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初めてのフライ

デビューはフライへの憧れの苦肉の策でもありました
POWERMESH PHANTOM PP-867F(S) 8'6" #7 : DAIWA

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 僕が大学生になった91年、初めてフライタックルを買いました。フライフィッシングを始めたきっかけはフライでバスを釣ってみようと思ったことでした。

 東京で一人暮らしを始めたばかりの貧乏学生でしたから当然車も持っていません。釣りに行くには友人の車に同乗させてもらうのが普通でした。
 ところが当時はバスばっかりやっていましたし、友人もバスをやる人ばかりでフライをやる人はいませんでした。
 釣りキチ三平でフライ編を読んだ時からやってみたかったのですが、やはり渓流でヤマメ・イワナを釣るものというイメージだったのです。

 そんなある時フライでバスを釣ることを思い付き、これならルアーでバスが釣れない時間帯に挑戦できる!と思って、早速渋谷のキャンベルに行って道具を揃えたのでした。

 初めて買った竿はダイワのPOWERMESH PHANTOM PP-867F(S)でした。他にもオレンジ色のWF-7-FのラインとAcronの9feet0Xのリーダーに、リーダーコネクター、コルクポッパーを数個買ったら、リールまでは予算が回らなくなってしまって、コータックの安物でした。

 それからバス釣りに行くたびに持って行ったのですが、最初の一匹は釣れませんでしたね~。
 当初の動機通りルアーで釣れない時間帯にキャスト練習をするつもりでフライを投げていたわけですから、釣れる訳がないのは当たり前なんですけどね。

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 結局初めてのバスが釣れたのは社会人になってからでした。なんやかんやで貧乏学生を7年続けたので7~8年くらい掛かりました。もっと高い新しい道具を買い、自然渓流でヤマメやイワナを釣り上げる方が先になってしまったのはご愛嬌というやつです。

 この竿は今ではあまり使わなくなってしまいました。ShootingActionと銘打っている通り、シューティングヘッドを使ってビューンと飛ばすのに向いた竿です。
 振り返ってみるとやや硬めで初めてキャスト練習するにはちょっと難しいかな?と思います。飛ばそうと力が入ってしまって、コルクグリップの親指の位置が削れてしまっています。
 これで練習していたせいか、初めて5番の竿を振った時、なんて楽に振れるんだろうと思いました。

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中央の窪みが削れた跡です。

2006-08-20 追記

 ここ10年程使うことの無かった竿でしたので、処分してしまいました。

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