恒例の道満河岸へら釣り場へ
今年も桜の季節がやってきました。今年の埼玉辺りは3月30日(月)に見頃となり、花が駆け抜けるように進んで、週末には盛りとなってしまいました。年に一度のお花見釣行に、このチャンスを逃すわけにはいかない、と恒例の道満河岸へら釣り場へ行ってきました。
お昼に自宅最寄りの駅で彼女と待ち合わせし、駅前でお花見弁当と飲み物を仕入れます。いつも買うお気に入りの店なのですが、一年に一回、このお花見弁当しか買っていないので、却って楽しみになってしまいました(笑)。
準備は万端、と車で出発し、彩湖道満グリーンパークへ到着です。駐車場からテクテク歩いて事務所で料金を支払い、釣り場へ入ると、お客さんが結構入っています。
どこへ入ろうか?と相談し、やっぱり桜が真正面に見える東桟橋へと進みます。やや南桟橋に近いところまで進んで釣り座を構えました。
シートを広げて、まずは昼食です。へら釣り場へ来て、万力を付けずに最初に弁当を食べるのも我々だけだろうと思うのですが、何はなくとも弁当なのです。何故ならお花見だから(笑)。
周りに騒ぐ人もいないへらぶな釣り場は穏やかにお花見するのに最適、とすっかりお気に入りです。できればもっと桜に近い中桟橋が良いのですが、桜を背にした向きが人気の釣り座でとても入れません。どうして桜を見ないのかしら?というのが彼女の感想ですが、ウキを浮かべると桜を見てられない気持ちは良く分かります(笑)。
食後の一服中にネコがきました(12:41)
ゆっくり食事を終えてから、ようやく釣りの準備を始めます。彼女には浅ダナウドンセットで始めてもらいました。竿はシマノ慶匠9尺、道糸0.7号、ハリス0.4号15-35cm、上ハリはバラサ5号、下ハリはタクマ4号です。ウキは忠相のツアースペックアローGのLサイズです。
バラケえさは、粒戦:とろスイミー:水を25cc:25cc:100ccで吸水させてから、セットガン:底バラを200cc:200ccで作りました。食わせえさは力玉です。
今回は申し訳無いのですが、ほぼ自力で釣ってもらいます。放ったらかし、と言っても差し支えないかも知れません。というのも桜を見てホケーッとしたいというのが希望だったので、あまり細かいことを言わないことにしたのです。水中でえさがどんな感じなのか、魚が寄って来てるのか、あれこれ妄想するのが楽しいよとだけ伝えます。妄想が巡り始めたら僕の出番。巡らなければお花見なので小難しいことは無しです。
そんなワケで僕はやりたい釣りをやります(笑)。両ダンゴの底釣りです。竿はシマノ慶匠10尺。道糸0.8号、ハリス0.4号30-35cm、ハリは上下ともバラサ5号。ウキは旭舟の欄(現行)3号です。
えさはダンゴの底釣り夏:バラケマッハ:水を各50ccで作って手水で柔らかく調整しました。
ちょうど僕の釣りの準備が完了し、えさ打ちを始めた頃、彼女が初物を釣りました。
釣れました(14:17)
僕はと言うと、えさ打ち10投めくらいでウキにサワリが出始めました。当初はジャミアタリのような軽い怪しい動きです。次第にへらぶなのような重々しいサワリに変わってきました。う~む、寄ってきたかぁ?妄想全開です(笑)。
彼女がお手洗いに立った後、食い頃のタッチはどんなかな…?とあれこれ試していると、ツッ!とトップが入って、待望の初物が釣れました。
初物釣れました(14:26)
タモで掬うと、水面に浮かんでいた桜の花びらを身に纏って写真に収まってくれました。こんな姿を見せてくれるのも一年でこの時期だけですね。
ちょうど初物を釣った後、彼女が釣り座に戻ってきました。続けて釣っていると、またアタリが出たので、ハッシ!とアワせると、ハリ掛かりしました。
この後、彼女は途中で竿を置いてホケーッとしてました。良い気分転換になったんじゃないでしょうか。
結局終了時刻30分前のアナウンスが掛かるまで、ポチポチとアタリが出るちょうど楽しいペースで釣れました。食いが渋ければグルテンを出そうかな?とか、長い竿じゃないとアタらないかな?などと、あれこれ心配していましが、結局若干ウキ下を調節するくらいで、僕もあまり小難しいことは考えずに楽しめました。
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