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エンジン付きボートで沖に出よう

内房の海へ出てキスを狙う

2017-06-11

 会社の上司、後輩と連れ立って、千葉内房の岩井海岸の田村ボート店でエンジン付きボートを借りて、シロギス五目釣りに行ってきました。

tackle キス用

 キス用片テンビンにナス型オモリ5~8号。ハリスは先糸フロロ1.5号60cm、枝素15cmをハリから40cmの位置に出しました。ハリはハヤブサの新キスH6号です。

tackle マゴチ・ヒラメ用

 鋳込みテンビン10号、ハリスがフロロ4号を1ヒロ、ハリはガマカツのマゴチ16号で、孫バリは無し。

tackle ルアー用

 結局出番がありませんでした。

 一日中、薄曇りでほぼ風が無い、という過ごしやすい天気でした。出船後、初めに行った根周りは、シロギスの型が小さく、しかも食い込みが悪くて、電撃アワセばかりしていました。それでもハリ掛かりする率が非常に低かったです。

 定置網の垣網近くに移動したら、魚探のフィッシュアラームが煩いくらいに鳴りますが、船が風に流されて、次第に止んでしまいました。このポイントではシロギスのサイズが大きくなりました。後輩がカタクチイワシの泳がせで大きなエソをゲット。垣網近くに流されたら、ボート屋さんからもうちょっと離れてやってねと電話が掛かってきました。

 定置網にあまり近づかないように入るのですが、風と潮で岸に向かって流されました。近づいたら、また離れるの繰り返しです。でも岸に近い浅い方が釣れたような気がします。イワシを泳がせていた置き竿がギューン!と絞られたので、あわせてみたらハリ掛かりせず。イワシの横腹に傷があったので、完全に食い込んでいなかったようです。

 メゴチに混じってキスが釣れる感じのペースですが、小サバが一匹釣れました。昨年もナブラが立った時に釣れたので、先ほどのフィッシュアラームの正体はこれでしょう。イワシの代わりにハリに掛けて泳がせておきました。

 反対側の右舷向きにキスの仕掛けを出していた上司の竿になんか掛かった!と大物が来たようです。上げてくると30cmを超えるくらいのヒラメでした。タモで掬ってよく見ると、仕掛けが絡んでいます。僕が小サバを付けて泳がせていた仕掛けのハリが口に掛かっていました。どうやら僕のエサを食って泳ぎ出して、上司の仕掛けに絡まったみたいです。え~?上げたのは上司だけど、ハリは僕のだから…僕のヒラメ?全然釣った実感が無いんですけど(笑)

 あまりにシロギスの食い込みが悪くてハリ掛かりの確率が低いので、手持ちのナイロンライン(VARIVAS GAME 6lb)でダブルラインを組み、1ヒロほどリーダーとして繋いでやると食い込みが良くなりました。やはりPEラインは食い込みが悪いのでしょう。これからシロギスを挽回していきます。

 終わりの14時が近くなり、最後に一匹釣ったら終わりにしよう、と話していたら、イワシ餌の置き竿がまたもやギューン!と絞られます。ドラグを絞めて合わせると、今度はハリ掛かりしました。ヒラメじゃないっぽい、何だろう?と上げたら、大きなギンアナゴでした。

うひゃ~!
ギンアナゴ釣れました(13:55)

 これをシオに終了としました。陸にあがると、他の皆さんはあまり芳しくなかった模様。ボート屋さんのご主人はあんたがたが一番釣ってるよと言ってました。
 他の人たちが僕に釣果を譲ってくれたので、結構な魚を持ち帰りました。上司はカワハギ・イイダコなどもあげていたので、キス・メゴチを中心に3分の2程度でしょうか。

結構居ました
僕のお持ち帰り

 帰りの渋滞に捕まって、帰宅したのは18時半頃でした。まずは一番美味しく食べるために…とヒラメを捌いて昆布締めを作りました。これは明日以降のお楽しみ(笑)。そして、すぐに食べる分を…と、キス4匹、メゴチ4匹、イワシ6匹を天ぷらにしました。

旨かったです
天ぷらで頂きました

 今年初のキス天、メゴチ天は定番レシピ通り、安定の美味しさでした。意外にイワシ天が旨かったです。

 この日は疲れてしまったので、残りは冷蔵庫に突っ込み、捌いたのは月曜日でした。何と言っても問題はギンアナゴです。アナゴなんか釣ったのも初めてなので、ネットで捌き方を調べて挑戦してみました。

結構デカかったです
ギンアナゴって、こんな奴です

食えるのかな?
鮮やかな黄色い卵がいっぱい

 アナゴは結局ボロボロになってしまったので、ブツ切りにして冷凍庫に放り込みました。メゴチとイワシは冷蔵庫に放り込み、料理したのは火曜日の晩ゴハンです。何を作るかな~同じ天ぷらじゃ芸が無いしな~と、思い付きで料理した謎の一皿です。

謎の料理です
メゴチとイワシの竜田揚げ 麻婆モヤシ掛け

 メゴチとイワシを片栗粉にまぶして油で揚げました。竜田揚げですね。スーパーで買った野菜炒め用ミックス(モヤシが大半)をフライパンで炒めて、麻婆茄子用ソースを絡めて、これを竜田揚げにかけました。行き当たりばったりで作った割には、意外と旨かったです。

 水曜日には、そろそろ良かろう…とヒラメの昆布締めの登場です。

真打ち登場です
ヒラメの昆布締め

 いや~、もう絶品でした。この時期のヒラメですから脂は少ないんですけど、旨みが増してて鼻から抜ける昆布の香りが最高。じゃばらポン酢をちょいとつけると、相性が抜群でした。

 ギンアナゴは調べてみるとマアナゴほど脂が乗っていないので、天ぷらなど油を足す料理がお勧めとのことです。どうやって食べようかな?

2017.08.08 追記

 ギンアナゴは、8月6日に天ぷらにして頂きました。食べてみたところ、思った以上にアナゴでした。もっと違う感じかな?と思ってましたが、意外に普通。少し脂が少ないかな?という印象でした。美味しかったです。

結構イケました
隠元・蓮根・茗荷・茄子とともに

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