マグロを目指して、初の本格ジギング、初の遠征
1999年6月1日~3日まで、沖縄の久米島にマグロを釣ってきました。飛行機乗って釣りに行くなんて、夢のようなシアワセな遠征でした。
同行は、大学の先輩にゃん次さん、にゃん次さんのお知り合いでS1さん、Mさん、S2さん、Hさんでの計6人です。
6月1日より羽田~久米島直行便が飛ぶようになり、その第1便に乗って行ったのですが、これが朝6:30発なので、早起きが辛かったです。浦和の自宅を出たのは4時頃だったんじゃないでしょうか。
久米島空港で直行一番機の出迎えセレモニーを受けた後、今回お世話になるくに丸の船長が軽トラで迎えに来てくれました。
今回の宿泊はサンリーフリゾートでした。船長に送ってもらって早速兼城港へ着いたのがお昼前。遠征釣りには珍しいほど早く便利がいいです。これが久米島の魅力の一つでしょうか。
この日は昼頃に出港し、午後だけの釣りになってしまいますが、1時間半かけてパヤオ(浮き魚礁)まで船は走ります。パヤオに着くと早速釣り開始となります。
まずは船長に質問のコーナー。
びぃ 「何グラムぐらいのジグが良いんですかね?」
船長 「潮に流されなきゃいいよ」
びぃ 「何色のジグが良いんですかね?」
船長 「何色でも食うよ」
う~ん、さすが南国。あれこれこだわっても仕方がないようです。
とりあえずヒラジグラ80g(黒メタ)で様子を見ることにします。とりあえず結んで…と、その時、同行S氏の竿がもう曲がっています。「すっごい引くよ。面白い!」と言いながら、寄せてきたのは5kgぐらいのメバチマグロ。船中初ヒットです。
負けじと僕もジグを落としてジャークを開始します。するといきなりガツン!と来ました。
ヒットするやいなや、ドラグを鳴らしてドンドン走っていきます。竿を溜めて引きを堪えていると、ファーストランが止まったところでようやくリーリングできるようになります。
延々ファイトして船まで寄せて来て、魚体が見えてきたところ「お、見えて来た」って言ってから、また走り出します。疲れないんですね、ヤツら(^^;)。
その後、ツルジグ・バーチカル2、ブランカ、メタリック・サーディン、ジャックナイフ、スキルジグ、ハオリジグ、もう何でどうやっても釣れるというような爆釣タイム。3~10kgぐらいは際限なく釣れましたね。リールのライントラブルを直している間、すなわち水面下3mでジグが止まっている状態でもヒットしました。
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お~。マグロのパワーはスゴいぜぇ~。
ただしこんなに釣れ盛っているのにやって来るんです、ヤツが。そう船酔いが。
特にジギングは下向いてやるもんですから、寝不足とダブルパンチでもうアウト。海なんかベタ凪で普段なら絶対に酔わないような揺れなんですが。やっぱり長旅がたたったのでしょうか。
結局初日は大きいのも出なかったんですが、久米島の底力を見せ付けられて、すっかり満足しました。陸に上がってからも興奮覚めやらぬ、といった感じで寝るまで同行6人、釣り談義ばっかしてました。
その2へ続く
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