指令を受けて冬の海へ
指令が出されました。ズバリ食べて美味しいものを釣ってこいと。そこで2012年2月4日(土)オニカサゴを狙いに行ってきました。
場所は神奈川県三崎えいあん丸。以前に掲示板で迷彩親父さんに教わったこの船宿がオニカサゴを周年狙って船を出していることを思い出したのでした。
この時期の沖釣りというのはほとんど記憶にありません。何を釣るにも荒行苦行の季節です。明日誕生日を迎えて40歳になるという時に、30代最後にやり残したことを考えるとオニカサゴ喰ってみたいな…と思い至ったのであります。不惑がそんなでいいのか?(^^;)
やってきました
沖に出てみると思いのほか波が高く、キャビンで横になって寝てしまう前に酔ってしまいました。う~ん何年ぶりの船酔いだろ…久しぶりに気持ち悪い。
ポイントに到着して仕掛けを準備します。竿はシマノの幻波イカ210、リールはシマノ電動丸3000H、道糸PE5号、オモリが120号で腕長40cmのテンビンを使用。船で購入した2本バリの仕掛けはムツバリ18号に小型のタコベイトがついています。
えさに配られたサバの切り身を付けて釣り始めたのですが、少し吐いてしまいました。そのまま竿を持って釣り続けます。朝ごはんを食べたらケロリと治ってしまいましたけどね。
何とか顔が見られれれば御の字という釣りなので、諦めずに釣り続けると感触も判らないまま見るのも釣るのも初めてという新顔が上がってきました。
この魚は食べるところが無いサイズだったので、記念撮影後リリースしました。
その後、続けて小さいユメカサゴ(ノドグロカサゴ)が釣れました。隣のおじさんがそれはおいしいよと教えてくれたので、クーラーに入れてキープしました。後で記念撮影しようと思っていたら、食べた後に思い出しました(笑)よって写真は無し。
そしてアタリがないまま延々と時は流れていきます。特えさとして準備したアナゴやイカにもアタリは出ることなく、13時頃沖アガリとなってしまいました。
陸に上がるとこのままでは指令が果たせない…と駐車場の真正面にある観光センター「うらり」に飛び込みます。ボウズになっても旨い魚が調達できる所を、と考えて三崎にしたのが真相です(笑)
三崎といえばやっぱりキンメダイよね…と物色し、食べ頃サイズを見つけました。
うむ。旨そう。
お店の人にブツ切りに捌いてもらって、他にマグロの角煮とカマスの干物をお土産に買いました。翌日、指令を出した張本人(笑)とつり丸2月15日(No.300)号に掲載されていたみぞれ鍋にして頂きます。
投入しまっす
みぞれ鍋は大根おろしが優しい味わいにしてくれるようで、キンメダイの旨みとぴったり。間違いのない味でした。おいしく頂きました。
アラ炊きにかぶりつき
キンメダイですっかりシアワセになってしまって忘れていたのですが、オニカサゴも鍋が旨いと評判の魚です。こちらは捲土重来を期して再挑戦です。40代に持ち越しになっちゃったのは残念だなぁ(笑)。
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