気分で着せ替え七変化
シッポ無しのペンシルベイト
まずはシッポ無しのシンプルなペンシルベイトで。穴を空けていないボルトを装着した場合のお尻です。実はこれが一番釣れそうな気がしています(笑)。以下、加工したボルトは全てゴムのОリングを噛ませて装着することで、錆による固着と浸水の防止としています。
日本の部品屋のパーツの中からハート型のテイルブレードを選んで装着してみました。スイベルがブレードに装着されていますので、ボルトにはヒートンを埋め込み、スイベルを通してカシめるだけ。名付けてブレードテイル。誰もが思い付く親しみやすい王道の改造です。
Finesseという会社のJack in the boxというブランドのラインナップからマグトー直ペラ(G)を。これも定番のセレクトですが、穴を楕円形に拡大して、ヒヨコブランドのオーバルホールペラに改造しました。
山科さんからは自分で作って遊ぶ分には真似してOKと了解を頂いたコトがありますので、伝統の形と進取の発想のコラボです。ヒートンにペラとカップワッシャーを通してボルトに埋め込む簡単な作りです。名付けてプロップテイル。
フラポッパー(フレッドアーボガスト)やハトリーズの火星人からアイディアを拝借し、フラスカートを装着します。上野サンスイでEZ-TeaZerというラインに通すアタッチメント付きのスカートを見つけましたので、このアタッチメントを加工してヒートンを通してボルトに埋め込みました。
EZ-TeaZerです
名付けてフラテイル。色は暑い夏に似合いそうな派手目のファイヤータイガーにしましたが、この製品であれば色違いのスカートを交換できそうです。
動画
スイムテストです
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フラテイル(11sec)
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ベルテイル
昔、ズィールのアライくんにピンクのパンダという鈴のシッポが付いたバリエーションがありました。ユザワヤ浦和店でアクセサリーに使う鈴を買ってきて、ヒートンで直付けしたものがこれです。水琴鈴という綺麗な音がするもので、穴が空いていません。この用途にピッタリ!と一目惚れして決めました。
水中に鈴の音が響くのか?不安なところはあるのですが、いいんです。釣り人が涼やかな感じになれば、このシッポは大成功です。名付けてベルテイル。
動画
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ベルテイル(12sec)
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ラスカルテイル
バス用フライのバスバグは、ハリの軸に鹿の毛をギュッと縛り付けてフレアさせて、ハサミで刈り込んで作ります。この技法を用いて、アライグマのような愛嬌のあるシッポを目指します。茶色と黒の毛を交互に縛り付けることでシマシマを表現。ヒートン連結にすることでフリフリ動きます。アライグマだけに名付けてラスカルテイル。年齢がバレますね(笑)。
グラビンテイル
ガマカツのワーム327というワームフックは、ワームをセットするコイル型ワームキーパーがフックのアイに装着されています。このパーツを取り外し、クリップ部を伸ばしてボルトへ埋め込む移植しました。
コイル型ワームキーパー
クリップ状になっているのでヒートンに引っ掛ければ簡単なのですが、可動部を介してしまうと柔らかいワームのテイルも動かなくなってしまいますので直結にしました。
あまり長いワームでは不格好かと思い、主に短いグラブを装着することを念頭において、名付けてグラビンテイル。様々なワーム類を付け替えることでシッポのバリエーションは無限大に広がる、ちょっとズルいネタです。
ここまで7通り。七変化と言っておきながら、まだまだシッポのネタは溢れているのです(笑)。新しいシッポができたら、ご紹介したいと思います。
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