幼い頃の憧れだったデカい寒バエ
急遽11月24日に帰省することになりました。この日は勤労感謝の日の振り替え休日です。夕方18時に大阪で所用のため、それまでに少し寄り道することにしました。
朝に出発して18時に実家に着ける釣りを考えました。ふと閃いたのがさる事情から京都府の宇治市に行かねばならないことから、宇治川に行ってみよう!ということでした。
宇治川は僕がまだ大阪に住んでいた約20~30年程前、冬になると大きなハエ(オイカワ)が釣れる、と評判の釣り場でした。型の宇治川、数の旭川(岡山)と並び称され、18cmや20cmといった大型が出ると聞いていたのですが、一度も行ったことが無かったのです。従って子供の頃に行けなかったあの釣り場へ行ってみよう企画を発動したのでありました。
11時頃に東京駅から新幹線に乗り、京都駅で途中下車。奈良線の大和路快速で14時前にJR宇治駅に着きました。
JR宇治駅に着きました(13:57)
ポテポテと歩いて宇治川へ向かいます。途中のコンビニでお昼ゴハンを調達し、宇治川に掛かる宇治橋の袂にやってきました。10円玉の鳳凰堂で有名な平等院も近く、結構な人出がありました。さすが観光地。
宇治橋の左岸を下流に少し歩いて、坂道から川岸に入りました。どこが良いかな?と見ていると、流れ込みの下流に一人釣りをしている人が見えます。そのやや上流の護岸の脇に釣り座を決めました。
宇治川の川岸から
まずはお昼ゴハンを食べてのんびりしてから、釣りの準備を始めます。竿はNISSINのFineMode 流(ファインモードながれ)硬調3.9mです。天井糸に0.6号を1mほど、道糸は0.4号、ウキはNISSINのハエウキ 鼓 CLの8番、ハリはオーナーのハエスレ2号の0.2号ハリス付きで、ジンタンシズを等間隔に打った多段シズ仕掛けです。
寄せえさにマルキユーのハエ競技用まきえ紅(べに)を作って、一握りずつ川に投げ込みます。食わせえさは同じくマルキユーのヤマベチューブハエです。
釣りを始めたのは14時30分頃だったでしょうか。とりあえず寄せえさを投げ続け、えさを打ち続けますが、全くウキが動きません。
ウキを流すと時折シモるので、ウキを4番に替えたり、ウキ下を浅くしていったりしたのですが、シモらなくなったものの、ウキはさっぱり動きません。
場所を替えてみるかな?と下流を見ると、流れ込みのすぐ下流で釣っていた人が場所移動していたりして、アチラもダメみたいね…という雰囲気です。
瞬く間に時間が過ぎてしまい、16時過ぎまで粘ったのですが、ウキが動くことはありませんでした。とほほ。
宇治川の夕景
さすがにアレコレ工夫をするには時間が短すぎました。というか工夫が必要な釣りというイメージがあまりなく、えさ入れりゃあ食うだろう、くらいの感覚でいましたから。ハエ(オイカワ)っていつもそんな感じでやってみて釣れない…というパターンなんですよね。一度キチンと本気でやってみるかなぁ?
昔、憧れた釣り場は河川改修などの影響や病気の蔓延などで近年はすっかり魚影が薄くなってしまったと聞きます。もはや往年の名釣り場といった感がありますが、一度は来てみたかったところなので、ほんわかした気持ちで実家に帰省したのでした。
Copyright (C) びぃ,2014-11-28,All-Rights Reserved.