バッテリーに泣かされました
SSTRで折った足の骨が概ね癒えてきた3月13日(土)、トレーラーの車検の有効期限が令和3(平成33)年2月18日までだったことに気付きました。この頃はまだバイクに乗るのが覚束なかったので、車検切れは不可避だったのですが、初回の車検は3年後だと思い込んでいたのにトレーラーは2年だったという失態を犯していたのです。オー!マイガッ!
車検が切れてしまうと当然、公道の自走は許されないので、仮ナンバー(臨時運行許可番号標)を借り受けるしかありません。しかも自賠責保険の加入が必須とあって確認すると、3月18日(木)が保険期間の最終日でした。
サクマエンジニアリングは基本土日が休みなので、平日に動かないといけないのですが、幸か不幸か15日(月)に仕事を休んで、午前中に病院で診察を受ける予定です。この日になんとかトレーラーの車検をブッ込みます。
ネットで調べると、運行経路にある市町村で仮ナンバーを発行してくれるそうで、しかも家から自転車で10分掛からない支所でも可能とのことです。
そうと分かれば、準備を開始します。前日のうちにヘルメットやグローブなどの装備類、トレーラーに積載するカバンを準備し、約4か月もの間不動だったのでバッテリーテンダーを繋いで充電しておきます。約24時間もあれば満充電できるでしょう。
いざ当日、仮ナンバー手続き受付開始の朝8時半に間に合うように近所の市役所支所へ自転車をかっ飛ばして行ってきました。
仮ナンバーを受け取ったら、そのまま自転車で駅へ向かい、病院に行って9時半からの診察を受けると、思いの他、早く終わって帰宅したのはお昼前でした。
ガレージで早速、仮ナンバーを装着してみます。バイクと同じで封緘が無いので楽でした。
こんな感じ
出発前のメーターです
カバンも積んで全ての準備が整ったところで、いざエンジンスタート…あれ?一日充電したのにセルが回りません。なんで?
もう一日くらい充電すればエンジンが掛かるかもしれませんが、貴重な平日の休みを失敗で終わらせるわけにはいきません。速やかな決断はレッカー配送です。
チューリッヒのロードサービスを利用して、サクマエンジニアリングまで運んでもらうことにしました。当然自走しないのでせっかく取り付けた仮ナンバーも使うことなく外しました。
仮ナンバーを返却して、車でサクマエンジニアリングへ向かいます。僕が到着したら既にバイクは降ろされていて、工場の中に入っていました。
何とかバイクとトレーラーを持ち込むことができました。車検をお願いして、カバンに入れてきたバッテリーテンダーを託して、すみません。これで充電しておいてくださいとお願いします(苦笑)。
またSSTR2020の際に、フロントフェンダーの右側面ステーの六角穴ボルト2個を失くしてしまい、ホームセンターで買ったステンレスボルトで応急処置をしているので、同じボルトが欲しいと相談したところ、もう少し長いボルトにしてナットで裏から留めましょうと改善案を出して頂きました。
年度末は車検場が混んでいるそうで、予約もなかなか取れない状況だったそうです。3月29日に無事車検を取れましたと連絡を受けたので、4月4日(日)に引き取りに行くことにしました。引き取りだけなら日曜でも対応してくれるので助かります。
当日の天気予報は夕方から雨が降るとのことだったので、朝7時に自宅を出発し、電車を乗り継いで、東武アーバンパーク(野田)線の清水公園駅に9時に到着しました。
ここでサクマエンジニアリングに電話を掛けて、車で迎えに来て貰いました。ありがたい。
トレーラーの車検については、特段のトラブルも問題も無かったとのことです。社長さんも相変わらず恰好良いと褒めてくれました。ん?自画自賛(笑)特にカバンがいいねと言ってくれたので素直に喜んでおきましょう\( 'ω')/ワーイ
フロントフェンダーのボルトも交換して、脱落防止策を施してくれました。これらの費用は税金などを含めて53,000円でした。バイクとトレーラーを搬送してもらったりするのですから、エンジンの無い車体の割にはずいぶんと高額になってしまいます。今後はユーザー車検も考えなきゃイカンかな…?
