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これも一種のステイタス?

常連の証!釣り堀の景品の定番マイロッド
やわらぎ 150 : 不明

yawaragi

 実は室内釣り堀にもよく行くんです。埼玉県南部には釣り堀が意外と多いらしく、車でちょっと走ってみると何軒か見かけたりします。その中で一番行くのがつりぼり屋越谷店です。

 基本的にはコイの釣り堀なんですが、ウグイ・ナマズ・ソウギョとアオウオが放流されているそうです。僕はナマズを2回釣ったことがあります。

 ここは隣接するスーパー銭湯が経営しています。まだオープンして3年は経っていないと思うのでわりと綺麗な作りですし、お風呂上りのおっちゃんやカップルが結構来たりして、意外に混みあったりします。
 これまでほとんど釣りをしたことが無かったうちの彼女も、気軽に来れてウキが頻繁に動く釣り堀は結構気に入っているようです。

 2004年中には15回も行きました。夏の暑い時季や冬の寒い時季でも快適に釣りができるので、すっかり根性無しの釣り人になってしまいました。
 最初は初心者向けや暇つぶし程度のものかな?と思っていましたが、これがなかなか侮れないのです。

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釣り堀の様子はこんな感じです。
椅子に座っててもノンビリどころか、次第に前のめりになります(笑)

 ウキがピコピコ動くさまというのは、初心者でも上級者でもドキドキするものです。しかもここの仕掛けは浮力の小さい唐辛子ウキにオモリは無し。これが実に敏感に動くんですね。

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コイが近くを通っただけでも派手に動くので、
ついつい過剰に反応してしまうのです。

動画

ウキがピコピコ動くさま(無音声) 9sec
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Macintosh : QuickTime Movie(61KB)
Windows : Windows Media Video(487KB)

 釣り堀だけに魚はふんだんに泳いでいますし、近くを通っただけでもウキはポコポコ動きます。全部アワセると悉くハズレだったり、スレ掛かりが頻発したりします。
 そこをぐっと堪えて食いアタリを読んでしっかり合わせます。ギュンといいヒキがきて、口にきちんと掛けたのを確認すれば、釣ったという満足感も充分です。

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ここの魚はサイズが良いのが特徴です。
魚が30cmもあれば約1.5mの短竿なのでヒキも充分楽しめます。

 ここも釣り堀のお決まりのように、釣った魚に応じてポイントがもらえます。コイ1匹が1ポイント、ナマズが3ポイント、ソウギョが5ポイントです。2005年1月22日に行った時、アオウオはハズレ無しのクジが引けるサービスになってました。
 そしてここにもやっぱりあるんですね。ポイントを貯めると竿が貰えるサービスが。

 そして2004年3月20日、ついに50ポイントを貯めてもらったのがこの竿です。彼女が釣った魚もカウントされているので厳密には二人の竿ってことになりますが、ついに常連さんの仲間入りです。

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70番目の竿獲得者ってことですね。

 竿にはやわらぎ 150と書いてあります。メーカーは分かりません。並継ぎの2本継ぎでやや柔らかめです。これで30cmを超えるコイを掛けると継ぎのところから急激に曲がるので折れるんじゃないか?と不安になります。

 はっきり言って安物です。通常の貸し竿は上州屋などでよく見かける赤や緑に塗られた1.5m程のグラスの延べ竿で、こちらの方がよっぽど頑丈で安心感があります。

 しかし竹の段巻き調に塗られた竿は、通常の貸し竿とは異なり、ポイントカードの番号を確認して受付カウンターの奥の棚から出してもらいます。他のお客さんとは違う優越感を感じます。これが常連さんの扱い?一種のステイタス?を感じてしまうのです。

 次の50ポイントでは小さいヘラウキが貰えます。次はこれだな!なんて言って盛り上がっちゃって、すっかり釣り堀側の作戦に乗せられているんですが、それはそれでいいんです。ステイタスなんですから。

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