雨なので上野村漁協C&R区間へ
GW中に平日の休みを一日取りました。日程は2日(金)で当初は2~3日で一泊二日のキャンプ釣ーリングを考えていたのですが、肝心の2日が雨との天気予報です。急遽キャンプは取りやめ(予約も取っていなかった)にし、日帰りで群馬県を流れる神流川の上野村漁協川の駅裏C&R区間に変えました。自然渓流での釣りの開幕戦に挑みます。
GWの祝日なら予約を取れないかもしれませんが、平日かつ雨の予報とあってすんなりと予約が取れました。新調したカッパを車に積んで、朝8時頃に自宅を出発しました。
受付開始の9時には間に合わず、漁協事務所に遅れる旨電話をして到着したのは10時頃でした。受付を済ませたらチェストハイウェーダーを着込み、カッパを羽織って釣りの準備を進めます。
この日のフライタックル
ROD: Classic 480-4x(ECHO)
REEL: Battenkill 3/4(ORVIS)
LINE: DT4F(Scietific Angler's)
LEADER: STANDARD 6X 9ft(VARIVAS)
TIPPET: SuperTippet 6X 5ft(VARIVAS)
釣り始めは小雨程度でしたが、予報では時間と共に風が強くなるとのこと。風対策に4番の竿を選んで川へと降りていきます。
降り口のスロープから下流へ歩き、落ち込みの手前の淵に魚影を見付けました。
はじめは大振りのヘアーズイヤーニンフを結びました。インジケーターをフライから矢引きくらいにセットして流し始めます。何投かごとに次第にウキ下を深くしていって、アタリが出たのは1ヒロくらい離した結構深いタナでした。
ギュン!と小気味良いヒキで走り回ります。取り込んでみると、なんと初物が尺超え(32cm)です。出来過ぎというよりC&R区間の底力でしょうね。何と言っても丸太のような二尺級の魚がそこかしこにボーっと浮いている川ですから。
リリースシーン(8sec)
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windows : MP4(11.6MB)
とはいえ気分が悪かろうはずがありません。雨の中を頑張ってやってきた甲斐があったというものです。
その後はアタリが出なくなったので、次第に下流に下りながらポイントを探っていきました。ところがアタリが出ず、結局最初のポイントに戻ってきてあれこれとフライを替えて探ることにしました。思いのほか流れが強いのか、自重の軽い小さなニンフにはアタリが出ず、うまく流せてアタリが出るようになったのはゴールドビーズ付きのニンフでした。この手のニンフはあまり良い思いをしたことが無かったのですが、このポイントには合っていたようです。
フライで3匹を釣った後の13時頃、少し疲れてきたことと雨脚が強くなってきたので、川の駅の施設まで上がって休憩します。川が見える裏手のベンチでゴロリと横になったらたちまち眠ってしまい、お昼寝しました。
目が覚めたら14時過ぎでしたので、ここからは道具を替えてルアー釣りにします。川でルアーのマス釣りなんて何年ぶりかしら。
この日のルアータックル
ROD: Bamboo Spinning 5ft(ORK)
REEL: Biomaster 1000Mg(SHIMANO)
LINE: Nylon 5lb
普段彼女に使って貰っているORK謹製のバンブースピニングロッドです。僕はたまに彼女から借りてちょっと投げさせてもらうくらいしか使ってません。群馬の川で一度小さなヤマメを釣った記憶があります。
上流へ歩くと、脇に逸れてゆっくりした流れのところに大きな魚が群れていたのでシンキングミノーを投げて行きます。水深のあるところを通してもさっぱりアタりません。
食ってくる魚を探して区間最上流まできてしまったので折り返して下流へ。魚が釣れたのは入退渓のスロープから少し下った辺りの開けた流れでした。
D-コンタクト50を下流へ向けて投げて、アクションを着けずにゆっくり巻いてきたらガッ!ときました。
かなり強いヒキですがバンブーの粘りでしっかりといなしてくれます。無理に引っ張らないというか素直に竿が曲がってくれるというか、安心感を持ってゆっくりと魚を寄せてきたら、こりゃデカい!
逆曳き(上流に向けて曳いてくる)なんて初めて釣ったかも?これがシンキングミノーの強みなのでしょうか。すごく新鮮に感じます。
今日はあまりアクションを付けない方がいいのかな?とルアーをバフェットミュート50に替えてただ巻きするとまたもや来ました。
結局16時過ぎまでやってルアーだけで5匹くらい釣ったと思います。どれもアクションを付けずに巻いてくるだけが良かったです。ミノーのキビキビと動くアクションに慣れてしまって警戒しているのかもしれませんね。
とても良い釣行だったとホクホク顔で汗を流して帰ろうと向かったのは浜平温泉しおじの湯です。
館内に入った途端目に飛び込んできたのは…
残念ながら食事の提供時間が終わっていたために食べることができませんでした。いつか食べたいなぁ。
お風呂に入った後は、レストランヒロで晩ごはんを食べました。
この後、ナビが帰り道を山越えを指定し、国道299号線へと導かれました。小鹿野町から秩父へと繋がるこの道は、昼間にバイクで走る方が楽しいだろうなと思うような細い山道だったので、車では少し気疲れしました。
無事山を下りたら花園ICから関越道に乗って帰ってきました。高速道路の料金を節約できるルートですが、下仁田IC回りの方が断然ラクですねぇ。
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