柏崎港西防波堤へ行ってきました
最後の夏休みを貰って出掛けることにしました。27日(日)はさる事情から新潟県柏崎市に行かねばなるまい、ということで、柏崎港西防波堤に行きました。
ここは以前、立入禁止だった防波堤がNPO団体に管理を委託することで釣り場として開放されたところです。以前、釣りビジョンで紹介されたのを見て、一度行ってみたいなぁ、と思っていたのです。
2時過ぎに自宅を出発し、外環道、関越道、北陸道と走って、柏崎ICに着いたのが5時過ぎでした。開場の6時頃に駐車場に到着し、管理棟で受け付けします。
注意事項等を受け、施設の概要を訊くと、えさは売っていないとのことでした。オキアミブロックを買おうかと悩んでいたのですが、これから釣具屋さんを探すのも何だし…と考えてやめました。
カートに荷物を括り付け、ガラガラと引っ張り、入場口から防波堤に入ります。延々歩いて800mあたりまでやってきました。
全長1000mの開放区間でも結構奥の方になります。ここから先は2~3人くらいしか釣り人の姿が見えません。
釣り座から左(先端方向)を望む
釣り座から右(入口方向)を望む
水面でときおり何か小魚が追われているのを見かけたので、ここに釣り座を構えます。まずはメタルジグをブン投げてイナダを狙います。
竿はメジャークラフトのソルパラSPS-1002M、リールはレガリス3000H(ダイワ)、道糸はPE1.5号、リーダーはフロロ5号を1ヒロ程度。30gくらいのメタルジグを結んでブン投げます。
投げ始めこそ水面に小魚が逃げまどう姿が見られましたが、あっと言う間に静かになり、ウンともスンとも言わなくなってしまいました。
何度も投げてはシャクるものの、何にも音沙汰が無いので、7時前にはすっかり諦めてしまってウキダンゴ釣りに変更します。ジギングタックルはそのまま置いといて、まずは朝ゴハンです。
朝ゴハンは栗ゴハンのおにぎりです(6:56)
本命のウキダンゴ釣りを始めます。竿はシマノのBB-XデスピナSI-NZ T1 48-53、リールはシマノのBB-Xデスピナ3000XG、道糸はナイロン2号、ハリスはフロロ1.5号、ハリはオーナーのサスガチヌ3号。ウキはナショナルの昼夜兼用リチウム棒ウキ6Bです。
ダンゴえさはマルキユーのチヌベスト、刺しえさはマルキユーのくわせオキアミスペシャルと生さなぎソフトを用意しました。
オキアミを刺し餌にダンゴを投入します。3投めにして早くもウキが動き出しました。オキアミの頭が取られるので、小さめに付けた5投め、ウキがスーッと水中へ引っ張られました。
エイヤ!とあわせると、プルプルと魚の感触が伝わります。チビっこが挨拶に来てくれたかな?と寄せてくると、可愛いチャリコ(マダイの仔魚)でした。
チャリコが掛かりました
これはいくらでも釣れちゃう感じです。ダンゴを投入すると、ウキがズボーン!と持っていかれます。ハッシ!とあわせて、うまくハリ掛かりすればチャリコです。
いっぱい居るんだね、キミ達
大きいクロダイは居ませんか?と、えさをサナギに替えてダンゴを投げると、ウキが動きません。やっぱりサナギはクロダイくらいしか食べないのかな?それもある程度サイズが無いと食わないようです。
ウキが動かないから再びオキアミにえさを替えると、すぐにウキがスポーン!と持っていかれます。またチャリコかな?クロダイはまだ寄っていないのかな?と思っていると、あらあら。
秋は小物の数釣りと聞いていましたが、掌サイズの幼魚が寄ってきたようです。じっくりダンゴを打ち続ければ、大きいのが寄ってくるかしら?でも、小さくても頻繁にウキを動かしてくれる方が楽しいかも?
こんな魚達がたくさん遊んでくれます(12:55)
これくらい小さい魚達が相手なら、もっと柔らかい竿でヒキを楽しんでも面白いかも知れません。ノベ竿のへら竿やハエ竿なんかで釣れないかなぁ?ウキダンゴ釣りは厳しいかもしれませんが、フカセ釣りならイケるかも?
そんなコトをつらつら考えながら、コンビニで買った昼ゴハンを食べると、眠くなってきました。大きな魚が釣れそうな気配も無いし…と、防波堤の上でゴロリと横になってお昼寝してしまいました。
のどかなお昼寝は16時過ぎ、ボランティアスタッフのおじさんに17時半に閉門ですと声を掛けられて、目が覚めました。
えさも残っていることだし…と釣りを再開します。ダンゴを投入すると、再開数投でウキが動き出します。太陽が傾いてきたことだし、大きいのが来ないかな?と期待するのですが、なかなかハリ掛かりしないところをみると、やはり魚が小さいようです。
なんとかアガリ一枚を上げて気分よく帰りたいところです。空振りをくらっても、もう一投、もう一投と粘るうちに、次第に時間が押し迫ってきました。ウキがスーッと沈んだところで次こそ!と合わせると、プルプルと感触が。
アガリ一枚です(17:01)
慌てて片付けを行い、カートを曳いて800mの道のりを歩きます。ようやく出入口までやってくるとうす暗くなってきました。もしかすると最後の退場者だったかも(笑)
駐車場で荷物を積み込みながら、ふと顔を上げると、良いお月さまが浮かんでいます。そういえば今日は中秋の名月、明日28日はスーパームーンだったっけ。
ウチの彼女から情報を貰った、港近くのソルト・スパ潮風という柏崎市がやっている温泉施設へ行きました。ここで潮を洗い流します。
さっぱりした後は晩ゴハンです。耳より情報によると柏崎市は鯛茶漬けで有名なんだとか。ここのレストランでは第4回ご当地どんぶり選手権(2013年)でグランプリを獲得したという鯛茶漬けが食べられます。迷わずこれを注文しました。
この鯛茶漬け、ゴハンが鯛飯になってます。そこに刺身を乗せてお茶を注ぐと…う~む、絶品。料金も1,200円となかなかなものです。全国各地にあるB級グルメとは一線を画す、贅沢な逸品です。
ゴハンを食べた後はロビーでお土産を物色します。ふと鯨泉と書かれたサイダーを見つけました。
鯨泉です
飲んでみると甘くなくてじんわり潮味の通り、しょっぱいと感じる一歩手前、これが海のミネラルなのかしら?と言う感じ。ちょっと不思議な味わいです。珍しいご当地物を頂きました。
ソルト・スパ潮風は終夜営業ではないので閉店前に出て、車で関越道の越後川口SAまで移動し、翌日に備えて仮眠をとりました。翌日は魚野川で鮎釣りの予定です。久しぶりの車中泊で大漁を夢見るのでした。
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