お支払いも済んで、さて帰ろうとしたところ、またもやセルスターターから力の無い音が聞こえます。なんでー!?サクマエンジニアリングでも車検時には普通にエンジンが掛かり、念のため金曜からバッテリーテンダーを繋いでいたと言うのに…。
よくみるとバッテリーテンダーのマイナス端子が外れていて、これで充電が不十分になっていたようです。苦労して繋ぎ直し、30分程再充電を試みますが、かろうじて一回セルが回るくらいしか充電できません。
お昼頃には予報より早く雨がパラついてきました。ここで時間を掛けて充電し、エンジンが掛かっても雨の中走ってページワン春日部まで行くしかありません。それでもバッテリー交換は避けられないほど劣化(一度空にすると能力が著しく下がる)しているだろうと考えられます。
それならいっそのこと…とページワン春日部に電話をして、在庫のあったバッテリーをサクマエンジニアリングに宅急便で発送してもらい、サクマエンジニアリングでバッテリー交換を行うこととしました。従って、引き取りはまた来週に再挑戦です。とほほい。
9日(金)にはサクマエンジニアリングからバッテリーの交換が終わりましたと連絡を貰っていたので、11日(日)こそは三度目の正直!と東武アーバンパークラインに乗って、引き取りに向かいます。
江戸川を渡ります
天気は雲一つない絶好のバイク日和です。サクマエンジニアリングで受け取ってセルスターターを始動したら無事エンジンが掛かりました。
良かった
バッテリー交換の工賃はサービスしてくれました。ありがとうございます。ご迷惑をお掛けしたのでおかきの差し入れを渡して、お茶請けにでもとお礼したのがせめてもの救いです。サクマエンジニアリングを出発したら、次に向かうはページワン春日部です。
5ヶ月ぶりに乗ったロードホッパーは、こんなにクラッチレバーが硬かったっけ?こんなにハンドルバーが振動したっけ?こんなにお尻が突き上げられたっけ?とハードな乗り味に改めて驚きます。間が空くと、全くもって容易でないバイクであることを実感します。
道は空いていて、すんなりと10時半にはページワン春日部に到着しました。お昼ごろって言ってたのに(笑)
到着しました
SSTR2020の際に電話で相談した件などのお礼を言って、差し入れのおかきを渡し、バッテリー代金の精算をします。30,873円でした。納車時に新品のバッテリーにしたとはいえ、3年乗って冬にいまいち調子が悪かった上、冬の5ヶ月充電も何もできなかったわけですから、性能も劣化するはずです。来たる7月の車検時には要交換でしょうから、この機会に交換出来て良かったとも言えます。
車検の予約と税金等の経費20,000円を入れて、整備の記録を確認していたら、昨年6月の12か月点検の時からオイル交換をしていないことが発覚しました。コロナ騒ぎで1,500kmしか走っていないのですが、これからバイクのシーズンに入っていくわけですから、ここは早めに…とオイル交換をお願いします。こちらは9,161円。やれやれ、カネの掛かるオンナだぜ(苦笑)。
合わせて各部を点検してもらうと後輪の空気が抜けていたよとのこと。全然走っていなくても空気は抜けていくんですね。マメに空気圧のチェックをしなければなりませんな。
お礼を告げて帰宅します。12時を過ぎていたのでFRANK COFFEE and WORK SHOPに寄ってみたのですがお休みでした。事前に確認してから行けば良かったな。
帰宅してから近所のパン屋さんでお昼ご飯を買ってきて、食べながらエンジンを冷ました後、簡単に洗車しました。
その後は給油をしてからガレージに保管し、カバンを片付けたらすっかり暗くなる18時頃になっていました。何だか久しぶりだっただけに疲れたなぁ。
完了後のメーターです
往路はドナドナ(苦笑)されたので、復路だけ走って距離は63.5kmでした。リハビリにはちょうど良い手頃な距離だったかも知れませんね。
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