防寒対策して釣って食べよう
彼女から干物を作りたいとのリクエストを頂きましたので、川崎のつり幸からアジ釣りに行ってきました。
前日に午後船を予約し、当日は余裕をもって正午前に到着しましたが、すでにお客さんが乗船しています。二人並んで右舷の胴の間ややオモテ寄りに座りました。
出船準備中
釣れるかな?
桟橋を離れると、運河を通りながら船長が25分程走りますとアナウンスがあり、南へと進みます。ポイントに到着すると、準備を整えて、早速釣り開始です。
風が穏やかで、日差しが当たって温かくいい気もちです。良い日に当ったよねと普段の心掛けが良いのか、船上日向ぼっこにご満悦です。
しばらく何も無いまま時間が過ぎていきましたが、ようやく彼女にアタリが出ました。待望の初物を、と引き上げてみるとイシモチがついていました。
初物釣れました。イシモチくん(13:55)
キッチンバサミを持ってきていないのが残念です。アシの早い魚ですので、釣れたらすぐ鰓を切って血抜きをすると美味しく食べられるとか。
アジよ、来い!と頑張って釣り続けると、本命のお出ましです。
待望のアジ、ゲット!(14:01)
その後、各自アジとイシモチを1匹ずつ追加したところで、太陽が雲に隠れて肌寒くなってきました。
海の様子がアヤしくなってきました
途中から少し波っけが出てきたかな?と思っていたら、彼女がう~ん、ダメかも~と船酔いでダウンしてしまいました。
してあげられることが何も見当たらないので、せめてゆっくり寝かせてあげよう、その間僕にできることといったら…頑張ってアジを釣って干物の材料を確保することだけです。
ところがその後はイシモチ1匹を追加するのが精一杯でした。
釣果は、彼女がアジ2匹、イシモチ2匹。僕がアジ1匹、イシモチ2匹。二人合計してアジが3匹、イシモチが4匹と、アジを釣りに行ったはずなのにイシモチの方が多いというトホホ…な結果でした。
宿のおかみさんが気の毒がってくれて、お土産にシーバスを1本わけてくれました。この日の晩は、このシーバスの半身をムニエルにして頂きました。ごちそうさまでした。
そして、僕の家ではシーバスの半身が昆布締めにされ、彼女の家ではアジとイシモチが干され、それぞれその日の夜から美味しくなるよう呪文がかけられたのでありマス(笑)。
3月3日、彼女が完成した干物を持ってきてくれました。晩ゴハンを作っていただきます。
晩ゴハンです
この日の献立は、イシモチ干物の焼魚、シーバスの昆布締め。併せて作ってくれたちらし寿司、茶碗蒸し、菜の花のおひたしが桃の節句っぽくていいね!です。
ちらし寿司
茶碗蒸しと菜の花のおひたし
デザートはオトナのシュークリーム
釣果はあまり恵まれませんでしたが、防寒対策をバッチリ考えて、まだ寒い海に出て、釣って食べよう!と言ってくれた彼女に感謝です。船酔いはちょっと残念でしたが、貪欲に釣りを楽しむようになってきているのが頼もしいところです。
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