冷たい雨の中、チョウチンウドンセットの練習に
昨日の道満河岸へら釣り場への釣行でお会いした会の先輩N氏が、来月の例会会場となる加須吉沼には試釣に行かないの?僕は明日行ってくるよ?どう?と仰いました。この日の天気予報は雨だったので、釣行を躊躇っていたのですが、来週末は釣行に充てられないので、思い切って行ってきました。
東北道で向かう途中で、既にポツポツと降り出してきました。羽生ICの前あたりで止んだので、準備が終わるまでは降らないで欲しい…と願いつつ、加須吉沼に入場したのは、7時頃だったでしょうか。
天気予報が雨の割にはお客さんが入っていました。事務所に近いもみじ桟橋、中央桟橋にはフラシを入れた例会参加者の姿が見られます。さくら桟橋を歩いて空きを探していると、中央桟橋から昨日お会いしたNさんの呼び掛ける声が届きます。
中央桟橋に回ってご挨拶に伺うと、先日放流があったからお客さんが多いけど、釣れてないよとのことです。あまり空きが無いことから背後の桟橋反対向きに入れて頂きました。
深い水深を見ると底釣りをやりたくなりますが、21尺の底釣りなんて、雨でテントを出したら面倒で仕方ないです。今日は来月の例会の主力となるであろうチョウチンウドンセットの練習をやろう!と決めていました。というのもチョウチンウドンセットをやる機会があまりに少なくて、1月の鮎川湖以来、例会では昨年の11月の隼人大池以来とリハビリが必要なくらい縁遠くなっていたからです。
取り出したのは、初登場のシマノ朱紋峰 煉(旧)の9尺です。今年の1月に中古で購入したのですが、なぜか出番が無く、デビューが持ち越しになっている間に、カタログ落ち→モデルチェンジとなってしまいました(笑)。
仕掛けは道糸1号、上ハリス0.5号10cm、上ハリがバラサ6号、下ハリス0.4号50cm、下ハリがタクマ5号、ウキはへきしゅう水凪9号です。
バラケえさはペレ匠顆粒60ccに水120ccを吸水させて、麩王240ccと鬼武者240ccと速攻かっつけ120ccを入れて仕上げました。食わせえさはタピオカウドン。ギャバンのタピオカスターチ15gに水を59.5g、コンデンスミルク0.5gで作って、ダイワのプロフェッショナルウドンメーカーで搾り出し、2代目わらび職人でタッパー保管です。
えさを打ち始めると、なかなかウキにサワリが出ません。もう朝晩寒い時期だし、釣れてないって話だし…、と20投ほどしたでしょうか。モヤッとサワリが出ました。ようやく魚が寄ってきたかな?と思った次の投でスパッとアタリが出ました。
後ろのNさんがおっ!早いね~と声を掛けてくれましたので、状況は相当厳しいのでしょう。桟橋下に居ついているのかな?
とはいえ、次が続きません。何投かサワリを出してくれましたが、次第に音沙汰無しの尻すぼみ。ついに雨が降り出してきたのでテントを設営します。
風が微風ながらも向かいから吹いてきますので、霧雨がテントの中に降り込んできます。サワリもほぼ出ない状況です。お手洗いで席を立った際にNさんを確認すると9尺チョウチンから13尺チョウチンに変更しています。聞くと深い方がまだいくらかマシとのことです。右隣のOSさんはカッツケウドンセットですが、こちらもウキが動いていません。
結局、釣り方はそのままで再開し、ハリスを70cmまで段階的に伸ばしたり、バラケのタッチを探ったりしていきます。
工夫の結果、雨がやんだ時にサワリが出始めて、すわ!これはラッキーチャンス?と思ったときにアタってくれました。工夫の結果じゃなくて天候次第だろ?というツッコミは禁止です(笑)。
このまま雨が止んでくれないかな?という思いも空しく、小雨が降ってきます。時折強い雨も混じったりして、気温が一向に上がりません。
やっぱりこのタナに魚が薄いんだろうな?と思うのですが、テントの中では長い竿に換える気も起きません。
Nさんのもとに釣り友達から連絡が入り、道満河岸釣り場は釣れてるってさ。底釣りだそうだと教えてくれました。昨日今日の順序が逆だったか…、トホホイ。
結局、延々と時間だけが過ぎてゆき、交通事故っぽく一枚釣れました。
NさんとOSさんは早めに切り上げ、僕は終了時間まで粘ったのですが、結局追加できませんでした。冷たい雨が降って浅いタナに魚が居なくなったんじゃないかな?例会当日はアレコレとタナを探らないといけないかも知れないな…と、シオシオになって力無く帰宅の途に着いたのでした。
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