいよとのことでした。
 食堂へ行くと壁に釣り座別水深全体図が貼ってありました。これを見るとお勧めされた柳前桟橋は一番深い中央桟橋寄りでも15尺がちょうどの見立てです。19尺がちょうど良さそうな場所として、中央桟橋事務所側(南向き)の柳の木のある岬突端への渡り桟橋から事務所に向かって2席めに釣り座を決めました。

右に渡り桟橋が見えます
釣り座からの風景です

 この日の天気予報は北西の風が弱く吹くとのことで、この釣り座だと後ろから風を背に受けます。19尺竿の扱いにまだ自信がないので、左右どちらかは空席にしたかったため、右隣に桟橋から一席空けました。わざわざ他人と桟橋の間に入る人は居ないでしょう(笑)。

 釣り座が決まったところで釣りの準備を始めます。この途中、若者二人組が長い竿を持ってあちこちの水深を探っていました。僕の2席左に立って水深を探っています。底取れます?何尺ですか?と聞くと24尺です。多分ここ19尺で底が取れると思いますよとのこと。ヨシ!狙い通りとダイワ五天聖19尺を取り出します。
 道糸はDUELのSMOOTHへら0.5号、上ハリス0.5号15cm、上ハリ改良ヤラズ6号、下ハリス0.4号50cm、下ハリはアクト4号、ウキは旭舟の爛9号を選びました。水深を測ってみるとちょっと道糸が余り18尺が最適かな?という感じなので少し道糸を詰めました。

 バラケえさはペレ匠顆粒50ccを水100ccで吸水させた後、段底:速攻カッツケ:段差バラケを200cc:100cc:100ccで作って20回ほど練りこんだものです。食わせえさは魚信1袋:味の素少々:水95cc(分量はいずれも目分量)で作りました。

 底を取る最中、ウキに刺したフロートが大き過ぎたのかうまく底が取れません。ウキ下をどの位置にしてもウキが沈まず、フロートが底取りゴムをブラ下げているとしか考えられないのです。仕方無いのでフロートを小さいものに替え、ようやくウキ下が決まりました。釣り座選びから底取りまで手間取って、釣りを始めたのは8時30分を過ぎていました。

 えさ打ちを始めると4投めくらいでモヤッとサワリが出ます。これは底に魚が居るかもしれないと期待が高まります。ところがなかなか決めアタリが出ません。宙でとったえさ落ち目盛りが出てこないので、少しずつウキ下を上げてズラシを掛けていきます。右の桟橋の下から左へ緩やかに流れますが、左側が少し深くなっているようです。
 竿掛けの正面よりやや右側へえさ打ちして、流れが止まった頃、ようやくアタリが出て初物が釣れました。

時間が掛かったなぁ
2011年の初物釣れました(9:41)

 サワリの多さからもっと早くに釣れるかな?と思っていたのですが、意外に時間が掛かってしまいました。セッティングが決まったので、ここから…と思っていたら54分、10時10分と釣果が続きました。

よしよし、イイ感じ
3枚めが釣れました(10:10)

 ゆるやかですが流れが左右に出ているせいかなかなか決めアタリが出ない状況に戻ってしまいました。相変わらずモヤモヤとサワリは多いので、魚は底に居ると思うのですが、段差の底釣りよりも両グルテンの底釣りの方が勝負が早いかも知れません。でもこの竿を買った時に段底をやりたいと思ったので、今日はそのまま段底を通します。しかし竿振りがもうちょっと上手であれば、ウキを立てる位置を同じにできるんだけどなぁ。長竿の上達は一日にしてならずです。

 フラフラと定まらないウキの位置に手を焼きながら、4枚めを釣ったのはまた一時間以上経った頃でした。

う~ん、久しぶり
4枚めが釣れました(11:39)

 この後、水深を測っていた若者二人組が昼食の行きがけに話し掛けてきました。柳の木のある岬突端への渡り桟橋で釣っていたのが見えていたのですが、両グルテンの底釣りで18枚釣ったそうです。やはりそっちだったか…。
 ずっとフワフワとサワリが出ているのですが、風と流れが止まって、狙った位置にウキが立てられるタイミングがやってこないと決めアタリが出ません。状況任せの釣りになってしまいました。技術が足りないせいですが、上手い人ならもっと釣果が伸びるはず…と思うとちょっと悔しい展開です。

やっとこさっとこ
5枚めが釣れました(12:09)

 どうにか5枚めを釣った時にエノさんから掲示板で指令を頂いていたことを思い出し、釣りに来てます写メを送りました。

初釣りに来てま~す
5枚めの写真を送りました

 12時30分頃、食堂へお昼ゴハンを食べに行って休憩しました。カレーライスを頂いた後、釣り再開すると、立て続けに3枚釣れました。これはなぜか写真データが無いので撮り忘れたようです。風と流れが止まっていればすんなり釣れるんだよなぁ。

 その後いよいよ風が左後ろから強くなり、流れが止まらなくなってきました。これ以上は無理と判断し、釣り座を替えます。

さてはてどうかな?
釣り座を替えました

 入った場所は北桟橋の西向き、中央桟橋から2席めです。8日に控えた例会のため、メーターウドンセットの練習をします。
 竿はシマノ慶匠11尺、道糸0.8号、上ハリス0.5号10cm、上ハリは改良ヤラズ6号、下ハリス0.4号40cm、下ハリはタクマ5号です。ウキは極心の1号(ボディ5cm)を付けました。

 バラケえさはペレ匠顆粒50ccを水100ccで吸水させ、段差バラケ:鬼バラ:速攻かっつけを200cc:100cc:100ccの配合で混ぜ、50回くらい練り込みました。とにかく段差バラケと鬼バラの在庫整理をしたくって(笑)。食わせえさは引き続き魚信を使います。

 メーターウドンセットはウキが時折サワリを出すのですが、全然釣れませんでした。バラケえさをイイカゲンに作ってしまったので、バラけ過ぎだったようです。やっぱりちゃんと作らなきゃダメか。19尺の段底で釣れて、メーターウドンセットで釣れないというのも、いかにも水深のある釣り場らしいなぁ…。結局そのまま15時になり本日の釣りはこれにて終了です。

 釣果は8枚とイマイチ、長竿の課題も明らか、メーターウドンセットはますます復習が必要、という釣行になってしまいましたが、良い天気に恵まれお目当ての19尺でも釣れたので、満足して帰路に付きました。

良い子は真似しちゃダメですよ
新春の筑波山です

Copyright (C) びぃ,2011-01-04,All-Rights Reserved.