男鹿川三依C&R地区へ行ってきました
新緑も目に鮮やかなこの季節、せっせと渓流釣りに出掛けたくなってしまいます。あまり川を知らない僕ですが、以前から気になっていた川に行ってみたいと思い立ちました。
これまで何度か訪れている三依渓流釣り場は栃木県男鹿川の支流入山沢にあります。ここへ行く度に男鹿川を釣ってみたいと思っていました。管轄であるおじかきぬ漁協では三依地区および川治地区にC&R専用区間を設けています。C&R専用区間であれば魚が居ないってコトはあるまい、と釣行を企みました。
20日の午前2時に出発します。最初に自宅近くのセブンイレブンに行き、おじかきぬ漁協の遊漁券を購入します。コンビニで遊漁券を買えるのはいいですね。気兼ねなく朝マズメをやれますから。今回は当日券しか買えませんでした。これが何日前とか事前購入にも対応してくれれば言うこと無しです。
セブンのあの機械ですよ
東北道をひた走り、那須塩原ICからは国道400号線、121号線を進み、5時頃、三依地区に到着しました。
釣り場案内図に駐車スペース、入渓点が書いてありますので参考にしながら、川沿いを車でウロウロ走ります。鬼怒木と名の付いたポイントに車を停めて、釣りの準備を始めます。
下流向きに(5:49)
河原に降りてみると思ったより広く開けていますので、後ろを気にすることなく投げられます。ですが、透明度の高い水とあいまって、魚からは釣り人その他全般がまる見えで、警戒されてそうな気がします。魚の姿を探すには、相当歩き回らないといけないんじゃないかな…?
人のモノとは思えぬ足跡が…何奴?
下流へ歩きながら魚の姿を探しますが見当たりません。この下流は五十里ダムとなるのですが、いかにもバックウォーターと言った雰囲気の、岩の無い砂利の川になってきたので、ここから釣り上がっていくことにします。
12番サイズのエルクヘアカディスを結んで、流れの緩いところ、速いところ、アチコチ変えて流してみます。すると5分もしないうちでしょうか。右足の裏の感触がオカシイのです。見てみると、何とウェーディングシューズのソールがベローンと。
何じゃぁ、こりゃぁ!?(6:38)
エラいことです。とりあえず入渓したところまで釣りながら歩いてきましたが、既に何度か転びそうになりました。これでは満足に川歩きなんてできません。
タバコを一服付けて時計をみると7時を回っています。うーん。こんなじゃいずれ転んじゃう、それならいっそ…と切り上げ、三依管理釣り場へ転進することにしました。ここなら普段履きのトレッキングシューズで釣りができるから。
さっそく来ました。三依管理釣り場(8:43)
事務所で受付して、フライの道具しか持ってないんですと告げると、放流は後でもいいですよ。釣りたい場所を決めてからで。と言われたので、とりあえず竿を持って、残りマスを探してみることにしました。
下流のバーベキュー場の前から上流向きに
下流から上流まで魚の姿を探して歩いてみましたが、見つけられたのは一匹だけでした。なかなか厳しそう。他のお客さんが手強くて残らないんでしょうね。それにしても天気が良すぎてグングン気温が上がってきました。こりゃあ日向には居てられないなぁ。
フライを投げることなく川から駐車場へ上がってきて、お昼寝(フテ寝とも^^;)を決め込むことにしました。何と言っても、ココには木陰にハンモックが吊ってあるのですよ。
風が抜けて気持ちいい(10:13)
昨晩あまり眠っていないこともあるのですが、あまりに気持ち良くて、すぐに一時間ほど寝てしまいました。いや~快適。
目が覚めると11時頃です。初めはあまり居なかったお客さんもいつの間にやら増えています。家族連れが圧倒的に多いので、到着する時間がこれくらいなんでしょうね。
そうするとお昼頃は食事をするお客さんで混雑する?と想像されます。混み合う前にお昼ゴハンを食べちゃおう、と、管理棟でヤマメの炭火塩焼き定食をお願いしました。
お昼ゴハンを美味しく頂いた後は、いよいよ釣りをやります。さきほど魚を見つけたのが38番、日陰の管理棟の目の前だったので、ここにバケツでイワナとヤマメを放流してもらいました。
さて、釣らなきゃお土産も確保できないしな…と、必釣を期してインジケーターをセットし、ニンフを流してみますが、魚は見向きもしません。あれれ?
ニンフもあれこれ変えて、ウェットも流し、ドライフライも流してみましたが、一匹とて一回とて見向きもされません…。どないなってんの?
まるで釣れる気がしないので、これも功徳を積んだってことかいな?インドやタイじゃあるまいし…と肩を落として引き上げることにしました。
今日は釣りアカン日らしい…そんな時はヤケ食いですな。今回初めて知ったのですが、焼き団子があるんですね、ココ。
おぉ!こんなものが
獲物が確保できなかったので、お土産にヤマメとニジマスの甘露煮を買い、イワナのから揚げを2匹持ち帰りでお願いしました。できあがりを待つ間、この焼き団子も合わせて注文し、今日は食い道楽です(笑)
いただきま~す
できあがったイワナのから揚げを包んでもらって、三依管理釣り場を後にしました。
思わぬ早上がりになってしまったので、下流の川治温泉エリアにあるもう一つのC&R区間の様子を見てみよう、と回り道して帰ることにしました。
川治ふれあい公園の駐車場で車を停め、川の様子を見て回ったら、かわじいの湯で足湯に浸かります。無駄に歩き回った足の疲れを癒してくれました。
いいですねぇ、これ
日光市街を抜けて、日光道今市ICから東北道を通って帰ります。いつも寄り道する羽生PA(鬼平江戸処)で早めの晩ゴハンにしました。
正直この晩ゴハンがスソでしたね。ホント、釣り以外は充実した一日でした。何しにいったんだろ…僕(泣笑)
翌日の21日の晩ゴハンに、お土産で買ってきたイワナのから揚げを頂きます。この日の献立は、ホタテ含め煮の炊き込みご飯、ヤマメの甘露煮、茄子の焼き浸し、サラダ、味噌汁でした。
やはりイワナのから揚げは現地で揚げたてを食べるのが最高。それは既に分かっていたことなので、彼女に今度は私も行く!と言ってもらったのが一番の結果なのでしょう。
過去に訪れるたびに男鹿川で釣ってみたいなぁと思っていた願望を叶えようと行ったのですが、ほとんど釣りができませんでした。改めてまた行ってみるか?というとどうしようかな?というのが本音で、正直迷ってます。ちゃんとやってみたら良いところなのかも知れませんがね…。
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