いざ、相模湾へ出船!
一年ぶりにシイラ釣行のお誘いを頂きましたので、神奈川県は長井漆山港の丸伊丸からシイラを狙って行ってきました。
夜明けの港を出て、船は相模湾を疾走します。夏のシイラは朝が早い!眠い目を擦りながら、今日の大漁を夢見ます>やっぱり寝てる(笑)。
朝焼けが綺麗(5:20)
ポイントへ向かいながら準備を進めます。タックルはルアーで3セット、フライで2セット準備しました。フライは結局使わずじまいでしたが。
パヤオに到着して、まずは様子見、と左舷の大艫からルアーを投げることにします。最初はソルティガ ドラドスライダー14S(ダイワ)です。
もはや年代物(2004年には使っていましたから10年以上!)のシイラロッド、シマノのScorpionOCEA SCO-S8022BTでブン投げて水面を激しく泳がせると、ジャブッ!と魚が食ってきましたが、フッキングしません。続けて投げるもスレてしまったのか、バイトが続きません。
船の周りをシイラがぐるぐると回っているようで、時折数匹の群れが水面直下を泳ぐのが見えます。なかなか口を使わないよーという嘆き節が聞こえてきたので、ルアーをショアラインシャイナーZ 130F-HD(ダイワ)に変更します。
今度は右舷の大艫から、これまた年代物のパームスのCoralstar CGP-6012iでブン投げると、着水点の方向にちょっと良いサイズのシイラの群れが泳いでいくのが見えました。これは…?とジャークを入れた途端、ゴン!とアタリが伝わります。すかさず合わせるとシイラがビヨーン!とジャンプしました。やったぁ!
グイグイと引っ張る力強いヒキを堪能していると、船長がタモを持ってきてくれました。掬ってもらって船に上げると、あら?意外と大きい?
船長に記念撮影をしてもらって、ふとこの魚、タマゴ持ってるかな…?との考えが頭をよぎりましたが、まぁ、また釣れるでしょうと軽い気持ちでリリースしました。これが後で激しく悔やむコトになろうとは、夢にも思いませんでした。
この後、このパヤオ周りで同船者にポツポツと釣れたようですが、僕の釣果は続きませんでした。次第に活性が落ちていったようで、他のパヤオで散水してもシイラは浮いて来ません。結局フライロッドの出番はありませんでした。
それでは…と、船はシイラの群れを追って航海の旅に出ました。しばらくすると無線が入ったらしく、ナブラが多く立っている海域へと移動しました。
この海域ではキハダマグロを狙った船が多いようで、そこかしこでナブラが立ちます。たくさんの船がポジション獲りから一斉にダッシュしてナブラを狙います。こうなればキハダ狙うしかないよね…と、これまた年代物のGTロッド、ゼナックのJIGGER TRUST P83-5で、Mg-CRAFTの七星(ナナツボシ)60gをブン投げますが、釣れそうな気配のあるキャストはなかなかできません。
ナブラが立ちます(10:49)
(丸伊丸の釣果ブログより)
ほぼチャンスに恵まれないまま、喧騒の時間は過ぎてゆき、沖上がりの時間が近づいてきました。船長が帰りにサバやっていきましょうと声を掛けてくれました。ありがたいっす!
手持ちはキャスティング向けメタルジグしか無かったのですが、ジャクソンのギャロップ40gを落とし込み、パームスのCoralstar CGP-6012iでシャクってみると、ほぼ入れ食いで掛かってくれました。
釣れるって楽しいよね(12:03)
(丸伊丸の釣果ブログより)
この日は夏休みのお子さんを連れてきていた方がいて、彼はシイラ釣り初挑戦とのことでした。朝イチにイワシの泳がせ釣りで船中第1号を上げ、サバも一生懸命たくさん釣っていました。良い経験になったかなぁ。釣りがますます好きになってくれるとオジサン達は嬉しいよ。
お見事!
(丸伊丸の釣果ブログより)
結局シイラは尻すぼみ、マグロはルアーを投げまくっただけ、でしたが、最後にサバが釣れて、なんとなく良かった雰囲気で終われました。持ち帰れた魚がサバだけだったので、やっぱり思い返すと、朝のシイラをキープしておけば…と悔やまれます。
当然サバは美味しく頂きました。彼女に作って貰ったのは竜田揚げです。
サバの定番、竜田揚げ
旨かったです。丸々と太った良いサバだったので、これは当たり!と、食べ切れない分を冷凍庫にて保存しました。後日作ったのはサバ味噌煮。
味の素から出ているCook Do きょうの大皿(合わせ調味料)さば味噌用という煮魚用ソースをスーパーで見つけたので、味付けに自信の無い僕にはこれ幸い、と購入しサバ味噌煮を作りました。フライパンで作れるし、味も旨かったです。
そして他日にサバカレー。これはタイのフィッシュカレーのレトルトを彼女が買ってきてくれたので、サバを入れて作ったものです。ココナッツの香りが効いていて、最近ご無沙汰のモルディブ釣行を思い出しました。
サバカレー
いやぁ、船長がサバやりましょうと言ってくれたおかげで、豊かな美味しい夕餉にありつけました。無ければどうなっていたコトやら。ホントにサバって素敵。
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