O氏とエノさんと3人で野釣りへ
エノさんと二人で水の綺麗なところへ行きたいねーと話していたところ、間瀬湖は水が綺麗との情報が入ってきました。GW中の道路渋滞も連休中日ならマシだろう、埼玉県本庄市なら最悪一般道で帰ってこれるかも?との期待から釣行先に決めました。O氏にも声を掛けると行きますとの返事をいただき、3人での釣行となりました。
前日にボート屋一力に電話を掛けると、ボート3隻ですね、空いてますよとの返事だったのでGW中にボートが空いてるなんて釣れてないのでは?と悪い予感もしたのですが予約を取りました。僕とエノさんはとにかく18尺以上の長竿を振りたかったのです(笑)。
出舟時間の5時30分過ぎに到着すると、既に舟がいくつか出ています。一力のご主人に聞くと21尺でも釣れないことはないけど、良いのはもうちょっと上だね、場所は既に舟が着いている西ロープの大桜前あたりが有望とのことです。む~。そりゃ、みんな良さげな場所に入るよね…。
結局東ロープの東屋桟橋前に付けました。ちょっとダムサイト側に寄った深いところの方が良型が出るとのO氏のアドバイスに期待で胸が膨らみます。
僕は当初の希望通り長竿で、とシマノ翼21尺を継ぎます。なかなか出番の無いこの竿、釣った魚の数も覚えているだけで計7枚と非常に寂しい思いをしているのです。エノさんも未入魂のダイワへらF18、O氏もダイワ飛燕峰(多分)18尺と、みんな長い竿から始めます。
釣り方は底に届きませんので、チョウチンの宙釣りでバラケにグルテンのセットをやります。実は宙釣りのバラグルは初体験です(笑)。
仕掛けは道糸0.8号、ハリス0.4号40-50cm、上ハリはバラサ6号、下ハリはタクマ5号、ウキは旭舟の欄11号で、すぐに両ダンゴへ切り替えられないか?という助平な下心のあるセッティングです。
えさはバラケがオールマイティ:ベーシック:鬼バラ:水を240:120:120ccで作った両ダンゴっぽいもの。食わせはグルテンα21:水を40:60ccです。
えさ打ちを始めたのは7時過ぎだったでしょうか。先に釣り始めたO氏、エノさんともにウキが動かないと言います。僕はと言うと10投もしないうちからモヤモヤとサワリは出るのですが、決めアタリが出ません。
何投も繰り返してもハッキリとしたアタリが出ませんので、上ハリスを15cmに詰めます。これで下ハリに付けた食わせを強調してみたのですが、相変わらずモヤモヤするばかり。
1時間ほど頑張ってみたのですが、どうにも食いアタリが出ないので食わせえさを力玉大粒に替えてみました。これならどうだ?と振り込んだら、一投めでズドン!とアタリが!
食わせえさでこんなにも反応が違うなんて…ちょっとショックです。この後はもう力玉ばかりを使うことになりました。でもやはり力玉だと時折なんですが、力強いアタリが出るのです。カラツンも多いけど。その理由はというと、この後掛かった魚で少し窺い知れました。
実はこの前後に一枚ずつ、それはそれは惚れ惚れするような尺越えのビッグママがスレで掛かりました。21尺竿で上げてくるのが大変なほどで、思わず写真に撮ろうかな?という程の見事なお腹だったのですが、スレ掛かりなので撮影は無し。残念。
どうやら21尺のタナには産卵を控えた妊婦さんが居たようです。へらぶなに限らず産卵直前の魚は総じて気難しくなるもので、意外にえさや居場所を選ぶ傾向が僕には感じられます。へらぶなに関して言えば、ウドンを長めのハリスでふわふわと漂わせないと食ってこない…という経験があります。今回もそうだったのかな?
その後は朝のサービスタイムが終わってしまったと見えて、日が射してきてめっきりアタリが少なくなってしまいました。10時を過ぎたら素直にもっと短い竿で狙えば良かったのでしょう。それでもムキになって21尺で釣り続けてしまいました。
12時を回る頃にはめいめいお腹空いたねぇとなかなか釣れない釣りに集中力も途切れがちになります。一力にお昼って配達してくれるんですよね?と確認の電話を掛けたら、ちょうどボートを漕いで届けてくれてる最中でした。
お昼ごはんを食べた後、気持ち悪くなってきました。これはカツ丼が悪かったわけでもなく、ボートで船酔いしたわけでもなく、睡眠不足のせいだろうと思い当たりましたので、ボートの上を片付けてゴロンと横になってしまいました。
結局そのまま終了の15時まで眠り続けてしまいました。O氏は12尺(だったかな?)に替えて好調に絞ったそうです。エノさんは短竿で浅ダナを狙い、魚の捕食シーンをみて楽しんでおられたとのこと。僕の釣果は少し寂しいものでしたが、竿の長さに拘ったものですからまぁ仕方ないです。
湖面を渡る風が涼しく景色も良い釣り場でした。帰りはGW渋滞もなく、普通の週末程度の混み具合だったので、意外にすんなり帰ってこれました。すっかり気に入ったのでまた来ようと思います。
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