トップ釣行記

久しぶりに神扇池へ

予報に反して大風に

2015-01-18

 O氏から、18日にOG氏と神扇池にいきます。どうですか?とお誘いを頂きました。出発直前まで他の釣りと悩んでいたのですが、これも良い機会とご一緒させて頂きました。

 当日の朝、開場からちょっと遅れた8時頃に現地に着き、O氏にメールすると折り返し電話を頂きました。駐車場から一番奥の桟橋に居ますとのことで、荷物を持って東桟橋までテクテク歩くと、中央やや南よりにいらっしゃいました。左O氏、右OG氏の右隣の入れさせて頂きました。

 O氏は18尺で両グルテンの底釣り、OG氏は16尺でちょっと沖の段底をやっているとのこと。僕も段差の底釣りをやります。

 竿は征興弧弦 輝水の14尺。道糸は0.8号、上ハリスは0.5号15cm、上ハリはバラサ6号、下ハリスは0.4号50cm、下ハリはタクマ4号、ウキは美春の赤帯(底釣用)5番です。
 バラケえさは粒戦:とろスイミー:水を50cc:50cc:100ccで吸水させて、セットガン150ccと底バラ150ccで作りました。食わせえさはOG氏からタピオカウドンを頂きました。

あと15分は釣りにならん
正面に太陽が。眩しい。(8:52)

 釣りを始めるころ、ちょうど太陽が昇ってきて水面を照らします。反射する位置がちょうどウキの立つ辺りでしばらくの間、釣りになりません。と言っても大丈夫、ウキは動かないからと笑えないアドバイスを頂きます。先に来ていた二人はまだ釣れていないのです。

 バラケえさを早めに抜いてみる、あるいはじっくり溶けるようにする、などウキに動きが出る方法を探ってみますが、さっぱり動きません。下ハリスを5cmずつ伸ばして65cmまで試しましたが、反応ありません。
 次第に風が強くなってきました。天気予報では4mとのことですが、本当かなぁ。もう4m超えてるんじゃないかなぁ?という強さ。そろそろ段差の底釣りでは厳しくなってきました。

 全く異常無しのまま、お昼ゴハンのお弁当が届きましたとのアナウンスが掛かります。事務所棟に移動してお昼ゴハンを食べます。

いつも食べます。結構旨いです
お昼ごはんはお弁当です(10:45)

 周りの人の話を聞いていても、やっぱりみなさん釣れていないようです。年が明けるとぐっと厳しくなるのはどこも同じで、今日はなんとか一枚を拾っていくしかない状況のようです。

 昼食を終えて釣り座に戻ってきたら、釣り方を変更します。ますます強くなる風に対して段底を続けていたのでは目が無い、とドボンにします。

えー!?
ザバザバになってきました

 竿はダイワの一撃MIZUKIRIの15尺、道糸0.8号、上ハリス15cm、上ハリはバラサ6号、下ハリス20cm、下ハリはタクマ4号、ウキはリコーサーバンスさみだれPCトップ深宙用7番のトップの目盛りをドボン用に塗り替えたものです。オモリはガン玉4Bで始めました。えさは段底で使っていたものをそのまま使います。

 えさを打ってある程度の時間が立ったら打ち返します。仕掛けを上げる時は必ずカラ合わせになるのですが、ある時想定外の重さが伝わりました。あっ!ラッキーパンチ!

釣れちゃった
なんとか釣れました(12:05)

 とにかくボウズでお帰り…だけは避けられました。

 次は何とかアタリを出して釣りたいところです。風が強くなって竿をあげるのも大変になってきました。仕掛けやウキが流されていると感じたので、オモリを重くしていきます。7B→7B+3Bとどんどん重くしていきました。とにかく不必要にえさを動かさないのが、強風下の管理釣り場でドボンをやる時の僕の考え方です。

 そしてバラケを締めていきます。カチカチの石バラケ、などと表現されますが、少し手水を打って練り込んで、チリチリと溶けていくイメージです。とにかくじっくりバラケえさに寄せて、近くにある食わせえさを吸い込ませるのがコンセプトです。

 そろそろあがりましょうか?と声が出始めた頃、最後の一投を投げ込みます。アタリが出るまで我慢我慢…と待っていると、トップの小さく塗った目盛りが2つほど入る、まさに待望のアタリが出ました。左隣で見ていたOG氏と共にアタった!と声をあげてアワせると、魚のヒキが伝わります。
 竿を上げるのも難渋するような追い風の中、ゆっくり慎重にあげると上ハリにおつりバラケが付いています。O氏がやっぱりそういう釣りなんだよ~と納得顔。コンセプトに大きな外れは無かったようで、無事タモに収まってくれました。

なんとか拾った
2枚め釣れました(12:43)

 たくさん釣れるヒミツの釣り方ってわけではありません。他の釣り方でゼロの時になんとか1枚拾う、いわゆるボウズ逃れの方法ですので、あまりやる人もいないのですが、O氏が1枚、OG氏がゼロの中、2枚釣れたことを考えると、ちょっと背の高いドングリになれるかも知れない奥の手です。こんな状況の日にアガリ一枚で締めて帰れるだけ、今日この釣り場で一番シアワセな釣り人になれた気がします(苦笑)。

雪が積もってます
北関東の山々は那須?(13:23)

 早あがりして、駐車場から風上の北を望むと雪の積もった山々が見えます。あそこから冷たい風が関東平野をわたって吹いているのかなぁ?と思うと、広々とした景色がなお寒々しく感じます。真冬の釣りは厳しいですが、楽しいので懲りずに行ってしまうのです。

Copyright (C) びぃ,2015-01-31,All-Rights Reserved.