トップ釣行記

ノー天気スチャラカ三人男
房総をゆく

アチラコチラと釣り歩いても貧果でした

1998-10-24~25

 10月24~25日、福田くん・古田くん・僕の3人で、釣りに行ってきました。

スチャラカ.1 三島湖に散る!

 もう、それは散るべくして散ったと言っても過言ではないでしょう。だいたい出発からして失敗する時にロクな結果は訪れないモノです。
 土曜日の朝5時に福田くんは浦和の僕の家へ来るはずでした。その前に「もうすぐ着くから」の旨、電話が来るはずだったのです。不精者の僕は、その電話が目覚まし代わりと考え、スヤスヤ眠り込んでしまいました。
 結果 ド遅刻! 古田くん、ごめんなさい。

 起きた時には午前7時でした。ビックリしましたよ~。福田夫妻の身に何かあったんじゃないかと思いました。だが寝坊でした。まさかこちらも夫婦で寝過ごすとは思ってもいませんでした。結局、古田くんは市原SAで3時間(だっけ?5時間だっけか?)も待たされるハメになったのでした。ホントにゴメンね。

 まぁ、そんな訳で三島湖へ着いたのは午後2時くらいでした。ボート乗り場近くの国民宿舎で山菜ウドンを食し、雨の中カヌーを出したのは、もう午後3時をまわっているような時間でした。
 もっとも三島湖は世間的にはへらぶなの湖ですから、へらぶなのボートが帰る午後3時以降でないと釣りにならない、というのが最近のスチャラカ三人男の感想です。夕マズメをやるくらいでちょうど良かろうとカヌーを出します。

 ここで福田くんは今回、チャレンジに出ていました。それはカヤックでバスを釣ることです。 ん~。彼のチャレンジング・スピリッツに乾杯です。傍目で見ている分には結構快適そうでした。小場所を攻めるには悪くないです。これから世間で流行りそう…ってことは無いかな。だってやっぱり操船タイヘンそうだもん。(時は流れて2007年、いろんな人がカヤックで釣りを提唱し始めました。何が流行るか分からないですね~。)

 釣果の方は福田くんと僕にはまさに天罰が下されたってとこでしょうか。マルボーズ。見事に散りましたね。古田くんには3・4発のバイトがあり、もう帰ろうかっていうオーラスで一本出ました!が、キャッチ間際に逸走。あんまり大きくなかったし、まぁまぁという感じであがりました。

スチャラカ.2 富津新港でも散る!

 カヌーをあげて、三島湖のダムサイト脇でちょっとやってみました。過去には威勢のいいのがドパーン!と出た事もある場所なんですが、ウンともスンともいいませんでした。結局引き払い、釣り道具屋に行って、食事に行きました。ここで作戦タイムです。議論の結果、富津新港でシーバスをやることになりました。

 実は今回シーバスやるなんて全然聞いてなかったんです。そんなことなら道具持ってきたのに。福田くんは先日、港南大橋下でポッパーで連続バイト!を体験して、シーバス熱が最近急上昇中であります。その時僕はミノーで1バイトだけ、と一抹の不条理を感じておったのですが。

立入禁止地域でヒット!
これからシーバスにアツくなった福田くん

 だからといって、ねぇ。一言くらい言ってくれてもいいんじゃない?という感じなのですが…。こちらの釣果もマルボーズ。港内では小さなメバルがいたようですが、またしても綺麗に散りました。まさしく散々。潮がソコリになる午前0時ごろ就寝しました。

スチャラカ.3 豊英湖でもやっぱり散った!

 朝、もうすっかり日が昇った頃に起床して、富津新港から出発しました。何処へ行こうか?と一堂で悩んだ挙げ句、郡(こおり)ダムに向かいます。僕が聞いていた情報ではのっぺりとしたダムで一応釣り禁止。土曜日曜は監視がうるさくないので実際には釣りをしている。平均サイズは小さくて20cmだが 過去に50cmUPが出ている。とのことでした。 もうノー天気スチャラカ三人男はヒートアップしちゃいましたね。50cmUPで。

 で行ったはいいものの、着いてみると先行者が結構いるんですよ。車なんか20台くらい停まってるんですコレが。こりゃぁ、結構有名ポイントになっちゃってるなぁと沖をみると、フロートチューブにアルミボートが浮いています…。竿も出さずに次に行きました。

 次に転進したのが戸面原ダムでした。ここもへらぶなの湖でカヌーをおろせるところがありません。久しぶりにオカッパリをやりましたが、アタリもありませんでした。

 次に転進したのが地図を見てアタリを付けた野池です。ところがこれは道が見つけられず、釣り以前の問題でした。そんでもって、なんとかダム(名前忘れた)へ。僕はロクに釣りしてないもんだから、結構気合入ってたんですが、古田くんと福田くんはもうダレダレムード。完全に日和ってました。
 僕はバックウォーターからラパラF-9を投げまくりシャクリまくりのトゥイッチャーになったのですが、へらぶなの子供が一匹釣れただけでした。このへらぶなは10cmくらいしかないのに、しっかり口にハリ掛かってました。OH!不思議!
 他にも小さなエビが泳いでいたり、古田くんはザリガニを捕まえたりしてました。このダム、僕は結構気に入りました。また来てちゃんとやってみたいなぁ>誰か一緒に行きません?

 その後、昼食をとりながら作戦会議です。議題は何処へ行くか?ですが、話題はアチラコチラに行ってました。結局、豊英湖に決定して急行します。カヌーをおろしたのは午後3時くらいだったでしょうか。

 福田くんは疲れて午睡です。カヌーに古田くんと僕で乗りこみました。早々に投げ始めたはいいのですが、なかなかバイトがありません。『うーん。活性低いのかなぁ』なんて言ってると、岸際の浅いところで水飛沫が上がります。どうやらバスが小魚を浅瀬に追いつめて食っている模様です。こういったチェイスは三島・豊英では頻繁に見れます。

 小型のベイトフィッシュが多いようで、春先はレッドペッパーマイクロでオイシイ思いをしたのですが、今はマイクロサイズの直立ペンシルなどありません。何故か僕はひたすらドリンカーを投げ続けます。
 するとドリンカーが木に引っかかり、竿をあおって外れて飛んできたのを見ると、 テイル側のフックがありません!ヒートンから抜けちゃった…。もはやドリンカーの時代では無かったのですね。

 結局その後はお手製のルアーを投げました。ベイトフィッシュを追いかけているので、長細いアルミ張りのミノーライクなペンシルです。これにはベイトリールのパーマを解いている時に一回バイトがありました。慌てて巻いたんですが遅かったです。
 どうも小魚として見てくれないようですので、ファットボディのお手製ペンシルにチェンジすると、これにも1回バイトがありましたが、約2秒でバレてしまいました。

 その頃あたりはもう夕マズメで辺りは暗くなってきました。アクションを付けてもよく解らないので、音の出るモノを、ということで、お手製ダーター(ポッパーの下あごが突き出てるタイプ)を選びます。これにもやっぱり1回出たのですが、やっぱり2秒でバレました。く~、悲しい。
 結局1匹も釣れませんでした。お手製のルアーに魚が襲い掛かってくれたから良しとするかという寂しい結果でした。

 ところで同船の古田くんは36cmと37cmの2本をあげ、その他2バイト。うーん。流石ですな。

お見事!1本め
面目躍如の古田くん

さらにもう1本

 2本とって終盤は彼が操船に徹してくれたから、おかげで僕は3バイトあったって感じでしょうか。感謝感謝でございます。

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