へらぶなよりもイチジクがお目当て
秋分の日にあたる23日(水)、鳥羽井沼自然公園の池に行ってきました。実は去る8月30日イチジクを買いに鳥羽井沼自然公園の中にある芳康いちじく園直売所を訪れていたのですが、一番良いのはお彼岸からだよとの話を聞いたので、今度は釣りを兼ねて訪れることにしたのでした。
当日の朝、常連であるエノさんに今日も出勤されますか?とメールを送ると、いつもの場所で待ってるよと返信が来ました。極力遅くならないようにと、池へと向かいます。
9時頃、到着すると、何をさておき直売所でイチジクを購入します。
イチジクを買いました(9:24)
この日は、写真にあるイチジクを干したもの(ドライフルーツ)が売りに出されていました。ず~っと試作品が置いてあって、試食させて貰っていたのですが、満を持しての発売とは。ラッキー!と合わせてお買い上げです。
陽気で傷まないようにわざわざ持ってきた保冷剤+クーラーボックスに仕舞い込み、ホクホク顔で釣り座へ向かいます。
ぐるっと半周回って、水門脇の並びに車を停めるとエノさんが既に釣りを始めており、右隣の席を取っておいてくれました。申し訳ないっす。
場所を取っておいて貰って、長い時間空きっ放しというのも好ましくないので、極力遅くならないように心掛けています。が、エノさんは遅かったねぇ。なかなかコッチに来ないから、イチジク買ってるんだと思ったよ。もう10枚釣ったよとのコト。
エノさんの右隣の釣り座で開店準備を始めます。
釣り座の風景です(10:17)
ここに来ると、のんびり底釣りをやりたくなるのが常です。視界の大半は堤防沿いの釣り座の無い自然の岸、鳥の声も多く、野釣りの気分になるんですね。
竿はシマノの慶匠10尺。道糸0.8号、ハリス0.4号30-35㎝、ハリは上下とも改良ヤラズ5号、ウキは武州の阿吽のカヤ底釣り用PCムクトップ10号です。えさはダンゴの底釣り夏:ダンゴの底釣り冬:バラケマッハ:水を50cc:50cc:75cc(目分量)で作りました。
えさを振り込み始めると、3投でウキが動き始めます。おおっ!ココは期待を裏切らないねぇ、とワクワクしながら待つと、ズン!とアタリがあって、初物が竿を絞ります。
さすがに魚影の濃い鳥羽井沼自然公園の池です。まぁ良い時季しか来ない、というのもありますが、とにかくバンバン釣ってへらぶな釣りを体験するにはお勧めの場所ですね。
釣り始めると、ネコがどれどれ?と様子を見にきます。とにかく人に慣れてるのですが、エノさんはキャットフードまで持って来ているので、ネコに大人気です。
鳥羽井のネコは常連さんの膝の上が大好き
邪魔したねぇ
膝の上に乗るほど可愛がられているネコ達。僕の膝にも乗ろうとしますが、ハッキリ言って釣りの邪魔です(笑)。
釣りはと言うと、飽きる間も無くアタリが続きます。といってもクチボソなどの小魚が多いのですが、その中から食いアタリを選んであわせると、ちゃんと大きい魚が掛かってきます。
お昼も近づいたところで6枚というのは、アタリの割には釣果が伸びていませんね(笑)。気を取り直してお昼ゴハンを食べます。
昨晩買っておいたお惣菜パンは、これまた陽気で痛まないようクーラーボックスに入れていました。もう釣りより食べ物の方がよほど容易周到です(笑)。お昼ごはんの後は、のんびり釣り再開です。
釣った魚の写真を撮るのも、もういいか?とのんびりボチボチ釣りを続けます。頻繁にアタリが出るので釣り人も鷹揚になってきます。そんな折にネコが巡回にやってくるので、掛かったクチボソでついつい構ってしまうのです。
ホレホレ…あ、痛たた。外してるよ!指噛んじゃダメ!
15時が近づき、常連さん達が釣り座を離れ、エノさんも先に釣りを終えました。僕もそろそろ終了と後片付けを始めると、常連さんが帰った釣り座では、ネコがのんびりお昼寝です。
ネコがのんびりお昼寝
この日買ったイチジクは、早速彼女にワイン煮を作って貰いました。
もともとイチジクは好きな果物なのですが、このワイン煮、すっかりお気に入りです。ぜひ毎年の恒例にして頂きたい、と強く強くお願いする次第なのであります。
また後日、ドライイチジク入りのパウンドケーキも頂きました。おいしかったです。
正直、イチジクの時季しか行かないんじゃないか?というくらいです。が、他の管理池では暖期の底釣りが効かないところが多いので、宙釣りに食傷気味になったらフラリと、肩肘張らずにのんびりやれるのがありがたいです。
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