フロートチューブは他にない乗り心地
RF-72V custom(Naturum Model) : Revelley
2003年のバスシーズン前にフロートチューブを買いました。ずっと前からやってみたかったのですが、遂に思い切って…という感じでした。
各社から発売されていますが、何といっても体重が100kgオーバーの僕にとっては1に安全、2に浮力、3・4が無くて、5に剛性といった具合で商品を探していました。
いろいろ探した結果、リバレイのO型フロートチューブRF-100Rが入手がし易く、耐荷重指定も120kgまでとの表示があり、これだと決めて大宮の吉見屋さんで購入しました。
買ったらすぐに試乗してみたくて荒川に持っていきました。タイヤチューブを使った物はあまり空気を入れすぎてはいけないというアドバイスをどこかで聞きつけて、こんなもんかな~?とやや少なめに入れて入水したら浮力が足りなくて死にそうになりました。
以来パンパンに張るまで空気を入れるのは、僕の鉄則になったことは言うまでもありません。
これを持って千葉のダムや小野川湖などに行きました。これまでカナディアンタイプのカヌーを使うことが多かったのですが、フライでバスを狙うフロートチューブには格別の楽しさがあります。
しかし2005年の小野川湖でブツブツと縫製が破れてきて、シート部分からチューブがはみ出してくるというトラブルが起きました。どうやらタイヤチューブに空気を入れ過ぎていたようです。ここでタイヤチューブを使った物はあまり空気を入れすぎてはいけないというアドバイスを思い出すハメになろうとは…って感じでした。
そんなわけで次に購入する場合にはタイヤチューブをやめよう、若干お値段が張ってもポリウレタンチューブにしようと決め2代目の選定に入ったのですが、こうなったら別に乗り降りの難しいO型でなくてもいいのかな?と思い始めました。
いろいろ見たうえでリバレイ+ナチュラムコラボのRF-72V customに決めました。こちらも耐荷重指定120kg、あれこれオプションが付いている点にも惹かれました。
一番惹かれたのはフロントのエプロンにプラノの3600や3700のタックルケースが入ること。何故これが今まで無かったのかな?というくらいのアイディアです。
船体の両サイドに4本ずつバックルがあり、ワンタッチで附属のクーラーバッグ、ウェストポーチを繋ぐことができます。2本のバックルに差し込むので片側3通りの接続パターンあるのですが、前半分2本のバックルはフライラインが絡まって邪魔です。といってもフライラインが絡むというのはそもそもの使い方として想定されていないのでしょう。僕は鋏で切っちゃいました。
またクーラーバッグは型崩れし易く、水に漬かってしまうのが欠点です。500mlペットボトルを手前の壁面において型崩れしないように気を付けています。
味わいマンゴーオレの下にもう一本あります。チューブ側に寄せるのがコツ
ロッドホルダーのベルトはフライロッドに関する限り用無しです。リールより下の部分が短すぎるため役に立ちません。
カラビナで繋げるチョークバッグは僕の場合、煙草専用になっています。
乗り心地は結構いいです。O型に比べれば小回りは効きませんが困る程というレベルではありませんし、ポリウレタンチューブのおかげで重量が軽い割には安定性も充分です。何より入水が楽なのが嬉しいです。
もちろん大口径バルブの恩恵も有難いです。併せて購入したダブルアクションポンプで空気入れの時間も短縮され、空気抜きの時間はあっという間です。
フロートチューブに乗ってみるとほとんどがフライフィッシングになってしまいました。これがもう楽しくてハマっています。目指すはフライで50cmUP。引きずり回されるようなヤツを釣りたいですね。
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