寒い寒い野田幸手園へ
当会の1月例会は14日に野田幸手園で開催されます。9日(月・祝)は当初釣行の予定が無かったのですが、急遽例会の試釣に行けることになりました。
ちょうど6時30分の開場に合わせて釣り場に到着しました。例会組が入場を始めた頃、事務所に着いて料金を払うと本日A、B、C桟橋は貸し切りですとの貼り紙があります。オーマイゴッド!当会の使用予定桟橋もA、B、C桟橋なのです。
この段階で厳密な意味での試釣は適わなくなったので、桜桟橋に入りました。釣り座をどうしようかな?と思った時、沖に水を攪拌するための水車が見えました。この先なら水が攪拌されて底の状態が良いかなと、ちょうど桟橋入口から10席目に釣り座を構えました。
今年の年頭から続けてやっている両グルテンの底釣りを試してみます。竿はダイワ五天聖18尺、道糸0.8号、ハリス0.4号40-48cm、ハリは上下ともアクト5号です。
水深を測ってみると、意外に浅く約2.5mといったところでしょうか。ウキは美春の赤帯(底釣)5号を付けました。えさはグルテン四季:グルテンα21:水を20cc:20cc:40ccで作りました。
いざ!とえさを振り込むと正面から太陽が昇ってきて、水面が光ってウキが見えません。思いだした!ここの1月の朝が一番眩しいんだった…。
身体を右に左に傾けてどうにかウキの見える角度を探します。ようやく見えるかな…という角度を見つけたら、モヤモヤとサワリが出始めました。うむ。底には魚が居るようだ。
ところがサワリが出始めてから、なかなか明確なアタリが出ません。ウキ下をこまめに調節しながら、アタリが出る位置を探ります。するとツン!と初アタリが出ました。
しっぽがはみ出る良型です。沖には新べらが居ついているのかしら?ウキ下も合ってきたみたいだから、期待できるかな?と思っていたら、程なく釣れました。
ハリ掛かりするとノシノシと抵抗する重いヒキです。こりゃあいい、とようやく寄せてくると重量のある新べらです。この魚を釣れるなら、例会当日も狙ってみたいなぁと素直に思います。連続ヒットでホクホク顔。これが釣れ続けてくれれば言うことありません。
ところが次第にサワリが無くなっていきます。1ボウル打ったのでえさを替えてみます。いもグルテン:グルテン四季:グルテンα21:水を10cc:10cc:20cc:40ccの配合にすると、サワリが復活して、アタリが出ました。
その後しばらく置いてまたアタリが出ました。この配合でも釣れるみたい。
その後はまたアタリが遠のいてしまいました。次に釣れたのはまたえさを作り直した後でした。
どうやらえさの配合というよりは、経時変化のような気がします。出来上がり直後のホクッとした感じが良いような感想を持ちました。これはこまめに作り直さないといけませんな。
ホクッとした感じが良いのか?とあまりえさを丸めないで、甘いえさ付けを続けていったのですが、ウキがなじんでいく最中にポコポコと突き上げられる動きが出てきました。
えさ付けが甘すぎたか、気温が上がったのか魚が上ずっている気がします。ウキを50cmほど下にずらして、宙を試してみます。
ところがこれはさっぱり反応がなくなってしまいました。宙でウキが動くほど状況は甘くないようです。
これをシオに底休めと事務所へ行って昼食をとります。すると当会の会員の方がいらしたので、情報交換します。
聞くとD桟橋に入って段底をしているがなかなか釣れない。釣ってる人は早めにバラケを抜いて早い打ち返しでやってるみたいとのことでした。
どうも宙は芳しくないみたいね…と、きつねうどんを食べた後、釣り座に戻って底釣りを再開します。
さて…とえさを振り込むとツン!と良いアタリが出ます。おぉ底休め効果?
その後はまたもや釣れない時間帯に入ってしまいました。お腹が膨れたのでのんびりと釣りをしたせいでもあるのですが(笑)。
ここまで釣ってきて、ハリスが少し長いような気がしました。良い陽気のせいかウキがなじむ途中でつっかえるので、33-40cmと短めにしてみました。これですんなりなじむようになったので、終了までに一枚釣りたいな…と思っていると、本当に終了間際に釣れました。
今日はこれにて終了です。
例会本番の本線は11尺竿のメーターウドンセットと考えているのですが、これだけ型の良い新べらが釣れると両グルテンの底釣りに惹かれます。どうしたものか…。当日の朝に気分と周りの様子で決めることにします。
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