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道満へら鮒会5月例会に
行ってきました

激戦区、武蔵の池ではいつも翻弄されます

2012-05-12

 道満へら鮒会の5月例会が武蔵の池で行われましたので参加してきました。
 この日は武蔵の池愛好会の月例会が開催されます。というか同じ第2土曜日なのでいつでもカチ合うのです(笑)。混雑する中、どうやって釣るか、いつも悩ましいところです。

 当会の釣り座は中央桟橋の南北(クランクの無い部分)です。西から風が吹くとの予報なので、東向きの109番(渡り寄り)に釣り座を構えました。1席あけて左がO氏、右は4席空けて渡り桟橋です。当会では桟橋脇の釣り座は80歳以上のみ入釣可としています。

釣れるかなぁ
109番に入りました

風情は無い池です
釣り座からの景色です

 5月ともなれば釣り方に悩むところです。昨年秋からこの春にかけては底釣りが多く、浅ダナのウドンセットをやる機会が少なかったので、今日はメーターウドンセットをやろう!と決めてきました。

 竿はシマノ慶匠9尺、道糸0.8号、上ハリはバラサ5号、上ハリス0.5号12cm、下ハリはタクマ4号、下ハリス0.4号35cm、ウキは忠相ツアースペックアローGのLサイズを付けました。

 バラケえさはペレ匠顆粒60ccを水120ccで吸水させて、麩王240cc:鬼武者240ccを入れてかきまぜます。最後に速攻かっつけを一掴み入れて仕上げました。
 食わせえさはギャパンのタピオカスターチ15gに水を60gで電子レンジ作り。ラップに包んで持参し、ポンプに詰めて使用します。

 えさ打ちを始めると10投めくらいでウキが動き始めます。うむ、悪くない、と思っていると初物がウキを落としてくれました。

出だしは悪くないよ?
初物釣れました(6:59)

 7時9分に3枚目を釣るまでは問題無かったのですが、次第に魚の寄りが強くなってきて、糸ズレが酷くなってきました。こうなるとウキに余計な動きが出てしまうので釣りにくくなります。バラケの大きさやタッチでアレコレと調整しましたが、もう少しオモリを背負うウキが扱いやすいかな?と碧舟のRapid-EXのLサイズに変更します。息子の仇は親父さんがとる(笑)。

 これで少しウキが落ち着きました。7時43分にようやく4枚目を釣って一安心。しかしながら8時30分を過ぎる頃から、こんどはへらのモーニングサービスが終わったようで(苦笑)釣果が伸びません。

この後が正念場
7枚目のへらです(8:38)

 スレが多いのでハリスを30cmに詰めたらアタらない。じゃあバラケのタッチだ、と調整したりして、1時間ぶりの9時37分にようやく8枚めが釣れ、10時までになんとか10枚まで釣りました。ポツポツと拾いながら、いきなりポカッと穴が開いてしまう、なんだか嫌なペースです。

波に乗れるなんて思っちゃいないが…
なんとかツ抜け(9:56)

 西向きで釣っていた幹事長が隣に入れてと1席空けた右隣に移動してきました。アッチは向かい風でアタらないよ。風が冷たいしと苦戦していたようです。O氏は彼は大エサを打ちますから、寄せ負けしちゃダメですよとアドバイスをくれました。そこで麩王を追い足しして、比較的大きくボソッとしたえさを打っていったのですが、さらに魚がはしゃいでしまって食いアタリが出ません。
 大きく2時間、スレとカラツンばかりで釣果が伸ばせない時間が続き、結局寄せばっかり意識してもダメだ、もう少し抑えたえさを打ってタナに魚を貯め込むイメージでと方針を転換します。

 えさを小さめに丁寧に丸く、タナでジワジワ溶けるイメージでハリ付けして、ゆっくり穏やかなサワリが出てから、ウキが8割くらい返ってきたところで出るアタリで、なんとかハリ掛かりするようになってきました。

いっぱい寄せりゃいいってもんでもねぇな
2時間ぶり!(11:56)

 これで12時38分までには16枚まで釣ったのですが、またもや穴が開いてしまいます。ここから先はカラツン地獄でした。比較的抑えて待ったアタリが悉くカラになります。へらの活性が変わってしまったのでしょう。

カラツン地獄の一丁目(笑)
16枚目です。ここから苦難の道が…(12:38)

 左のO氏は両ダンゴで釣り切れないとみてトロ掛けに変更しています。それまで両隣の二人はトロロが良いんじゃないか?と頻りに言ってたのですが、僕はハリスを詰めるとアタリが飛ぶ傾向からどうですかねぇ?と懐疑的だったのです。結局O氏のメータートロ掛けは爆発せず。ホントだ。あんまりアタらないと言っていたので、麩の粒子に反応する地合だったようです。

ばしばしアタるんですよ?
17枚目は1時間後(13:32)

 結局カラツンは税金、強くアタるバラケのタッチをキープする、と考えて打ち続けるのですが、30分に一回しかハリ掛かりしないのです。18枚めは14時3分、19枚めは14時41分と本当に思い出したようにしかハリ掛かりしません。毎投、ツン!と気持ちいいアタリが出ているにも関わらず、です。左で見ていたO氏はカラツンばかりで段々、気の毒になってきた…と言い出すほどのカラツン無限地獄です。

 結局46分になんとか20枚めを釣って終了です。多分上ハリのバラケに激しくアタっているのでしょう。両ダンゴで釣り切る自信は当然ありませんし、トロ掛けに変更しても打開できなかったでしょう。本当に難しかったなぁ。

あ~疲れた
最後の20枚め(14:46)

 釣果は20枚、9.3kgでした。トップは48.5kgですから半分なんてお話にもなりません。昨今云われる難しいメーターウドンセットの典型にズブズブと嵌ってしまった格好になりました。トホホ…。

 来月の兎谷津へらぶなセンターも激カラ地獄の池です。暖季の浅ダナは体力とともにいかにカラツンに耐えられるかの精神力も重要なのか…と思うと気が重いです。

参加賞です
コーラを頂きました

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