寝坊して羽生吉沼へ遅刻してしまいました
道満へら鮒会の7月例会が羽生吉沼で行われましたので参加してきました。
実は寝坊しまして、朝7時H氏からの今日は来ないの?という電話で目覚める大失態。釣り場に着いたのが8時半過ぎという次第でした。
釣り場に着いたら、まずは電話を頂いたH氏にお詫びとお礼のご挨拶をします。釣況はいまいちで浅ダナから9尺のチョウチンへと変更したとのこと。その後に挨拶した会長もいまいちとの返事です。他にいろいろ回ってみたところ、全般的に浅いタナは苦戦しているようです。結局アレコレ回って、釣り座は人の少ない赤城桟橋の384番にしました。
自動検量機におおよそ5.4mと水深が書いてあるのですが、これを見て19尺で届くな…と思ってしまいました。釣り座に着くまではカッツケ両ダンゴのつもりだったんです。でものんびり遅れてやってきて、忙しい釣りをやるのもなんだしなぁ…とか浅いタナは調子が悪いみたいだしなぁと思い、結局底釣りをすることにしました。
竿はダイワ五天聖19尺。道糸0.8号、ハリス0.4号50-60cm、ハリは上下ともバラサ5号。ウキは花水樹の底釣り用パイプトップ15.5番です。このウキは竹足ですが、ちょっと長めになっています。
えさはペレ宙1袋とつなぎグルテン1袋を混ぜたものを、粉120cc:水60ccで作りました。いわゆるペレ底の定番と呼ばれるえさです。雑誌などでは追わせる底釣りなどと紹介されている、長めのハリスでゆっくりえさを落とし、えさが着底した早いタイミングでアタリを出すやり方に挑戦してみます。
えさを打ち始めると5投くらいでウキが動き始めました。ナジんでいく途中にモヤモヤとサワリが出ます。ところがナジみきってしまうと、明確なアタリが出ません。どうもジャミが邪魔してる…?
何度もえさ打ちしても、底釣りらしいアタリがでません。痺れを切らして、とにかくあわせないことには何も釣れないとあわせてみたところ、正体が判明しました。
へらぶなが寄ってくれば良いアタリも出るのでは?とえさを打っていきます。どうも底からやや上、ハリスが落ちていく最中にちょっかいを出されているような感じがします。
ウキがえさ落ち目盛までなじんだ辺りで出る動きも積極的にあわせてみます。この時点で釣れてくれば、速い展開になるんだけど…と目論んでいたら、初物が釣れました。
この魚、体に赤いポツポツがあるんですよね。これが何だか良く分らないのですが、管理池の底釣りでこの体の魚が釣れてくる時って、イイ思いをしたことが無いような気がします。そもそも管理池の底釣りでイイ思いなんてした記憶も無いのですが(笑)。
底釣りだから良いアタリを待つ、というのではなくて、えさ落ち目盛あたりのアヤしい動きもとっていく、と決めて、ハッシ!とあわせると、手ごたえが随分と軽いです。
ずいぶん小さいへらが釣れました。あれれ…?続けて振り込むと、まだアヤしいアタリというか動きが出ます。
早いタイミングであわせていくので、狙い通りの良い釣りになりそうなペースなのですが、いかんせん型が小さ過ぎます。大型放流が自慢の羽生吉沼で、このサイズではどんなペースで釣っても勝負になりません。
以前野田幸手園でも夏に底釣りをやったら、おチビちゃんばかりが釣れたことがあります。夏は小さいへらが底に溜まる習性とかあるのかな?O氏は後日力の弱い小べらは、力のある大きなへらに環境の良い表層から追い出されて底にしか居られないんじゃないですか?と答えてくれました。なるほど。
この後ウキの動きが少なくなってアタリが遠のきます。居るへらを釣ってしまったか?と、底へ魚を引き込むイメージで、セッセとえさを打ち返していきます。
えさに手水を打って、少しずつ軟らかくします。オモリが下に落ちてからハリスがゆっくり沈んでいく際にえさが少しずつ溶けていくイメージです。するとえさ落ち目盛のあたりでモヤモヤとサワるようになってきました。早めのアタリをとっていきます。
このペースなら悪くないんだけど型が小さい、と思っていたら大きいのが釣れました。このサイズが揃ってくれれば良いのですが。
しかし、この後どんどんアタリが無くなっていきました。なじむ最中のウキにサワリは出るのですが、ナジミ切った辺りから後はサワリも少なく、あわせようというアタリが出ないのです。
11時41分に8枚目を釣った後、9枚目を釣るまでには一時間も穴があいてしまいました。本来底釣りやチョウチンなどは、午後になって調子が上がってくるのが良いとされます。タナができるとか地合を作るなどと言われます。
このままではジリ貧なので、何か大きな手を打たねばなりません。同じ桟橋で釣っていた会の先輩方から底釣りをやるなら岸向きがいいよというアドバイスを受けたので、13時に席替えをします。
釣り座は振り返った真後ろから左に一つずれた433番です。羽生吉沼は自動検量機がありますので、先程まで座っていた364番にタモを置いといて、移動先の433番で釣った魚を移動前の検量機まで持って行く作戦にしました。慌ただしくなってくれればいいけどなぁ。
仕掛けはそのままで、底立てをしてみるとやっぱりというか案の定というか逆カケアガリです。水深は約2.5mですので、結構浅くなりました。ウキを1番手小さい14号に、ハリス寸を40-50cmに変更します。
えさを振り込んでみると、数投でウキにサワリが出始めます。魚は居るんだなぁ~と確認できますが、肝心のアタリがなかなか出ません。やっぱりフワフワするだけなのはこちらも同じようです。懲りずに底釣りを続けると、ようやくアタリが出ました。
どうにか席替え後にも釣れましたが、やっぱり型が小さいです。今日は底釣りに勝機の無い日和だったんでしょう。
最後の一枚になったのは、今日一番のおチビさんでした。もちろん検量対象外、というか自動検量機が作動しないサイズです。トホホイ。
釣果は結局10枚3.6kgでした。ぶっちぎりの最下位です(笑)。ウキがモヤモヤ動く割には決めアタリが出ませんでした。もっとサワリがなければスパッとやめて、カッツケに行くんですけどね。でもホントは2枚目のおチビちゃんが釣れちゃった時点で辞めないといけないんです。でも底釣りやっちゃうんですよ。ここはどう考えても浅ダナだよね…と言いながら底立てやっちゃう時点でもう病気なんです。でも、いいんです。好きだから(笑)。
参加賞はお味噌汁ほか缶ビール3本、缶ジュース2本でした
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