水光園に行ってきました
年末年始のお休みが始まり、今年も釣り三昧をと期待に胸を膨らませる時期がやってきました。さてどこへ行こうかと計画するうちにさる事情から千葉県白井市に行かねばならないことに気付き(笑)、白羽の矢を立てたのは水光園です。
6時開場とのことですが、到着したのは7時になっていました。事務所に行ってご主人に料金をお支払いしようとすると、後で回るからとのお返事です。
初めて来たんですけどどうですかね?とざっくり聞いてみると、事務所からみて右側(1から62番)が陽が当たって暖かいよ。左側(69から126番)は寒いけど人が入らないから釣れるね。皆長めの竿でやってるよ。今日はお客さんが少ないから短くても釣れると思うけどとのことでした。
寒いのはヤダなぁ、と事務所からみて右側を歩きます。テクテクと進んで事務所に近いところに座っている人の奥まで歩き、ちょうど間隔の空いていた25番の釣り座に入りました。
奥へ長細い池の両側は林になっていて、いかにも風に強そうです。清遊湖や道満河岸へら釣り場と似た感じで、正面の視界が木々だと気分が良いですね。
準備を始めます。長めの竿が良さそうとのことですので、規定最長のダイワ五天聖18尺を継ぎます。ここの底釣りのお客さんには両ウドンが多いとのことですので、僕も両ウドンの底釣りにします。
道糸は0.8号、ハリス0.3号30-35cm、ハリ上下ともコム3号です。水深を測ってみると2mくらいですので、ウキはリコーサーバンスのさみだれソリッドトップウドン用2号(トップ目盛り塗り替え済)にしました。
えさは野本釣具店の速攻黄うどんを水135ccで作りました。まぶし粉は底そのまんまです。
釣りを開始したのは8時過ぎでした。たすき振りでえさを振り込むとウキの立つ位置が7~8mと遠いです。これほど遠い位置にウキが立つ底釣りは経験がありません。さらにウキの目盛りが細かいので、とてもアタリなど取れません。そこで取り出したのが双眼鏡です。
来る2012年1月3日に予定されている鮎川湖釣行では、25尺竿の登場を考えています。その際沖にあるウキの動きを見るために、双眼鏡を使おうと思っています。そのためには一度は使ってみて、様子を知っておきたかったのでした。
さてはて実際に使ってみると結構いけました。そんなに高いものではないのですが、12倍の倍率は大き過ぎてウキを探すのが難しいくらいです。初めて使ってみて意外とまつげが邪魔になるんだなぁと知りました(笑)。
さて釣りの方は、10投くらいするとモヤモヤとサワリが出始めました。ウキ下を細かく調節しながらハッキリとしたアタリを待ちますが、なかなか良いアタリが出ません。
積極的にいくか、と怪しい動きは片っ端からあわせていくと、ウドンがハリから切れません(笑)。ゆっくりと1目盛り押さえ込んだので、ハッシとあわせると初物が竿を絞ってくれました。
よし、これでセッティングが出たかな?と続けて振り込むと、程なく同じような1目盛り押さえる動きが出たのであわせると、これもハリ掛かりしました。
しっかりしたアタリが出ないかな…?とウキ下を少し浅くしたり調節するものの、思うようにアタリが出ません。そうこうしているうちに、釣れなくなってしまいました。
10時過ぎになると太陽が右前方の正面の林の上に来て、陽が差してきました。暖かいのは歓迎なのですが、水面に太陽が写って双眼鏡のレンズに陽光が入って眩しく、全く見えなくなりました。
それでは短い竿でやってみようと、ダイワの抱月硬式12尺を取り出して仕掛けを作ります。
道糸だけがPE0.3号で、後は18尺と同じハリス0.3号30-35cm、ハリ上下ともコム3号、ウキさみだれソリッドトップウドン用2号(トップ目盛り塗り替え済)です。
仕掛けを作って、えさ落ち目盛りを確認し、底立てをしているとたちまち時間が経ってしまいました。偏光サングラスを掛けてようやく釣り再開、とえさを振り込むとサワリも出ません。
12時前にお昼ゴハンのアナウンスが掛かったので、注文していたチャーシューメンを頂きました。携帯のバッテリーが切れかけていたので写真が撮れませんでしたが、まぁ撮る必要もなかったかな…。
釣り座に戻って再開するも、やっぱり12尺ではウキが動きませんでした。
13時まで頑張りましたが、これはダメだと18尺に戻します。
光が入って見えるかな…?と心配していましたが、12尺竿に替えたときに掛けた偏光サングラスをしたまま双眼鏡を覗くと、バッチリ見えます。良かった。
さらに発見だったのですが、偏光サングラスを掛けたままだと、双眼鏡の対眼レンズから目までの距離が一定になりますので、双眼鏡の細かい設定を変える必要がなく使い易いです。こりゃええわい。
18尺での再開後、程なくウキにサワリが出てきます。こりゃあやっぱり18尺なんだな…と思っていると、またもや1目盛り押さえる動きが出たので、これ!とあわせると、スレかと思わせる強いヒキで右へ左へ走ります。両手で堪えてようやく取り込むとズッシリ重いへらでした。
玉網から尻尾がはみ出る良型だったので、ハリスメジャーでざっと計ってみると40cmに迫ろうかという型モノでした。左隣の方に大きいですねぇと声を掛けられてホクホクです(笑)。
こうなったら今日は18尺だな、と心を決めて、えさを振り込みます。しばらくして4枚めが釣れました。
このアタリも1目盛り押さえ込むアタリかナジミか分からないような微妙なモノでした。ツン!と落とすようなアタリは一つもないので、多分ウキ下があっていないと調整します。これで再び釣れない時間に再突入します(泣)。あれこれ試しながら次が釣れるまで1時間以上掛かってしまいました。やっぱ沖底難しいや。
もうすぐ終わりの時間だよね…、と思いつつ、最後の一枚を求めて振り込むと、程なく6枚めが釣れました。
時間を見るとちょうど15時です。左右を見るとまだまだ釣りをしている人が居ますので16時まで大丈夫なのかな?と思いましたが、残っている数個のえさを打って終わりとしました。
2枚釣ったところで良いアタリを追ってウキ下調整をしたため、あまり釣れ続きませんでした。釣れた時に欲をかかないで、そのまま続けていれば違ったかも?と思うのですが、そもそも釣れ続く地合ではなかった可能性もあります。
18尺の沖、水深約2mですから竿先からウキまでかなり距離があります。振り込みが一定せず左右で違う位置にウキが立ったりするので、ウキ下をマメに調節するよりは、振り込みを練習して、同じ位置にウキを立たせる方が先かも知れませんね。
とはいえ初めて使ったトップの目盛りを塗り替えたウキも、双眼鏡もなかなか良好な使用感でした。やっぱり初挑戦の釣りは面白いなぁ、とニコニコしながら帰路に着いたのでした。
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