トップ釣行記

豊英湖へ行ってきました

初めてボートの岸付けをやりました

2011-06-26

 当初は前日の25日の三島湖でのへらぶな釣りを15時で切り上げ、フロートチューブでのバス釣りをする予定でいました。ところがへらぶな釣りに夢中になり、17時に上がると疲れてとてもバスどころではありませんでした。
 そのまま帰る前に仮眠をとったら、翌日26日の昼過ぎまで時間ができたので居残りすることにしました。車中で夜を明かし、5時頃に再び三島湖畔へ到着しました。
 ところがバス釣りをしようと準備を始めたら、フロートチューブの部品を忘れたことに気が付きました。あちゃ~!と思った0.5秒後、豊英湖でへらぶな釣りしよう!と転進を決めました(笑)。

 豊英湖ボートセンターへ付き、料金を払って様子を聞くと例会が入ってて50人くらいかな。底釣りをやりたいんなら豊英大橋か鶴舞、橋跡がいいねとのことです。この湖は既設ロープがないため、岸とボートをロープで繋ぐ岸付けになります。これまで経験が無いし、14時にはあがらなければいけないので、一番近くにある橋跡と呼ばれるポイントに向かいました。

 橋跡に向かうと近いところから3隻が既に舟を付けていました。その奥に付けられそうな場所を見つけたので四苦八苦しながらもどうにか舟付けできました。こんなこともあろうかと(笑)前夜急遽釣具店で10mのロープを2本購入していたのですが、まさに出番がやってきました。

初めての岸付けです
ボートをつけました

 竿を出して水深を測ってみると、頭上に樹の枝があるので取り込み時には少し注意が必要ですが、16尺でちょうど底が取れます。右に振り込むと深く、左が浅いカケアガリの斜面のようです。
 仕掛けは竿がシマノ翼16尺、道糸0.8号、ハリス0.4号40-50cm、ハリ上下とも改良ヤラズ5号、ウキは美春の底釣(赤帯)6号です。

 えさはベーシック底釣り:バラケマッハ:水を100:50:50ccで作りました。ボソッとした感触に仕上がったえさを振り込んでみると、トップが4目盛りほどなじんでゆっくり返ってきます。どうやらえさはちゃんと底まで持っているようです。
 よしよし、これで大丈夫だなと2投めを振り込むと、モヤモヤとウキにサワリが出ます。え?そんなに早いの?とビックリしていると、ツン!と3目盛りも引き込むはっきりしたアタリが出たので、慌ててあわせます。
 右に左に竿を絞って上がってきたのは立派なへら。こんなに早くていいのかしら?なんてニヤニヤしていると取り込む寸前に水面でハリが外れてしまいました。あれ~口に掛かっていたのが見えたんだけど。

 バラしてしまったけど、この分なら最初の一枚は意外に早そうだな…などと次を振り込みますが、今度はサワリも出ません。底でバラしたわけじゃないのに…と不思議に思っていると、待てど暮らせどサワリさえ出ません。あれれ?

 えさに手水を打って柔らかくしたり、ウキが動くように試みたのですが芳しくありません。そのうち3回ほど根掛かりして、場所を荒らしたかな?と思っていると4回目の根掛かりです。ゆっくり引っ張っていると突然バン!と大きい音がして、シマノ翼16尺の手元から折れてしまいました。マジで…?

えー?
ボッキリいきました

 0.4号ハリスが切れず、竿の一番強い箇所である手元がボッキリ折れるなんてちょっと考えがたいところです。中古で買ったので傷があったか、あるいは初期不良としか考えられません。仕掛け全体で見ても一番強いはずの竿の手元だけを折るなんて狙ってやれといわれても自信無いって言うか有り得ないでしょ。

 ロープを離して仕掛けを回収したら、やっぱり掛かりのあるところで底釣りはダメだなと釣り座を替えるべく、周辺をウロウロします。ところがちょうど良い釣り座が見当たらず、結局元の場所から左に数メートル動いただけの場所に戻ってしまいました。それでも若干沖に出た感じなので、さきほどの掛かりは影響しないでしょう。

小移動(笑)
付け直しました

 再び水深を測ると今度は17尺でも届きません。これ以上長いと頭上の樹の枝に道糸が絡んでしまうので底釣りは諦めました。ダイワ抱月 硬式12尺を出して、チョウチン両ダンゴをやります。
 仕掛けは道糸0.8号、ハリス0.4号50-65cm、ハリは上下ともバラサ5号、ウキはリコーサーバンスのさみだれPCトップ9号を付けました。えさは単品爆釣!両ダンゴA:同B:水を360:120:120ccです。

なんでこんなトコでアピってるの?キミ
白鳥が悠然と泳ぎます

 昨日の三島湖と違ってこちらは全くウキが動きません。1ボウル打ってもサッパリなので12尺竿を早々に諦め、征興の弧弦 輝水14尺に竿を替えます。仕掛けは同じでウキだけ一番手上げてみました。
 ウキ下が深くなった効果か、こちらは2投めでモヤモヤとサワリが出ます。いい感じ!と思った3投めでツン!とアタリが出たところ、久しぶりのアワセで竿が曲がります。ようようタモに入れてハリを外そうとしたら鼻の穴に掛かってました(笑)。

口からあがって来なかったっけ?キミ
あれ?

 スレで掛かってきたとはいえ14尺は期待大です。続けてえさを振り込むと…あれ?またウキが動かない。やっぱり寄せが足りないかとドンドンえさを打っても一向に気配が現れません。またか。

 どうにもサワリやアタリが続きません。お昼を過ぎていよいよ時間も無くなってきたし、周辺を漂う麩の粒子を吸い込んでいる?と疑い、角麩の段差釣り(オカメ)を試してみることにします。
 上ハリス0.5号15cm、上ハリ改良ヤラズ8号、下ハリス0.4号60cm、下ハリをタクマ3号に替えます。バラケえさはベーシック:バラケマッハ:鬼バラ:水を120:240:240:120ccで作り、下バリには一発を付けます。

 デカいバラケを付けて振り込むのですが、なかなかアタリが出ません。モヤモヤとサワリは出るので、ハリスを50cmに詰めてもダメ。逆に伸ばしてみるかと80cmにすると、縦しゃくりの直後、トップが沈没したところでツン!と明確なアタリが出ました。

ボウズ逃れ!
ようやく初物釣れました(13:04)

 へらぶなは居るようなのですが、とにかく口を使ってくれないようです。えさを締めて近づけさせる作戦の方が良いのかも知れません。結局打開策が見つからないまま、時間も14時になり、釣果を伸ばせず終了です。

 これまではブラックバス釣りでしか来ていませんでしたので、へらぶなとブラックバスのダブルヘッダーを狙ってみましたが、図らずもへらぶな釣りでの三島湖・豊英湖のハシゴとなりました。ところが20年前と違って僕の体力が落ちているから、バスかへらどちらか一つで力尽きる感じですねぇ(笑)。

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