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道満へら鮒会12月例会に
行ってきました

三和新池で一年の締め括り

2013-12-14

 道満へら鮒会の12月例会が三和新池で行われましたので参加しました。昨年は試釣で何度か来ましたが、やっぱりここは遠いので、試釣無しの一発例会参加になってしまいました。

 昨年は長竿のタナ1本半のウドンセットが優勝、僕は両ウドンの底釣りで挑んだのですが、思うように釣れませんでした。今年はどうしようかな…と思い悩んで、ワラビウドンを前夜に作りました。
 ようやく明るくなる7時前に入場です。入場順は割と早かったのですが心が決まらず、一旦、西桟橋に入ったものの、結局通り抜けて、釣り座は東桟橋の奥にしました。土手下桟橋向きに、奥から2席めです。

この桟橋は初めてです
釣り座からの風景です

 会の先輩S氏がここなら長い竿の底釣りで、両グルテンが良いとアドバイスを頂きましたので、その通りにやってみます。

 竿はシマノ峰匠18尺、道糸0.8号、ハリス0.4号50-60cm、ハリは上下ともアクトの5号、ウキは美春の赤帯(底釣)8番を付けました。
 えさはいもグルテン:グルテンα21:水を25cc:25cc:50ccで作りました。

 えさを打ち始めて5~6投くらいで、ウキがモヤッと動き始めます。そら来い!と念じていると、ツン!と待望のアタリが出ます。ハッシ!とあわせると、少しアヤしげな感触が伝わります。寄せてみるとスレではなく…。

いきなり一荷
初物が一荷で釣れました(8:09)

 これは幸先の良いスタートとなりました。沖の18尺の底にはゴッソリへらが溜まっているのではないか?と期待に胸が高鳴ります。
 ところが意に反して、31分に3枚め、38分に4枚めが、釣れたものの、5枚めが9時36分と1時間も空いてしまいました。

ポツポツと
4枚め(8:38)

 この三和新池に限りませんが、新べらの時期って小規模な群れが回ってきて、2~3枚釣れたら止まってしまう、という傾向があるような気がします。
 6枚めまでまた30分空いて10時1分、さらに30分空いて10時32分に7枚め、その後は40分空いてしまいました。
 やはり両グルテンでは、其処にへらが固まっていない限り、回遊待ちになってしまうため、ポツポツとしたペースでしか釣れないのでしょうか。バラケえさを併用するとか、もう少し工夫が必要だったかも知れません。

 11時13分に8枚め、19分に9枚め、と2枚釣ったら、ウキの動きが止まります。やっぱり続きません。

デカいんだけど、ペースが
9枚め(11:19)

 そうこうしているうちにお昼が近づいてきて地合が落ちてしまう、というのが、両グルテンの底釣りの良くない時の傾向と感じています。本当はもっと早くに見切りを付けるか、ペースを上げる手立てをとるか、何らかしないといけないのでしょう。ポツポツ釣れるものですから、時間を消費するだけになりがちなんですよね。

 11時41分に10枚め、47分に11枚めを釣ったところで、長い空白期間に入ってしまいました。途中、お昼ゴハンを食べたりしたのですが、釣果が出ません。

 離れて釣っていたO氏がペレットに反応していますよとアドバイスをくれました。そこでグルテンえさにペレ匠デカ粒を差し込んでいきます。
 ペレット入りグルテンのえさを打っていくと、数投でウキにサワリが出るようになってきました。こういう対応をもっと早くにしなくちゃダメですね。

これかぁ
12枚め(13:07)

 地合が落ちてしまう午後からペースを上げて追い込む、というのは、だいたいの場合においてできません。17分に13枚め、22分に14枚め、32分に15枚めと少し期待を持ったのですが、やっぱり40分の空白ができてしまいました。

 いよいよ終了の15時が近づいてきます。終了間際まで頑張って14時台は5枚と、少しだけ挽回しました。ペレットが底に溜まって、すこしはへらの足止めができたのかな?

終了
最後の一枚になった20枚め(14:51)

 結局、釣果は20枚、13.2kgで27名中8位でした。トップは朝にアドバイスをくれたS氏で23.2kg。僕の左5席ほど離れたところで、17尺の底釣りですが、バラケえさを打って、魚が寄った時に両グルテンにした、ということでしたから、やはりへらぶなの寄せと足止めに工夫が必要だった、ということなのですね。

ごちそうさまでした
参加賞はおせんべいとおかき詰め合わせ

 シンプルな共えさの底釣りとはいえ、やはり手管は必要ですね。無為に時間が過ぎてしまわないように、アレコレ工夫しなくちゃ、と痛感する例会となりました。

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