イチジクを調達に川島町へ
秋になると、鳥羽井沼自然公園にある芳康イチジク園の直売所へイチジクを買いに行くのを近年の常としていました。ところが鳥羽井沼自然公園の閉鎖に伴い直売所も閉鎖されてしまいました。
そこで鳥羽井沼自然公園の近くを条件に、Google Mapでイチジク直売所を検索すると、いくつか候補が出てきたので買い出しに行きます。今年もオヤツを買い出しに行くツーリング称してオヤツーをやるのです。
バスケットを荷台に積みました
イチジクを買い出しに行くのなら、当然カバンはいつものピクニックバスケットです。
出発前のメーターです
9時半頃に出発し、一般道でのんびり出掛けます。外環道の下道から美女木交差点を折れて、17号バイパスへ。普段よりも少し車が多いかなぁと思っていたら、首都高与野出口の辺りからストップ&ゴーになりました。
三橋の北辺りのガソリンスタンドで給油したら、その先は空いていて、国道16号線に入って上郷橋を渡ります。バイクで通ると気持ちいいね~などど思っていたら、南大塚交差点から裏道へ。道が意外にデコボコだったので、この道はもう二度と通りません。
山田交差点から国道254号線に入り、北に走って南園部交差点を右に折れます。この角にあるJA川島農産物特売所でイチジク売ってないかな…?と思っていたら、駐車場に車が溢れてひしめき合っています。コロナの非常事態宣言明けでみんなお出掛けしてるんだと思い知らされました。
ここから日高川島線に入って鳥羽井沼に向かうと、ポツポツと小雨が降ってきました。鳥羽井沼自然公園が閉鎖され、芳康イチジク園直売所も営業していないことを確認したら、iPhoneのナビをセットして岡村農園さんに向かいます。到着したのは11時半頃でした。
岡村農園です
見たところ普通の農家で、母屋の端にバイクを停めたのですが、一緒に入ってきた車に乗ってたカップルが離れの方に歩いていきます。どうやら朝に収穫したイチジクを出荷まで保管する用途で使っている建物のようで、もとは農機具倉庫?という風情の建物の軒先にイチジクを並べて直売する、というなんとも和むスタイルでした。
イチジクのパックが並べてあってどれにしようか迷っていると、対応に当たってくれたおかみさんがどれも300gを基準にいれてあるよ。マルエツなんかのスーパーはパックが小さいから大きいイチジクを入れにくいのよと仰る。それでは…と小さいもの6個入りではなく、大きいもの4個入りのパックを選んで2パック買いました。
バスケットに入れます
雨が上がって空が明るくなってきたところで帰宅します。国道254号線を南に走ると、道が混雑していてストップ&ゴーを余儀なくされました。やはりここでも非常事態宣言明けで車が多いです。
小仙波交差点の北あたりで信号待ちをしていると、鬼キャン(タイヤが極端な八の字になっている奴)の白いヤン車が居て、なぜか助手席に小学生くらいの女の子が乗っていたんです。ふと目が合うと女の子が会釈をしたものだから、こっちもつられて会釈をしたら、パァーっと明るい笑顔になって手を振ってくれました。そこまでされるとこちらも嬉しいから手を振り返すと、白い車は先へ行ってしまいました。
多分荷台に積んだピクニックバスケットを見てホッコリしてくれたのでしょう。ロードホッパーに乗っているとこんな感じで一日一回はどこかで誰かが絡んでくれます。
帰宅後のメーターです
14時半頃に帰ってきました。走行距離は90kmでした。
帰ってきたら、自宅にて待機していた彼女にお願いしてワイン煮を作ってもらいましたが、リジッドバイクの宿命か振動でイチジクが少し傷んでいたそうです。次回は優しく運ぶ手立てを講じなければなりませんな。
ワイン煮です
いつもワガママを言って、彼女に作って貰っているのは美味しいからに他ならないのですが、ロードホッパーは美味しいオヤツを連れ帰ってくる良いヤツと彼女に思って貰いたいからでもあるのですよね。
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