昨年末食いっぱぐれたナマズ天重を食べに行く
新年9日のアトリエでの創作活動の際にエノさんからお誘いを頂きました。曰く6時30分に中の島センターで待ってるからと(笑)。昨年末に食べ損ねたナマズ天重にも未練があるし、両ウドンの底釣りもやりたいし、とくれば乗らない手はありません(爆)。
今回はわらびうどんを使ってみようと菅原商会のわらび粉を作ってみました。ところが初めての鍋炊きに手間取り、到着が7時前になってしまいました。
エノさんは既に釣りを始めていて、事務所前の奥寄りに釣り座を確保してくれていました。ところがもうココしか空いていなかったよと笑います。中央の桟橋にはお客さんがずらっと並んでいて、既に釣り座がありません。皆さんお好きねぇ(笑)。
両ウドンの底釣りがお目当てですので、水深を測ります。12尺では少し長かったので11尺にしましたが10尺でも良いかも知れません。準備に手間取り、仕掛けまで手が回りませんでしたので、まずは仕掛け作りからです。
竿はシマノ慶匠11尺、道糸は東レ将鱗へらスーパープロプラス道糸0.6号、ハリス0.25号30-37cm、ハリは上下ともガマカツのサラ2号、ウキはリコーサーバンスのさみだれウドン用ソリッドトップ2号です。
えさは前記の通りわらびうどんです。菅原商会のわらび粉(白)を100ccと水300ccを片手鍋に入れてよく混ぜ火に掛けます。固まってきたら火を弱くして、割り箸でぐるぐる練りました。5~8分かき混ぜると書いてありましたが、そんなに経たないうちに固まってきましたので、火から離して延々練り込みましたが、ちょっと焦げてしまいました。
ダイワのプロフェッショナルウドンメーカーのノズル2.7mmで絞り出し氷水で締めたら、野本釣具店のうどん安定液を約30cc入れて漬けます。
20分ほどで安定液を捨てて、タッパーに入れて完成です。本来なら絡まないように適当な長さに切るのですが、時間が無かったので、そのまま入れて釣り場に持って来ました。現場で切って使うのですが、安定液を吸ったのかだいぶ膨れてしまいました。む~。まだまだ研究が必要だな。
まぶし粉は野本釣具店のM.V.Pを使いました。小さいフタ付きのタッパーに入れて、うどんカッターで切ったうどんを入れてシャカシャカと混ぜます。使ってみた感じはタピオカうどんと変わらないくらい粘りが強いなぁということ。まぶし粉がばっちり付いて、2m程度の水深では簡単に剥がれそうにありません。これなら電子レンジで作れるタピオカの方が楽でいいんじゃないの…?
とにかくえさを打って釣ってみないと違いが判りません。早速えさ打ちを始めると、細いソリッド(ムク)トップのせいか、小さいハリ、小さいえさ、ズラし気味のウキ下にも関わらず、随分とトップがなじみます。あれ~?と思いながらも、あれこれとウキ下を替えて探ってみます。
えさ打ち数投めでモヤモヤとウキにサワリが出るのですが、なかなかアタりません。時折アタるとスレ掛かりが続いたので、ウキ下を詰めて1目盛りズラシくらいにすると、3目盛りなじんで2目盛り返す、いい感じのウキの動きになってきました。
よしよし…と思っていると、ツン!と1目盛り落とすアタリが出て待望の1枚めが釣れました。
このまま続けて…と思うものの、やはりモヤモヤとサワるだけでアタリが出ません。弱い動きも積極的にあわせてみるのですが、カラもしくはスレ。スカッと気分の良いアタリが出ないまま、時間がアッと言う間に過ぎていきます。
とうとう11時30分を回り、ナマズ天重のお客さま、準備ができましたとアナウンスが掛かり、お昼ゴハンとなりました。
いやぁ、やっぱりココへ来たら、コレを食べないとねと美味しく頂きました。でも、あまりに寒い日だったので、アツアツの特製ラーメンにも未練が残っていたことは事実です…(笑)。
お腹が満たされたところで釣り座に戻ると、既に12時前です。午前中だけの釣りと言って出てきたのですが、このままでは余りに寂しい釣果です。最後にもう一枚くらい釣れないかな…と思っていると、トップの戻り初めの早いタイミングでズン!と力強いアタリが出ました。
じゃあ13時にあがるかな?と決めたら、今度はアタリが出なくなりました(泣)。冬場のへらって、手を離しているとアタるとか、釣り方を変えようかな?って思うとアタるとか、絶対コッチの様子を窺っているだろう?と思わせるような意地の悪さを感じることがしばしばあります。
結局13時になって終了です。後片付けをしているとエノさんが見事に釣り上げました。
この日のエノさんは9尺竿のメーターウドンセット、10尺竿のバラケ+グルテンの底釣りともに結構竿を絞って、並びの中でもダントツでした。
やはり両ウドンの底釣りだけなど、冬場のへらに対して我を通すと釣果はなかなか付いてきませんね。でももっとやってみたいんです。わらびうどんとタピオカうどんの違いもあまり判らなかったし、もうちょっと機会を作って研究してみたいと思っています。
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