沖釣り入門のド定番、シロギス釣りに
4日に彼女とマス管理池に行った帰りに、今度は美味しい魚が良いとのリクエストを頂きました。美味しい魚と言えば、船に乗って海の魚を狙うのが一番です。しかしながら船酔いが心配、虫えさが苦手、とあっては、釣り物が限られてしまいます。
この時発売中のつり情報5月15日号にGWイベント情報が載っていて、その中に神奈川県の金沢八景にある太田屋さんで、10時出船2時間のファミリーフィッシング企画をやる、との記事を見つけました。船酔いを心配する彼女ですが、2時間であれば酔う前に終わるかもしれない、酔っても下船の時間が早いので、頑張れるかも知れない、と白羽の矢を立てました。
問題は苦手のアオイソメですが、YAMASHITAのつまみ君2を使ってもらいます。
つまみ君2
このつまみ君2なら、直接触れずとも虫えさが付けられます。しっかり掴めるので、素手で掴むのに躊躇が無い僕でも愛用している程です。
何よりシロギスといえば、沖釣り入門のド定番です。これを一度は経験して頂きたい、とオススメしたのでした。
当日はGWの渋滞に備えて朝7時と早めに集合し出発します。GWの都心方面行きは渋滞もなく、早めに着いたので、途中、福浦岸壁に寄り道して、様子を伺ってみます。
すると曇り空で風もやや強い天気ながら、岸壁にたくさんの釣り人が竿を並べています。子供や女性も多く、手軽な釣り場として賑わっているようです。今度来てみるかな?
9時過ぎに太田屋さんに到着し、受付をします。上下のカッパに長靴を履いて、ライフジャケットを着れば準備は完了です。
乗船すると、釣り座は右舷のオモテ側になりました。他のお客さんもそれほど多くなく、余裕のある釣り座間隔になりました。
竿は1.8mくらいの貸し竿に小型スピニングリールが付いています。配られた仕掛けは胴突一本バリでした。大きなスナップ付きサルカンが付いていたので、早速切って道糸と幹糸を電車結びで繋ぎ換え、スピニングリールのハンドルを左巻きに付け替えて、プチカスタムします(笑)。
さぁ出航です
出航して15分くらいで釣り場に着きました。中乗りさんがえさの付け方から教えてくれます。えさを投入して最初の流しはアタリが無かったものの、しばらくするとプルプルとアタリが伝わります。
3度ほどえさをとられてしまって、悲しそうな顔をしながら、アオイソメと格闘しています。ここはぐっと堪えて、えさ付けまで自分一人の力でやってもらいます。
見かねた中乗りさんがあわせるのがちょっと早い。いい反応なんだけど(笑)もっとのんびりでいいよとアドバイスをくれました。
少し待って、えさを食い込ませるようにしたら、待望の初物が釣れました。
ちゃんと釣れました
その後も、一人でえさを付けて、一人で取り込むところまでちゃんと釣りました。
2時間の乗船時間はあっという間に過ぎて、沖揚がりの時間になってしまいました。帰りは何故だか野島堤防の近くまで、向かい風の中をゆっくり走っていたので、波が高く、彼女の船酔いが少し心配でしたが、なんとか酔わずに帰港しました。
昼過ぎには後片付けを終えて、太田屋さんを後にしました。早いです。帰りは大黒PAに寄り道して、レストランでサンマーメンをお昼ゴハンで食べて、帰宅したのは、15時前でした。
帰ってきて釣果を確認したら10匹でした。20cm以上ある良型が混じったのが幸いでした。
献立は悩んだのですが、シロギスのしゃぶしゃぶが旨いと聞いて挑戦してみます。シロギスは3枚におろして腹骨をすきとっただけですが、昆布の出汁を煮出します。スーパーできんぴらごぼう、茄子の煮浸しとお惣菜を買い足して、琵琶湖土産のイサザ・ヒウオの醤油煮、鶏肉の炊き込みごはんと並べてみました。
晩ゴハンはシロギスのしゃぶしゃぶです
シロギスを昆布出汁の中にさっと通すと、皮が縮んでくるっと丸まります。柚子ポン酢で頂くと、サッパリした中に後味がほんのり甘く、たいへん美味しいです。もしかすると、1日くらい置いた方がもっと旨みが出るかもしれません。
これまでシロギスと言えば天麩羅だったのですが、しゃぶしゃぶは良いですね。今後はこれで行こうと気に入りました。
釣るところから美味しく頂くところまで、彼女も満喫してくれました。味を占めてまた行こうと言ってくれればいいなぁ。
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