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道満へら鮒会4月例会に
行ってきました

三国池は花散らしの雨が降っていました

2012-04-14

 道満へら鮒会の4月例会が三国池で行われましたので参加してきました。

 先月の清遊湖に続いて今回も雨です。今週はさいたまも桜が開花し、ちょうど見頃を迎えました。ところが今日の雨が花散らしになってしまいました。今年の春は週末ごとに雨になっているような気がします。

 風が北東方向から吹くという天気予報を考慮し、釣り座は北東岸を目指します。例えテントを設置しても、向かい風では雨が正面から吹き込んでくるので、風は背中から受けるのが吉です。北東岸の30番に決めると、1席空けた右にO氏、左に2席空けてH氏が入りました。釣り座からの写真は撮り忘れました。

 釣り方は沖底をやりたかったのですが、テントに入ってしまうと長い竿は扱い切れなくなります。長竿に未練を残しつつも、ダイワの抱月硬式12尺を取り出しました。
 とにかく底釣り!と準備を始めます。本当は雨だしやはりちょっと長めの宙が良いんじゃないかと思いつつも底釣りをやるのは、もう病気かも知れません(笑)。

 道糸0.8号、ハリス0.4号30-37cm、ハリは上下ともコム3号を結んで両ウドンの底釣りです。この冬あまりできなかったので…。
 ウキはかちどきのオールシーズン底ムク10号です。グラスムクのトップが付いています。えさは野本釣具店のニュー黄うどんを水140ccで作ったもの。まぶし粉は底そのまんまです。

 釣りを初めて準備を整えるうちに、玉の柄を忘れたことに気づきました。いつも竿ケースに入れてあるのに、どうして忘れちゃったんだろう。まぁ釣れないからいいか、などとのんびり始めます。

 えさを打ち返していくのですが、いまいちウキが動きません。これはなかなか難しいかな…と続けていると、ウキがゆっくりと左に流されていきます。するとウキのトップがゆっくり沈んでいくのです。あちゃ~深い方へ流されるのはあまり良くないんだけどなぁ。

 やや右側に打つようにしていると、ツッとウキが入って初物が掛かりました。あれれ、ホントに釣れるとは思ってなかったので玉網が無い…(笑)。玉枠をじかに握ってなんとか初物を取り込みました。

いらっしゃ~い
初物釣れました(7:29)

 ここでお手洗いに立ち、事務所で玉網を借りました。貸してくれるところで助かりました。玉網の準備が整ったので、さぁ、いつでもおいで(笑)と言いたいところですがアタリが続きません。せっせとえさを打ち返して、ようやく借りた玉網の出番がやってきたのは1時間以上も後でした。

やっとこさっとこ
ようやく2枚め釣れました(8:46)

 その後はさらに釣れません。時折ふわふわとウキが動くのですが、肝心のアタリが出ない展開が続きます。なんとか食いアタリを出そうとウキ下をマメに調節します。弱いものの雨が降り続くため、時間が経っても一向に暖かくならないどころが、ドンドン寒くなっていきます。

ここで産まれたのかな?
3枚めはチビっ子でした(11:01)

 11時過ぎになり、事務所から昼食のアナウンスが掛かります。事前に注文をしておいたので、そそくさとお昼ごはんにします。
 暖かい事務所で一息つくと、会のメンバーも頻りに寒いねぇと繰り返していました。

シラスウナギが折からの高騰とのこと
お昼は豚生姜焼き丼&うどんのセットでした(11:23)

 お腹が膨れたところで釣り座に戻り、午後の部を再開します。こんな時期待するのは再開後すぐのアタリです。意外とこれが釣れちゃったりするんだよね~などと思っていたら、ホントに釣れちゃいました。

戻ってきてすぐでした
4枚めは底休め効果アリ?(12:19)

 しかしながらこんなラッキーパンチは続かない。12時も過ぎたし、そろそろ終了までにいくつか本気で釣らないとと考え始めます。4枚では天気も釣果も寒かった…で終わってしまいます。両ウドンの釣りに拘るのは終わりにして、釣果を出すために工夫を始めます。
 何をさておき、初手としてはえさの変更です。ペレ底単品を100ccに水50ccで作り、両ダンゴの底釣りに切り替えて、様子をみることにしました。

 するとペレ底の反応が明らかに違います。両ウドンと違ってウキにサワリが出てきます。これは…と思っていると、ツン!と落として、へらぶなが掛かってきました。

おお!好感触!
5枚めはペレ底で(13:22)

 これはいいなぁ、最初からコッチが良かったか?と思って、次を振り込むと続けて釣れてきました。

これまでサッパリだったのに
連続ヒットで6枚め(13:24)

 これまでウドン+まぶし粉をさんざん撒いてきたので、ある程度魚が居たのだろう、と思います。2枚抜いたらさすがにウキの動きも穏やかになりましたが、やはり両ウドンよりは明らかに反応が良いです。

 この頃からさらに左へと流されるようになりました。ペレ底というかダンゴえさならパイプトップの方がシモリがなくて釣り易いはずです。ウキを交換しようかな…とも思いましたが、やや右側へえさ打ちすることで対処します。

 やや右に振り込んで正面に流れてきたところでアタリが出るのが理想なのですが、やや左に流された頃にアタリが出ます。カケアガリなのか底の形状なのか…。ウキ下をアレコレと調整しますが、左に流された頃に1目盛りシモってしまうのがやりにくいのです。ところが、ここでアタるからいまいちスッキリしない…。

う~ん、もっとラクに釣れるはず…
7枚めのへらぶなです(13:53)

もうちょっとでスッキリするはず…
ウキ下を探って8枚め(14:11)

 正面でアタリを出すのを諦めて、少し這わせ気味にウキ下を長めにとり、やや左に流された辺りに照準を合わせたら、安定してアタリが出るようになりました。

こんな感じかな?
なんとかツ抜けが見えてきた9枚め(14:23)

ヨシヨシ
セッティングが分かってきた?の10枚め(14:29)

 左隣のH氏が調子が上がってきたねぇと声を掛けてくれました。段々良くなる底釣り…じゃないと頑張った甲斐がありませんものねと返答するも、時既に遅し、です。

もうちょっと釣果を…
最後のスパート11枚め(14:47)

最後になってしまいました
連続ヒットで12枚め(14:48)

 釣果は12枚で6.4kgでした。最後の1時間で5枚はなかなか良いペースです。少し追い上げられたのが救いですが、最初から両ウドンに拘らないでペレ底を試していれば、もっと数が伸ばせたのに…。後悔しても後の祭りです。いつもいつもあれをしとけば良かったと反省するばかりなんですよね。

彼女のお宅へ
先月に続いてデコポンを頂きました

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