やったことない釣りに挑戦しよう
1290RPLX 9' #12 : SAGE
TARPON AntiReverse : Billy Pate
99年、初めての海外釣行でモルジブに行くことになったのですが、その時からある野望を胸に秘めていました。それはフライでGTを獲ってみたい!
海でフライ熱がエスカレートしてきて、ルアーだけでなくフライでもやってみたくなったのです。
99年の夏、ネットを流れていてあるフライショップの中古品販売コーナーに出ていたのを見つけました。たしか25,000円ほどの値段がついていて、結構悩んだのですが注文してしまいました。
これまで海外の有名メーカーのフライロッドは買ったことがなかったので、憧れのSAGEとウキウキ気分で待っていると丈夫なアルミパイプに入って届きました。
見るとCheironとは違ってスネークガイドが採用されています。#12ロッドでこのガイドは大丈夫かな?GTを掛けたらPEで削れたり、飛ばされたりしないかな?と不安になってしまいます。
まぁ高番手では有名なメーカーですから大丈夫だとは思うのですが。
この竿を持って初めてのモルジブに行ったのですが、ルアーでも厳しい状況だったので出番はありませんでした。
その後、この竿にあわせるリールを探していた1999~2000年の冬、ヤフオクで出ていたビリーペイトのターポンモデルを購入しました。30,000円くらいしたのではないかと思います。
このリールはほとんど出番が巡ってきていません。2000年のシイラ釣りでデビューさせましたがルアーでもなかなか釣れない厳しい状況だったり、2001年の久米島、2003年、2004年のモルジブと強風続きでした。
この組み合わせで持って行っても、とても投げる状況じゃないという不運が続いています。
2003年のシイラ釣りで少し投げる機会に恵まれましたが、シイラが食いついてきてくれませんでした。
その時に少し感じたのですが、#10にも増してゴツく重いです。とても振り切れません。このタックルで、しかも揺れる船上でロングキャストをしようと思うと、相当の腕前が必要だと感じました。
思い通りのキャストができるような練習をしておかなければ、投げるチャンスに恵まれてもモノにすることができないでしょう。そう簡単に扱える代物ではなさそうです。
2006年のモルジブ遠征に持って行った際に竿のティップが折れてしまいました。この時もまた風が強くて投げることができなかったのですが、GTロッドと一緒に置いていたらラインが絡まってしまったようです。結局1匹の魚も掛けることができず、キャストもほとんどできないまま、お役御免となってしまいました。
2016年1月30日、ビリーペイトは処分してしまいました。
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