上野村・本谷毛ばり釣り専用区へ
今年もフライロッドを持って渓へ行きます。遅いシーズンインは、上野村漁協の神流川支流、本谷毛ばり釣り専用区を選びました。
GW中の関越道は朝早くから渋滞が発生していて、6時に出発しても、なかなか群馬県に辿り着けませんでした。受付の始まる8時頃には、まだ道の駅 下仁田でトイレ休憩をしたところでした。上野村漁協へすみません。少し遅れますと連絡をして、先を急ぎます。
9時前くらいに川の駅 上野(ふれあい館)の中にある漁協のカウンターで受付します。予約時に空いていたのは最下流の7番だけで、最後の一枠でした。
休憩所に車を停めて、準備を始めます。
この日の道具です
ROD: Hardi 704 para 7ft #4(Le grand soir)
REEL: Marksman #3-4(HARDY)
LINE: DT-4F revolution artificial silk line(Terenzio)
LEADER: VARIVAS Standard 6x 9ft(MORIS)
TIPPET: VARIVAS SuperTippet 6x 2ft(MORIS)
久しぶりの渓、いいですね
歩いて道を下り、区間最下流の橋の脇から川に降ります。フライを結んで川に入り、さてはてどうかな~と思っていると、ライズがあります。これは…と、期待に胸を膨らませていると、早々に魚からのご挨拶がありました。
魚からのご挨拶(19sec)
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Mac : mp4(36MB)
残念ながらハリ掛かりせず。アワセが全然遅いですね。
また出た!(12sec)
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Mac : mp4(25MB)
久しぶりの渓なので、アワセも遅いし、うっかり後方確認を忘れてフライを引っ掛けてしまったりで、なかなか上手くいきませんね。
淵でゆらゆら泳いでいる魚が居たので狙ってみましたが、全然見向きもしません。
ゆらゆら泳ぐヤマメ(29sec)
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Mac : mp4(6MB)
結構、粘ってみたのですが、全然素振りも見せません。もうお昼を回ってしまいました。タチの悪いコに引っ掛かってしまった…(苦笑)と、諦めて上流へと向かいます。
先へ進もうっと
諦めて上流に進んだ途端、パシャッと出ました。三度目の正直で釣れて良かった~。
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Mac : mp4(43MB)
いや~。良かった。釣れずにお帰りだったら、かなり寂しい…と思っていただけに嬉しいですね。その後程なく、二匹目も釣れました。
続けて釣れたので、気を良くして遡っていきますが、その後フライに全然出なくなってしまいました。
どんどん進むと、大岩に当たる流れの淵に魚が溜まっているところがありました。中心の強い流れをまたいでドライフライが思うように流せません。浮いている魚に向けて投げたのですが、食いつきそうになった瞬間ドラッグが掛かって、拒否されました(泣)。
水深が結構あるのでインジケーター+ニンフのシステムにしようか迷いましたが、パスして上流へ進みます。
区間最上流部にかかる橋
入渓前に道路を下りながら、区間最上流部の入退渓点の付近に、支流が注ぐ淵があったのを見ていました。釣りを始める前は、ここが一番良いのかな?と思っていたのですが、実際に釣ってみると、いまいち魚影が薄かったです。それならさっきの大岩のところが良かったかな?確かここは釣り上がりのルールだったよね…、と早アガリにしました。
早アガリと言っても時間はすっかり遅くなってしまいました。ウェーダーを脱いで、道具を片付けたところで、テーブルを出し、お湯を沸かして遅い昼ゴハンを頂きます。昨夜彼女が作ってくれた高菜漬、柴漬の混ぜご飯のおにぎりを頂きます。
釣り場で食べるおにぎりは美味しいよね
川の駅 上野に戻って入渓証を返すと、テレビで見かける里見栄正さんの一行3人組がいました。声を掛けるとこれから上野村役場裏で釣りをするんですとのことでした。ほぅ、イブニング狙いか。
川の駅 上野を出て、不二洞に行って駐車場に車を停めて、コロプラのお土産スカイブリッジの模型をゲットしました。とって返すように下りてきて、上野村役場裏を覗いてみました。ここは一般遊漁券で釣りができる有名ポイントですが、僕は初めて来ました。
河原に車を乗り入れると、早速魚を掛けている人が居ます。声を掛けたら川のアチコチでライズしてますよ。小さい魚が多いし、スレてますけどねと仰る。魚が居るってだけでやる気にさせられますね。フライの選択、立ち位置、キャストの精度、流し方からフライの浮き方姿勢まで、全ての要素にわたってシビアに迫ってライズを獲る釣りが好きな人にはたまらないんじゃないかな?
緩やかな流れで開けた河原なので、川歩きはかなり楽なはず。疲労による転倒、怪我のリスクが少ないからイブニングorモーニング一本勝負!でキャンプツーリングと組み合わせるのも良いかも知れないなぁ、と新しい遊びの着想を得ながら、帰路に付いたのでした。
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