バッグを取り付けて荷物を運ぼう
バイクは総じて積載に泣かされるものです。僕は荷物を載せて旅に出たいのですが、ロードホッパーはとにかく積載力が低いのです。
どうやって強化するかアレコレ考えた結果、北海道ツーリングで大活躍したデグナーのマルチレインバッグNB-12-BK(30リットル)を荷台に固定することを考えました。
このバッグは肩掛けベルトが付いていて、リュックのように背負うことができるのですが、同時にベルト下部にナス環が付いていて、ベルト下部の取り外しができ、これをバッグ背面に収納できるという、一風変わった機能が付いているのです。
思い付いたのが、この特徴を利用してリュックを荷台に背負わせてしまえ!という荒業です。
まずは荷台のズレ防止策として、ホームセンター(ドイト戸田店)で購入したラケット用のグリップテープを巻き付けました。
グリップテープ薄手タイプ(オーエッチ工業)
1,050mm。300円くらいだったかな?
こんな感じです
次に同じくホームセンターで購入した天然ゴムスポンジシート(横300mm×縦300mm×厚さ5mm)をバッグの背面に止めます。背面が肩掛けベルトを収納できるポケットになっているのがこのバッグの秀逸な点です。閃いた方法はファスナーを開いてダブルクリップで止めちゃうです。家に転がってたもので簡単・安価に、が肝要です(笑)。
車体の左側から肩掛けベルトを荷台に掛け、右側の縦棒に上から通してくるっと回して上へ抜いたら、荷台の上から左側の縦棒に掛けます。そのまま車体に沿って肩掛けベルトを下に降ろし、D環に付けます。
左に曲がるとバッグが車体から離れてしまうので、ベルクロテープでバッグとフレームを繋ぎます。このベルクロテープはダイソーで買ったもの。安上がりに済ませてます(笑)。
それでもバッグ自体のタテの長さがあるので、左に曲がる時にバッグの底を道路に擦ってしまいそうな気がします。そのため、ロールトップを留めるベルトの余りを底面のD環に通して、底面を持ち上げ(底上げ?)してスライダーで留めることにしました。スライダーも家に転がっていたものです。
ロールトップを留める余りベルトの端は折り返して縫ってありますので、スライダーが通りません。カッターで糸を切ってスライダーを通したのですが、折り返しの癖が残ってしまいました。これはこれでスライダーの脱落・紛失防止になるかな?と思ったので、そのままにしておきます。
2018年3月11日(日)にお台場で行われた稲妻フェスティバル2018に参加しました。この際、想定外に衝動買いしても大丈夫?なように、このバッグを持っていくことにしました。往路は当然荷物がありませんので、小さく畳んで荷台にROKストラップで固定したのですが、会場でグローブとブーツを衝動買いしてしまいました(笑)。
買っちゃったブーツ
正直なところ、この程度の荷物であれば往路と同様に荷台の上にROKストラップで固定が可能な大きさです。しかしながら、せっかくアイディアを出して準備してきたので、実走行テストをしてみたいよね…?と、会場の駐車場で装着してみました。
首都高速湾岸線~中央環状2号線~川口線と、時には80km/h程度のスピードを出したのですが、家に帰り付いて確認したところ、何も問題ありませんでした。バッグを外そうとした時に、肩掛けベルトが予想よりしっかりと固定されていたことに驚きました。ロードホッパーの大きな振動が心配でしたが、グリップテープの固定力は相当なもののようです。
後ろ上方から見下ろすと
このアイディアの良いところは簡単に取り外せて、外した後すぐにリュックとして利用できる点です。
以前に二度、ダイナ・ローライダーのサドルバッグとしてデグナーのナイロンサドルバッグNB-43を使いました。ファスナーで簡単に取り外したものの、その後はテントサイトまで把手を掴んでブラ下げて持ち運びました。キャンプツーリングの重い荷物を手提げで運ぶのはちょっと辛いので、背負って運べるのはとても有り難いはずです。
これでロードホッパーでは難しいかな…?と思っていた、釣りやキャンプを組み合わせたツーリングの可能性が少し開けたような気がします(笑)
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