雨の清遊湖は浮気で激沈
道満へら鮒会の3月例会が清遊湖で行われましたので参加してきました。
例会の前日9日の金曜日から雨になり、明日はテント生活になりそうだな…と憂鬱な感じです。準備にも手間取ってしまい、タピオカウドンは作れず、O氏と待ち合わせた後に座布団を忘れたことに気付いて取りに帰るといったドタバタっぷりです。
O氏も作ったタピオカウドンを忘れるなど二人して忘れ物が多く、なんだか一筋縄ではいかない予感が漂っています。
他の例会が入っていて、当会の入場順は100番以降です。釣り座選びに苦労しそうだねなどと話しながら入場です。当会は北桟橋、中央桟橋、南桟橋の指定ですが、中央桟橋は既に混雑状態です。
O氏と並んで北桟橋のバッキ(水を攪拌するための水車)の前に釣り座を構えました。ここでデジカメを忘れたことに気付き、今回の撮影は全て携帯のカメラとなりました。
右隣のO氏はメーターウドンセットをやるので、僕は底釣りの様子をみることにします。
水深をみるために16尺を取りだしたのですが、竿先からウキまで結構余ります。チョウチンの位置なら13尺くらい…?それなら一思いに、と取り出したのはダイワ五天聖18尺。これで3か月連続登板です(笑)。
仕掛けは道糸0.8号、ハリス0.4号40-45cm、ハリは上下ともアクト5号。ウキは美春の赤帯(底釣)6号を付けました。ウキ下は約4mといったところでしょうか。
えさ落ち目盛りのオモリバランスを取り、底をとってから、えさを作ります。まずは両グルテンでと、わたグル:グルテン四季:水を20cc:20cc:40ccで作りました。
えさを打ち始めると、わずか3投めでウキがモヤモヤ動き始めます。これは…イケるかも?と色めき立ったのですが、肝心の喰いアタリがなかなか出ません。
喰いアタリが出ない時はダンゴにするとアタリが出るかも?とO氏のアドバイスを受け、ダンゴえさを作ろうとしたら、底釣り用のえさがありません。段底と麩王をテキトーブレンドして練り込み、急遽なんちゃって底釣りえさをデッチ上げましたが、やはりハッキリとしたアタリが出ません。
とにかくあわせてみる!と怪しいウキの動きをとっていったら、正体が判りました。
クチボソでした(11:20)
コイツが正体だったのか…と分かると色めきたっていたテンションもダダ下がりです。あぁ祭り囃子の音が遠ざかっていくようです(泣)。
しばらく両グルテン、バラケ&グルテン、両ダンゴとあれこれ試し、ついには合体えさによるグルダンゴまで試したのですが、やっぱりダメ。とうとうあきらめて段底に切り替えました。
上ハリをバラサ5号、上ハリス0.4号12cm、下ハリをタクマ4号、下ハリスをフロロ0.35号50cmに変更して、えさを作り直します。
バラケはペレ匠顆粒50ccを水100ccで吸水させて、段底200cc+麩王100cc+鬼武者100cc+浅ダナ一本少々で仕上げたもの。食わせは力玉です。
ところが段底に替えて5投めで、クチボソが力玉を頬張って上がってきました。これはダメだと宙釣りにまたもや変更です。
竿はそのままダイワ五天聖18尺、道糸もそのままで、下ハリスを35cmに詰めました。ウキを付け替えて、弘月作の競(旧モデル赤)13番にしました。
バラケえさはO氏が柔らかい方がよいとこの日の傾向を掴んでいたので、手水を打って麩王を追い足して調整します。
ウドンセットはバラケのタッチが肝要、とアレコレ調整していくと、18尺でギリギリえさ打ちできる柔らかいえさでサワリが出始めます。フワフワとウキが動いて、ようやくスパッとアタリが出ました。
ところがアタリが続きません。時折思い出したようにウキがモヤモヤと動くので、これは…!と身を乗り出すのですが、いまいち気持ちよくスパッと入るアタリが出ません。あれこれバラケのタッチを探って、ようやくアタリが出ました。
しかしながら、やはりアタリどころかサワリも続きません。沖を狙った以上、せめて大きい魚が釣れれば甲斐もあるのですが、それほどの差は感じられません。何よりアタリが少ない…。
いよいよもって、これはイカン!とシマノ慶匠11尺を取り出してメーターウドンセットに切り替えます。というか、そもそもこの釣りが本線と踏んでいたんだよなぁ…。
道糸0.7号、ハリス0.4号12-40cm、上ハリはバラサ5号、下ハリはタクマ4号です。ウキは忠相のツアースペックアローGのLサイズを使います。
バラケえさはペレ匠顆粒:同デカ粒:同粉末を20cc:20cc:10cc(目分量)に水を100cc注いで吸水させ、麩王:軽麩を200cc:100cc入れてかき混ぜ、後から速攻かっつけ100ccを入れて仕上げました。食わせえさは力玉です。
もはや残り時間は1時間程しかありません。1枚でも多く釣っておかなければ…と、短くなった竿の手返しを活かして、えさを打ち返します。
次第にサワリが出始めて、良い雰囲気になってきました。別に長い竿じゃなくても大丈夫そう、これならやっぱり最初から11尺だったか…と思っていたら、アタリが出ました。
ここから少しでも挽回しないと、とドンドンえさを打っていきます。程なくアタリが出て、良い調子になってきました。
やはり11尺で手返しをあげる方が良いのかな?と思ったのですが、この後がなかなか続きません。少しバラけるようなえさ付けでとにかくサワリを出さないとアタリが飛んでしまいます。
何とか最後まで、一枚でも多く!と粘って、なんとか終了間際にアガリ一枚を釣りました。
今日の釣果は6枚5kg(フラシ込み)でした。トホホ…。
底釣りで引っ張ってしまい、沖宙へ進んで、釣行前の本命に辿り着くのがあまりにも遅過ぎました。ふらふら浮気をしてはイカンという典型的な事例になってしまいました。
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