やっぱり釣れない隼人大池
道満へら鮒会10月例会が隼人大池にて行われましたので参加してきました。
昨年の隼人大池での例会は11月に行われました。その際は9尺のチョウチンウドンセットで挑んだのですが、スレまくりで相変わらず例会本番になると釣れない難しい池を繰り返す結果となってしまいました。今年は10月の開催とあって、昨年とは若干様子が異なることでしょう。
これまでこの池では釣り座はアテ番(抽選)で決められていましたが、今年からは年齢と成績による入場順となりました。当会が使用するのは新池の中央桟橋東向きです。事務所に近い端から一番奥まで選べますが、人気があるのは奥寄りです。僕が入ったのは281番でした。
先週に試釣にきたO氏の情報では両ダンゴでいけますが、少し長い竿で少し深めを狙う方が釣りやすく、ライトペレ宙がよさそうとのことですので、今年最後になるだろうペレ宙をするべく、ダイワの一撃MIZUKIRIの15尺を取り出します。抑えと考えていた9尺チョウチンウドンセットが左隣のN氏と被ってしまったのもあります(笑)。
道糸1号、ハリス0.5号40-50cm、ハリ上下ともバラサ7号、ウキはへきしゅう水凪10号をオモリまで約2mの位置にセットしました。えさはペレ軽:水を450cc:100ccの単品作りで始めます。
えさを打ち始めてみると、やっぱりウキが動きません。やっぱり1ボウルくらい打ってからでないと、状況を判断するには早いよね…、としばらく辛抱の時間が続きます。周りを見回してみても、なかなか竿が立っていない様子です。
せっせとえさを打ち返すと、もやっとサワリが出始めました。そろそろ営業開始かな?と思い始めた頃、ようやくアタリが出て、初物が釣れました。
1ボウル打ち終わる直前くらいに、ウキに動きが出てきました。続けるかやめるか悩むタイミング(笑)です。さりとて他に釣れている様子の釣り方も見当たらないので、好転を期待して継続。えさも2ボウルめを作ります。
継続、と決めたものの、やはりウキの動きは芳しくありません。モヤモヤとサワリが出るようになってきたので、魚は寄ってきたようなのですが、決めアタリが出ません。
またもやボウルのえさが残り少なくなってきた頃に、ようやくアタリが出て、2枚めが釣れました。
時間が経って粘りが出てしまっているえさで釣れたってことは、魚の好みと合っていなかった?と思い、3ボウルめは配合を変えてみます。ペレ軽:浅ダナ一本:水を400cc:50cc:100ccと、粘る麩を入れてみました。
3枚めが釣れたものの、後が続かないので効果があったというには微妙なトコロです。その後もモヤモヤは出るのですが、アタリが出ません。どうにかならんものかな?
4枚めを釣った後、いよいよもってウキが動かなくなってきました。モーニングサービスの時間で決め手を欠いて、結局4枚止まりではイカンと方針変更します。モヤモヤ動くサワリをどうにかアタリにしたい、とメータートロ掛けを試すことにしました。
竿は15尺のままで、ウキを弘月作の競(旧モデル)12番(セルパイプトップ8cm、一本取りボディ7cm、ソリッドグラス足5cmに、上ハリはバラサ7号のまま、ハリスを15cmにします。下ハリをトロ掛け5号、下ハリスを0.4号22cmに変更しました。
仕掛けの準備が済んだところで、バラケえさのマルキューのSデザイン・ブルーを取り出し、食わせのトロロを…と探すと見つかりません。えさを入れているバッカンに入れ忘れたようです。
仕方がないと事務所へ行ってヒゲトロを一袋購入し、帰りに離れたところで釣っていたO氏の様子を聞いてみます。底釣りをやっていた彼もイマイチ調子が上がらない様子です。池全体で食い渋っているのか、良いという人が見当たりません。会長にもこんな時は何でも試してみるのがいいよ。がんばってと声を掛けられ、釣り座に戻ります。
ところがメータートロ掛けは全然ウキが動きません。1mのタナには魚が少ない。これではダメだ!と思い切ってチョウチンダナに変更します。
ウキをへきしゅう水凪11号に変更し、竿先からウキ一本半のあたりにセットすると、底より少し上になるはずです。念のために底取りゴムを付けると、ウキがズボッと沈むのでオッケーです。
このタナでえさを打ち返していくと、少しはウキがモヤモヤと動きます。このモヤモヤとしたサワリからアタリが出て欲しい…と期待を寄せていると、どうにかアタリが出てくれました。
これで打開できるかと思ったのですが、なかなか後が続きません。もう一枚釣ることができたのですが、その後はさっぱりでした。
時折モヤモヤと動くのですが、食いアタリに繋がる感じではありません。次第に集中力が切れてしまって、空しく終了の時刻を迎えたのでした。
釣果は6枚。5.2kg(フラシ込み)でした。トップは両ダンゴで釣った方で29kgでした。釣れる人はまだ両ダンゴで合わせてくる時期なのですね。季節の変わり目はなかなか難しいです。
参加賞は2リットルペットボトルを3本に2リットルペットボトルのウーロン茶を1本でした。これで合計約8kgでしょうか。釣果よりも重い参加賞を抱えて、肩を落として帰宅したのでした。トホホ。
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