トップ釣行記

両ウドンの底釣り3連続

弁天閣へ行ってきました

2011-12-25

 ここのところ両ウドンの底釣りにハマっていて、その修行第3弾として弁天閣へ行くことにしました。ここは過去2回来ましたが、いずれも両ウドンの底釣りしかやっていない、まさに僕の中でのウドン池なのです(笑)。

 朝7時頃に出発し、到着は7時30分頃になっていました。駐車場に車を停めて池を覗くと西側の防風フェンス側は結構釣り人が並んでいます。東側の駐車場側には3人ほど入っていますので、邪魔にならないよう、東側の事務所に近い2番の釣り座に入りました。

向こう側は人多し
端に近いところです

 釣りの準備を始めます。池の縁にある角木が太く段差があるのでスノコを敷いても高さが足りません。キャンピングテーブルを敷いて高さを稼いで、その上に釣り台を敷きます。

備えあれば憂いなし
こんな格好です

 事前に判っていたのでこんな準備をしてきましたが、ご主人に相談すれば跨ぐタイプの小型釣り台を貸してくれます。
 しかしへら座布団を忘れてしまったので、車に積んであったフリースの膝掛け、ネオプレーン地のシートカバー、エアクッションで即席の釣り座を作るハメになりました。

 この日は随分と冷え込んだ朝だったので次に防寒対策です。耳当て、マフラー、巻きポカ手首用、同足首用、ネオプレーンソックスにへらスカートとまさに真冬装備になりました。さらに5本指抜きのグローブを両手に装着できるのが両ウドンの釣りの良いところです。前回からハヤブサから出ているFreeKnotブランドの5本指抜きインナーグローブを使っています。

 それからようやく釣りの準備です(笑)。竿はダイワ孤月峰9尺、道糸PE0.3号、ハリス0.3号35-40cm、ハリは上下ともコム2号、ウキはリコーサーバンスさみだれソリッドトップウドン用1号(トップ塗り替え済み)です。この仕掛けで3連続釣行となります。

超個性的なウドン竿
最近お気に入りの孤月峰9尺

 えさは先週の中の島センター釣行で余った野本釣具店の速攻黄うどん。一週間モノです(笑)。無論これだけでは不安ですからタピオカウドンも作ってきました。まぶし粉は野本釣具店の底そのまんまを使います。

 ちょうどエアレーションがブクブクと出ているところにウキが立ちます。長い竿に変えようかとも思いましたが、とりあえず8時過ぎに釣り開始です。
 ところが始めてみると、やはりエアレーションで発生する水の流れにウキが流されてしまいます。釣りにくい…

やっぱり…
拡大するとこんな感じ

 30分ほどえさを打ち返したのですが、サワリが出ているんだかどうだか判りません。これではイカンと、左の釣り人の向こう側に空いている8番へ釣り座を替わります。

ちょうど陽が当たり始めたんです、ここ
8番の釣り座です(9:04)

こんな感じ
クリックすると大きな写真で見られます

 こちらの釣り座ではエアレーションが竹枠の左側から出ていますので、ウキの立つ位置の水面は穏やかです。少々離れますので先程よりはマシかと。それでもやはりウキはゆっくりと右に流されていきます。
 ところがゆっくり流されていく先の右側が少し深くなっています。竹枠ぎりぎりから右に道糸いっぱいまで流されると、ウキのトップ3目盛り分くらい深くなります。底釣りでは深い方へ流されるのは避けたいところなんですがねぇ。

クリックすると拡大します
深い方へ流されるのを避けたい訳

 そんなわけでウキ下を深めにとって、流された後に適正な長さになるようにズラシ気味にして釣り始めます。やや左にえさを振り込んで、右に流されながら真正面あたりでアタリが出るのが理想です。
 何度も何度もウキ下の調節をしていくと、ようやくサワリが出始めます。もう少しかな?と上げたり下げたりを繰り返しながら、モヤッとした動きにあわせると初物が掛かりました。

元気な一枚め
初物釣れました(9:46)

 モヤッとした動きしか出ない…ということは、ウキ下が長過ぎ?とさらに調節を繰り返します。ようやく2枚めが釣れたのは30分以上経った10時23分、さらに続けて3枚めが釣れました。よしよし。調整がうまくいったかな?

おや、珍しい
3枚めはヒブナでした(10:26)

 4枚めが49分に釣れたのですが、この後またもやアタリが止まってしまいます。底が掘れてしまったか?とウキ下調整を繰り返します。さらにタピオカウドンを試したりするのですが、タピオカウドンは空アワセをしてもえさが切れずハリ残りするので、却って使いにくいです。結局ワラビウドンばかり使ってました。

 11時になったので、昼食を買うためコンビニまでテクテク歩きます。買ってきたおにぎりを釣り座で頬張りながら、ふと閃きました。深い方へ流れていくから次第にアタリが遠くなるのかも。浅いところへ振り込んで、深い方へ流れる前にアタリを出す方が良いのでは?と。前回も意外とエアレーションの近くに魚がいたような記憶があります。

 再開後は左側竹枠ギリギリへタスキ振りで振り込みます。竿を左に引いて道糸でウキを引っ張っておいて、左よりの位置でウキが立ってから竿を送って道糸を緩めます。
 ウキが流れて正面に来る頃には、トップのナジミが深くなりますので、ここで打ち返しと決めてしまいます。ウキ下を調節していくと、ややズラシ気味程度が一番サワリが出ます。

 あれこれと調節した甲斐があって、ようやく5枚めが釣れました。

う~ん苦労した
5枚めです(11:42)

 さらに連続で6枚めが釣れました。やはり左側のエアレーションの近くに魚が溜まっている気がします。続けていくと7枚め、8枚めが54分、57分と連続ヒットし、さらに確信が深まりました。

 ここからは気温・水温ともに上がって活性が良くなったようで、頻繁にアタリが出てペースが上がりました。12時台は6分に9枚めを釣ってから49分の15枚めまで6枚、13時台は9枚と数が伸びました。

イケイケゴーゴー(笑)
ツ抜けの10枚め(12:09)

 特に白眉は13時31分の19枚めから、33分、36分、38分、40分と続いた5連続ヒットでした。

ここから5連発!
19枚めです(13:31)

絶好調!
5連続ヒットで23枚め(13:40)

 14時台は7枚でしたが、日が傾き始めた15時過ぎから少し活性が下がったようでアタリが少なくなりました。15時からおかみさんが回って一度検量したのも影響があったかもしれません。周りの人達は例会?なのか顔見知りのようで、この段階で順位を出していました。

 釣り自体は16時までですからね、と言われて最後のもうひと頑張りです。15時10分に32枚め、29分、39分と釣って、そろそろ終わりの時間が近づいてきました。
 最後にもう一枚釣りたいな…と思っていたところ、ウキがムズっと動いたのでハッシ!とあわせると、魚が竿を絞ってくれました。良かった~。これで気持ちよく帰れるワイ。

あぁ良かった
アガリ一枚が釣れました(15:53)

 最後に検量してもらったところ、計35枚で12.3kgでした。その後ご主人がハンドマイクで発表したのを聞いたところ、池全体の6番目の釣果でした。午前中に苦労したことを考えると頑張った方ではないかと思います。

 他の人は15尺以上?の長い竿で釣っていました。どうやら沖の方が魚の型が良いようです。エアーレーションの影響も無くて釣り易そうですし、次回は12尺とか使ってみようかな?と思いました。

 とにかくウキがよく動いてくれました。前回もそうだったのですが陽が差すようになってから良くなる傾向があるようで、たくさんアタリがあると勉強になります。また来ようと池を後にしたのでした。

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