八千穂レイクでニジマスを狙う
毎年恒例のキャンプ&フィッシングへ彼女をお誘いしました。今年も松原湖オートキャンプ場で宿泊し、八千穂レイクでフロートチューブに乗ってニジマスを釣ります。ここ数年のお気に入りのパターンです。
10時に集合した我々は、キャンプ・釣り道具を満載した愛車で外環道を走り出すと、お盆前の最後の平日金曜日とあってか結構混んでいました。出発間もない新倉PAへ立ち寄り、コンビニでおにぎりやパン、堅焼きあられを買い込んで小腹を満たしつつ、渋滞に備えます。
上里SAでひもかわうどんと鰻丼(小)のお昼ゴハンを食べて、横川SAで峠の釜めしに新商品が出ていないかパトロール。先に進むにもなかなか時間が掛かります(笑)。
道の駅ヘルシーテラス佐久南で地元のクラフトビールや枝豆などを購入し、ナナーズ小海店で食材を買い揃えました。
松原湖高原オートキャンプ場に着いたのは17時前。受付で申し込みをすると明日は土曜日なのでチェックアウトが正午までですと説明されました。なんと!17時チェックアウトではないだ…と?
朝、サイトを放置して釣りに出掛けるのが我々の作戦だったのに、撤収作業をしてから釣りに出掛けることになってしまいました。これは大誤算でした。
さて。いざオートサイトへ進むと、平日だというのに既にたくさんのテントが張られています。誰だ!キャンプがオワコンなんて言った奴は!17時頃のチェックインでは遅すぎるようです。
ふらふらと場内を回ると、彼女が良さげな場所を見つけてくれました。ここをテントサイトとし設営作業に取り掛かります。テント・タープなどを立てたら、ハンモックを張ります。
ハンモックでゆらゆらしたら、お風呂に行きます。受付棟にある八峰(ヤッホー)の湯があるがゆえ、我々はここをキャンプ地としているのです。
さっぱりしてサイトに戻ってきたところで晩ゴハンにします。ロースターグリルで炭火焼肉。そして鹿肉のジンギスカン。蒸し枝豆にクラフトビールで満腹満足でした。
就寝したのは22時になっていたかもしれません。結局焚火はできませんでした。
朝は6時くらいに目が覚めました。ボチボチと朝ごはんに取り掛かります。ドリップバッグのコーヒーを淹れて、パンとカップスープの朝食を食べました。
その後は撤収作業です。いつも彼女が大活躍してくれるので、一人の3倍以上のスピードで片付きます。
撤収が済み、さて出発…と思ったら、帰り際に声を掛けてくる男性が。この後、ここに入っていいですか?と尋ねられました。なんと!まだ8時半ですよ?ガチ勢恐るべし。
車が熊谷ナンバーだったので、何時に出てきたんだろうね、あの人。17時にキャンプ場に着く我々は相当のんびり屋さんなんだろうね。と話しながら、八千穂レイクへと向かいます。
八千穂レイクに着いたのは9時頃でした。受付でフロートチューブは空いてますか?と訊いたら、今日はまだ誰も出ていませんとの返事。良かったと安堵するとともに、どうしてこんなに利用客が少ないのかな?夏休み、しかもお盆休みに繋がる土曜日ですよ?と不思議に思います。
一方で皆がこの楽しさに気付いちゃうと僕が借りられなくなるかもしれないから、こそっと僕だけが楽しめればいい、とも思うのですがね。
受付でネットを二つ借り、ライフジャケットのポケットに釣り道具や飲み物を詰めて、ウェーダーを着たら準備完了。いざ湖へと降りていきます。
僕のフライタックル
ROD: EF-80 8' #6-7(Phiilipson 3M)
REEL: MARQUIS 7 Multiplier(HARDY)
LINE: MASTERY WF-7F BBT(Scientific Angler's)
LEADER: 3X 9ft
TIPPET: 3X
彼女のルアータックル
ROD: BambooRod 5'(Old River Kawagoe)
REEL: Biomaster 1000 MgS(SHIMANO)
LINE: Nylon 5lb
当初は曇っていましたが、時間の経過とともに晴れてきました。高原の日差しはきつく、日焼けが心配なのですが、彼女も僕も肝心の日焼け止めを家に忘れてきました。彼女は夏用タオルを顔に巻いてしっかり日焼け対策を施します。
2度目の釣行から、八千穂レイクでは河合さん考案のフォームホッパー、ピンクプーキーしか使っていません。これだけあれば他に何も要らない、と断言するほど全幅の信頼を寄せています。
今日もピンクプーキーを結んで、湖面に投げていきます。
一匹目はラッキーパンチで釣れました。ちょうどフライを回収して打ち返そうと竿を持ち上げた時に、運の悪い魚がパクッとフライを咥えたのです。あれ?釣れちゃった?
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胴回りにボリュームのある魚です。一方で尾びれが擦り切れていたので、養魚場からやってきて間の無い魚なのかもしれません。
彼女がお手洗いのため上陸・休憩している間に二匹目が釣れました。これはスーッとフライに近づく姿もパクっと咥える瞬間もしっかり見えた会心の一匹でした。
2匹目釣れました(1min32sec)
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一匹目に比べるとスレンダーな魚体ですが、尾びれが先っぽまで綺麗に伸びています。この湖に放たれて時間の経った魚じゃないかなー?と思います。どちらも掛かった瞬間から激しく抵抗してくれた素晴らしい魚でした。
彼女が休憩から戻って僕と合流した後に、3匹目が食いついてきたのですが、これもまた回収しようかと思って糸を引っ張っていたタイミングでした。すーっと動くフライに興味を示したのか、二度三度と襲い掛かり、ググっと重さが伝わったものの、すぐに軽くなってしまいました。ちゃんとハリに掛かっていなかったようです。
その後、14時頃だったでしょうか。上陸して、釣り終了としました。
遅いお昼ご飯はロッジ八ケ嶺でヤマメの唐揚げとヤツガネ(豚肉)丼
八千穂醸造所へも寄り道
管理釣り場でも50cmクラスはなかなか楽に釣らせてもらえません。それがフロートチューブを引っ張るナイスファイトを繰り広げてくれるのですから、やっぱり夏は八千穂レイクだね!と言うくらいお気に入りなのです。
ただ僕は釣果に恵まれているのですが、彼女になかなか魚が釣れません。ハンモックやキャンプが楽しいと言ってはくれるのですが、どうにか良い方法がないものか…。お連れするのにそれだけが気掛かりなのです。
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